
近畿大学は2025年に創立100周年を迎えます。現在は関西最大級の私立大学として、多くの学生がそれぞれの目標に向かって励んでいます。
近畿大学の留学制度の特徴は、プログラムの豊富さにあります。特に注目したいのが全員留学必須である国際学部の留学プログラムです。
1年次後期から長期留学に参加できることもあり、受験生から高い関心を集めています。
今回は、そんな国際学部の留学プログラムはもちろん、全学部対象の交換留学や派遣留学、短期語学研修など、さまざまな留学制度について、近畿大学グローバルエデュケーションセンター長の大村先生にお話しを伺いました。
海外留学のお話しに加え、学内で行われている語学プログラムについても詳しくご紹介いただきましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 現在の海外協定校は279校!近畿大学の海外留学制度の歩み
- 近畿大学の国際学部は留学必須!1年次後期から全員留学できる
- 全学部の学生が挑戦できるグローバルエデュケーションセンターの留学制度
- 留学参加者は年間740人超!最近はディズニーランドのインターンシップが人気
- 交換・派遣留学は奨励金で留学費用の一部をサポート
- グローバルエデュケーションセンターや英語村でいつでも留学相談できる
- 英語村とランゲージハブを活用すれば学内で語学力向上を目指せる
- 近畿大学の今後「国際交流の活性化を目指す」
- 近畿大学の最新の留学情報は公式サイトから!
- 近畿大学から受験生へメッセージ
- 学びに積極的な学生を全力で後押ししてくれる近畿大学の取材後記
現在の海外協定校は279校!近畿大学の海外留学制度の歩み
── 近畿大学での、グローバル教育の取り組みについて教えてください。
近畿大学は、同規模の他の大学に比べてグローバル化が遅れていると言われてきました。
私が2010年にグローバルエデュケーションセンターのポジションを引き継いだときは、海外の交換留学先が2、3大学しかない状況でした。
そのため、「とにかく海外の大学との提携を進めなければならない」ということで、積極的に協定校を増やし、近大生の派遣や留学生の受け入れを推し進めました。
現在は54の国と地域、279の大学や機関と提携しており、ようやく充実してきたと感じています。
ただし、単に海外の大学と提携しているだけでは本当の意味でのグローバル化は進みません。そのため、実質的な学生の派遣や留学生の受け入れが積極的に進むよう、グローバルエデュケーションセンターや各学部で取り組んでいます。
── 現在の協定校の数から考えると、15年前まで2、3校しかなかったのが信じられません!どのようにして提携校を増やされたのですか?
本学から直接海外の大学に働きかけることもありましたし、本学の先生方が海外の大学の研究者の方と共同研究をされているつながりもありますので、先生方にお願いして、協定を結べる大学があれば紹介していただく形で、徐々に増やしていきました。
特に2014年から2015年頃は大々的に進めていましたね。その結果、現在は他大学にも劣らない数の大学や機関と提携しています。
近畿大学の国際学部は留学必須!1年次後期から全員留学できる
── 近畿大学の留学制度の特徴や魅力を教えてください。
本学の留学制度の特徴は、国際学部の学生は必ず全員留学できることです。
国際学部は1年生の後期と2年生の前期に、全員留学が必須となっています。
グローバル専攻の学生は、海外の大学の2セメスター分の留学となるので、遅くとも夏休みに入る前、5月中には帰国します。したがって、留学期間は実質8~9か月です。
一方、中国語や韓国語を学ぶ東アジア専攻の学生は、9月に出発して8月に帰国しますので、1年間の留学プログラムとなります。
基本的には語学留学という形になるのですが、グローバル専攻の学生は、語学のレベルが高い学生に限り、1年生の後期で語学学校のプログラムを終えて、1月からは現地の大学の学部に入り、専門科目を履修することができます。
現状、専門科目を履修できる学生は全体の2割程度です。
── 留学先の大学や、専門科目の履修の可否はどのようにして決まりますか?
