鶴ヶ岡地区

鶴ヶ岡地区は、美山町を南北に走る、かつて西の鯖街道とよばれた街道が中央に走る、美山町北部の場所です。街道沿いには、かつて日本海側と京都市内をむすぶ陸路の中継地点としての賑わいを偲ばせる史跡や行事などが今も残されています。

中風寺(成願寺)
日本で唯一の中風除けの祈願を宣布する中風寺と呼ばれる真言宗成願寺は、この地方の寺院としてはめずらしく、平地に伽藍を構える寺院です。本寺の歴史は古く、平等寺という大寺があり、成願寺と南方山麓にあった薬師堂は塔頭のひとつだったと言われています。
現在の山門、本堂、弥勒堂は元禄4年(1691年)に、薬師堂は延宝5年(1677年)にそれぞれ再建されています。

鶴ヶ岡諏訪神社
応安二年(1369)に信州諏訪明神を勧請し、現在の地域に社殿を創立して建御名方命を祀ったといわれ、本社は狼を神使とし、猪鹿退治の守護神として崇敬されています。この神社で行われる例祭は、通常は例祭のみの祭りですが、15年に一度の中祭と、30年に一度の大祭には、「棚野の千両祭」と呼ばれる奉納芸が行われます。

コメントは受け付けていません。