もっと知りたい美山町のこと「京都美山 もてなしの心」

第一回 枕川楼(ちんせんろう)

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そんな自然豊かな美山町の幸を、
枕川楼さんで楽しめるとうかがいましたが

そうですね、わたくしどもでは地元の食材にとことんこだわってまして、ここ美山の幸をふんだんに盛り込んだ季節のお料理をお客様にお楽しみいただけるように考えております。


取材時にちょうど良い猪が入ったということで、ぼたん鍋の準備が行われていました

枕川楼自慢の宝楽焼は、美山町田歌産の松茸をはじめとする秋の味覚に加え、夏の良い時期に採った鮎をしっかり処理をして保存し、塩焼きとして添えることで美山の季節感を味わえることのできる贅沢な一品。

その中でのおすすめは?

やはり美山町といえば、なんといっても鮎ですね。
そして秋からの猪や鹿肉などのジビエ、松茸、山菜などもまた格別です。

地元産にこだわる理由はなんでしょう?


調理場では、三代目長野豊さんがお客様のために腕をふるう。

なんといっても新鮮なこと。そして安心、安全に召し上がっていただけるということです。当然、その季節にないものはお出しすることができません。例えば鮎は解禁にならなければ絶対にお出ししないなどのこだわりも持っています。
それらはすべて、遠方からはるばる美山町にやってきていただいたお客様に、「ここに来て良かった」と感じていただくためです。

その他にこだわられているところはありますか?

実は美山町の中での産地などにも気を配っています。
例えば、鮎ですね。美山町では鮎が有名ですが、わたくしどもでは特に上流のものを仕入れています。毎年その鮎を食べるのを楽しみにされている常連さんも多くいらっしゃいます。
野菜も近所の農家の方々にお世話になり、旬の新鮮なものを仕入れています。
「そのときに、ここでしか食べられないもの」をお出しすることが、わたくしどものもてなしの心と考えています。