留学先の大学については、学生の希望や語学レベル等を総合して決めさせていただいています。
英語圏の留学先はアメリカが11校、カナダが2校、オーストラリアが2校の計15校で、希望する順にランク付けして、学生に提出してもらいます。
フロリダ州やカリフォルニア州といった人気のエリアにある大学に希望が集中しがちなので、どうしても一番行きたい大学に行けない人も出てきてしまうのですが、国についてはできる限り希望通りのところに行けるよう調整しています。
語学レベルについては、入学時に全員プレスメントテストを受験していただき、その結果で実力を確認しています。
プレスメントテストの結果、上位の学生から順に希望が通りやすくなっていますが、特定の大学に同じレベルの学生だけを派遣することのないよう、バランスにも配慮しています。
ちなみに、留学先で専門科目を履修できるかどうかも、このプレスメントテストでほぼ決まります。
── 1年生の後期から留学するということで、やや早いのでは?と心配なのですが、半期の準備で海外留学に行ける秘訣は何でしょうか。
早期留学でもしっかり準備をして出発できるのでご安心ください。国際学部は1年生の前期に全員、「留学セミナー」という留学準備クラスの受講が必修となっています。
この授業は、毎週実施するホームルームのような授業となっており、授業の中で留学に向けた手続きを一緒に進めていきます。
例えば、留学の手続きに必要な書類を書いたり、銀行口座の残高証明やパスポートのコピーを提出してもらったりと、一つひとつ確実に準備をしていただくことができます。
── カリキュラムに留学準備のための時間が含まれているのですね。初めての留学でも安心です。
また語学については、グローバル専攻の場合アメリカのELSという現地の語学学校から先生にお越しいただき、1年生の前期に現地と同じ授業を実施しています。
入学時のプレスメントテストでレベル分けをされて、留学に行くまでの期間で集中的に語学力を上げていきます。
大体1か月でうまくいけばワンレベル上がるペースなので、留学先でもどのクラスから始まって、どのクラスまで進められるか、事前に把握できるのもメリットのひとつです。
入学してすぐに、学生が留学先の専門科目が履修可能かどうか判断できるのも、このELSの授業があるからです。
このように、国際学部は大学に入学してから早い段階で長期留学に行ける仕組みが整っていることから、近畿大学を選ぶ学生の方も多いです。
全学部の学生が挑戦できるグローバルエデュケーションセンターの留学制度
── 近畿大学には、所属する学部に関係なく挑戦できる留学プログラムもありますよね。
はい。国際学部以外にも学部ごとに用意された留学プログラムがあるのですが、グローバルエデュケーションセンターで実施している留学プログラムは学部に関係なく参加できます。
協定校へ留学する「交換留学」と「派遣留学」、そして協定校でない大学に留学する「認定留学」の3種類あり、いずれも単位認定の対象となっています。
これらの留学は1学期または2学期間留学する制度で、留学先では専門科目を履修することになります。そのため、語学力を含む応募条件がやや厳しめです。
条件を満たせなかった学生の中には、休学して自主的に長期留学をする学生もいます。このような学生のために、もう少し参加しやすい留学プログラムも用意したいと考えています。
長期留学は少しハードルが高いのですが、グローバルエデュケーションセンター主催の短期語学研修は、比較的参加していただきやすいです。
夏期長期休暇と春期長期休暇を利用した4週間の語学研修プログラムとなっており、英語圏、中国語圏、韓国語圏の語学学校に通いながら語学や異文化体験ができます。
各大学ごとに定員が20名と、比較的多くの学生が参加できるプログラムです。
留学参加者は年間740人超!最近はディズニーランドのインターンシップが人気
── 近畿大学の留学プログラムは年間どれくらいの学生さんが参加されていますか?
国際学部は全員留学が必須のため、毎年約500人が留学に参加します。それ以外の各学部のプログラムですと、年間80人くらいです。
短期の語学研修ですと、150名~160名ほどが参加しています。
── 多くの学生さんが留学プログラムに参加されているのですね。近大生に特に人気のプログラムはありますか?
国際学部の学生には、2024年度から導入したウォルト・ディズニー・ワールドでの留学プログラムが人気です。今年は11名の学生が合格しました。
このディズニープログラムでは、近畿大学の協定校であるアメリカ・カリフォルニア州リバーサイド校で授業を受けたあと、ウォルト・ディズニー・ワールドでのインターンシップに参加します。
近畿大学の派遣留学に準じて、留学期間中の近畿大学の学費が免除となりますが、プログラムの参加費用やその他実費は自己負担となります。
学内選考に合格した後は、自分で手続きを進める必要があるため、やや大変な面もありますが、世界最高峰のホスピタリティとサービススキルを学べるだけでなく、報酬も得られることから、学生たちも注目しているようです。
なにより、国際学部の学生は1年次後期と2年次前期ですでに留学を経験していますから、こういったインターンシッププログラムにも挑戦しやすいのだと思います。
── 国際学部の学生以外も参加できるインターンシッププログラムはありますか?
はい。海外インターンシッププログラムはキャリアセンターの方で対応しておりまして、大学協定型のインターンシップや、公募型インターンシップの相談が可能です。
また、国際学部以外にも各学部でインターンシッププログラムがあるので、各学部の学生センターにご相談ください。
海外インターンシップについてどこに相談したら良いか迷った場合は、グローバルエデュケーションセンターにご相談いただいても問題ございません。
相談内容に従って、最適な相談窓口にご案内します。
── 交換留学から海外インターンシップまで、近畿大学には本当に多様な留学プログラムがあるのですね。
短期留学がしたい学生には、グローバルエデュケーションセンターの短期語学研修プログラムがありますし、本格的に専門科目を勉強した学生には交換留学や派遣留学、各学部の留学プログラム、就業体験をしたい方はキャリアセンター主催の海外インターンシッププログラムもあります。
このように何段階にも選択肢が用意されている点は、近畿大学の留学プログラムの魅力と言えますね。
交換・派遣留学は奨励金で留学費用の一部をサポート
── 近畿大学は海外留学に利用できる奨学金の支給はされていますか?
国際学部のプログラムについては、奨学金はないのですが、毎年JASSOが実施している奨学金制度に申請をしています。
※ JASSOとは、独立行政法人日本学生支援機構の略称。高校・大学生が安心して学べるよう、主に奨学金や留学支援で学生の夢を経済的に支援する国の組織。
こちらの申請が通れば、学生に奨学金が支給されます。
また、留学期間中は近畿大学の授業料は一切徴収しておらず、留学先の授業料のみの支払いとなるので、授業料を2重で払う必要はありません。
なお、交換留学制度の場合のみ、近畿大学の授業料をお支払いいただき、留学先の授業料は払わなくても良いというかたちにしています。海外の大学の方が授業料が高い傾向にあるので、学生の経済的負担は軽減されるかなと思います。
特待生で近畿大学の授業料が免除になっている学生は、交換留学先の授業料も不要なので、実質授業料を一切払うことなく留学ができるということです。
さらに、交換留学はワンセメスターにつき奨励金が出ますので、渡航費等に活用できます。
グローバルエデュケーションセンターや英語村でいつでも留学相談できる
── 近畿大学の在学生が留学について相談できたり、情報収集ができたりする場所はありますか?
グローバルエデュケーションセンターと、グローバルエデュケーションセンターの管轄下にある「英語村E³[e-cube]」という施設で随時留学相談を受け付けています。
毎日必ず担当者がおりますので、留学したい学生はまずそちらにご相談いただければと思います。
── 学生さんは主にどのような相談をされますか?
そうですね。まず、どのようにして行き先を選べば良いのかがわからないという悩みをよく聞きます。
近畿大学が提携している大学は非常に多いですし、各大学のホームページを見に行くと、当然現地の言葉で書かれてあるので、科目までなかなかたどり着けない学生が多いようです。
ただ、最近の学生は翻訳アプリを上手に使って、現地の大学の情報を得ている人もいます。
その他にも、単位認定に関する相談もあるのですが、こちらは各学部が担当しています。そのため、学生自身が行きたい大学で取れる単位が、本学の単位として認定されるかどうかは、各学部で相談するように案内しています。
また、申請手続きがスムーズに進まないといった相談も受けます。
ビザ関連は申請方法や規則が急に変わって、今までの書類だと通らないことも時々あるので、そういうときはグローバルエデュケーションセンターでも一緒に調べて、学生をサポートしています。
── 留学中のサポート体制についても教えてください。
留学プログラムに参加する学生は全員、同じ海外旅行保険への加入を義務付けています。
こちらの保険には24時間ヘルプデスクのサポートが付随していますので、無料電話やLINEでの相談が可能です。
近大専用窓口を作ってもらっていますので、いつでも日本語で相談できます。例えば、キャッシュレスで診療できる現地の病院を教えてくださいといった緊急の連絡にも対応してくれます。
保険の加入方法は留学説明会のときに担当者の方が説明してくれて、手続きはすべて学内で完結するため、申請で困ることはありません。
英語村とランゲージハブを活用すれば学内で語学力向上を目指せる
── 近畿大学のキャンパス内で語学力やグローバルな視野を育てられるような仕組みはありますか?
先ほど、留学の相談窓口のひとつとしてご紹介した「英語村E³[e-cube]」が代表的な取り組みかなと思います。
「英語村E³[e-cube]」は遊びながら英語を楽しく学ぶことを目的として作られた施設で、2006年11月にオープンしました。
木造総ガラス張りの建物で、中に入るとそこは異文化空間が広がっています。日替わりで、常に10人ほどネイティブスピーカーの方がいまして、毎日アクティビティが行われています。
毎月アクティビティカレンダーを出していますので、事前にアクティビティの内容を知ることができ、自由に参加できます。
※ 一部予約が必要なアクティビティもあります。
近大の学生なら、空き時間を使って英語の練習をしにふらっと立ち寄ることも可能です。
「英語村があるから、近大に行きたいです」と言ってくれる学生さんもいますよ。
── 英語村がオープンした当時、大変話題になったことを覚えています。一度、実際に見てみたいと思っていました。
9月と2月に一般公開していますので、この期間中でしたら高校生以上の方は英語村を体験していただけます。
また、定期的に一般市民向け特別プログラムを行ったりしています。
例えば、アメリカスタイルのクリスマスディナーを体験するイベントも毎年開催されています。七面鳥を並べたりして、本格的なディナータイムを楽しんでいただきます。
それ以外にも、ゲストトークを開催したりもしています。
今までで一番人が集まったイベントは、ビリーズブートキャンプのビリーブランクス氏が来たときですね。「ビリーズブートキャンプ in 近畿大学英語村」と銘打って、一緒にエクササイズをしたり、英語で会話をしたりしました。
このように、さまざまなイベントを通して、英語に触れられる機会を設けていますね。
── 本格的に語学を学びたい学生向けにも、何かサポートをされていますか?
はい。近大には「ランゲージハブ」という施設があります。「ランゲージハブ」は、学校の授業とは別で、外国語の課外講座を受講できます。
ほとんどの科目は単位にならないのですが、授業の空き時間を活用して語学力を磨くことができます。
言語は英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語、ロシア語の7言語で、TOEICやIELTSといった英語試験の対策講座もあります。
英会話をさらに上達させたい学生はもちろん、普段大学の授業では学べない言語に挑戦してみたい学生も大歓迎です。
学部や学年を問わず、近大生なら誰でも無料で受講できるため、学生の皆さんにはどんどん活用していただきたいですね。
── 語学のレッスンが学内で、しかも無料で受講できるのは近大生の特権ですね。
ちなみに、「ランゲージハブ」の外国語課外講座を受講した学生は、近大を訪れる留学生のためのサポートプログラム「Language Partner Program」に参加できます。
留学生が快適に近大での生活を送れるようサポートするのが主な活動で、言語交換を通じて留学生と交流ができます。
近大に来ている留学生はオランダ、フランス、ドイツあたりが非常に多いです。留学生はワンセメスター在籍するので、例えば市役所での登録など生活基盤を整える細かい手続きのサポートが必要となります。
そこで、パートナーになってくれる学生を募集して、留学生をサポートしてもらっているのです。
パートナーになると、留学生と一緒に課外学習に出かけることもできますよ。今週は松阪方面への日帰りバス旅行を予定しています。
── 同世代の留学生と交流することで、ますます異文化への関心、理解が高まりそうです。
近畿大学の今後「国際交流の活性化を目指す」
── 今後、グローバル教育において特に力を入れていきたいことは何ですか?
学生の送り出しも受け入れも、もっと活性化して、人数を増やしたいと考えております。
現在、近畿大学で学生数3万5~6千人いる中で、交換留学生含めて留学生は1%ぐらいです。
近隣の大学で同規模のところは、5%以上の留学生がいる大学もあるので、なるべく増やしていきたいですね。
特に、送り出す学生の数を増やしたいと考えています。というのも、近大に来ている留学生と、近大から送り出す学生の割合で言うと、送り出す学生の方がすごく少ないのです。
学生が留学したいと感じる国や地域は昔と比べて変化してきていると思うので、全学生対象に留学関係のアンケートを実施し、ニーズを調査しながら、不足している部分を補う形でより活発化させていけたらなと思います。
また、費用面のサポートももっと充実させたいと考えています。
すでに留学関係のアンケートは毎年実施しているのですが、その中で「どうして留学に参加しないのですか?」という質問があります。
そして、回答の中で最も多いのが、「語学」と「費用」です。
語学に関しては、すでにご紹介した通り英語村やランゲージハブといったプログラムがありますので、これをもっと活用していただくように促すことが大切だと思います。
また、費用についてはもっと外部の奨学金制度をリサーチし、学生に紹介できるようにしたいと考えております。
近畿大学の最新の留学情報は公式サイトから!
── 受験生が近畿大学の留学制度について知りたいときは、何を参考にするのが良いでしょうか。
「近畿大学 国際交流」と検索すれば、すぐにグローバルエデュケーションセンターのホームページが見つかりますので、留学に関する情報はこちらからご覧いただけます。
現在のところ、ホームページが最新の情報にいち早くアップデートされています。
海外留学のパンフレットも年に1回発行していますが、発行後に応募要件が変わることもよくあるので、最新の情報を知りたい方にはホームページの確認をおすすめします。
「英語村E3[e-cube]」や「ランゲージハブ」の情報も、近畿大学のホームページから最新情報をご覧いただけます。
また、オープンキャンパスでも各学部のブースや、グローバルエデュケーションセンターのブースで留学の相談も可能です。
近畿大学から受験生へメッセージ
── 最後に、近畿大学の受験を検討されている方や、留学を検討されている方にメッセージをお願いします!
近畿大学国際学部は、必ず全員留学が確約されていますし、国際学部以外の多くの学部でも独自の留学プログラムを用意しています。
それ以外にもグローバルエデュケーションセンターや、キャリアセンターを通して、様々な留学のチャンスが提供されています。
どのプログラムでも構いませんので、ぜひ積極的に参加してみてください。
まず1回海外に出て、多様な価値観や文化の違いを体験し、次の新たな1歩に備えていただきたいと思います。
── 本日はありがとうございました!
近畿大学の基本情報
大学名 | 近畿大学 |
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学部 | 看護学部(2026年4月開設)、法学部、経済学部、経営学部、理工学部、建築学部、薬学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、情報学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部 |
所在地(住所) | 近畿大学(東大阪キャンパス) 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 |
留学プログラム | 交換・派遣・認定留学制度、短期語学研修(夏期・春期) 国際学部の留学プログラム その他各学部ごとの留学プログラム |
大学公式HP | https://www.kindai.ac.jp/ |
SNS | ・近畿大学公式 Instagram ・近畿大学公式 X |
※ 取材時の情報を掲載しています。
学びに積極的な学生を全力で後押ししてくれる近畿大学の取材後記
近畿大学の取材をさせていただくにあたって、公式ホームページを拝見したのですが、まず協定校の多さにとても驚きました。
そしてインタビューで、十数年前までは2、3校しかなかったというお話しを聞いて、さらに驚きました。ここまで数が増やせたのは、近畿大学の国際交流を推し進められた関係者の方々の努力の賜物だと思います。
「近畿大学の交換留学・派遣留学は応募条件がなかなか厳しいんですよ」と正直にお話ししていただきましたが、その難しい条件をクリアして交換留学に参加できたら、学生さんにとっても大きな自信につながるのではないでしょうか。
近畿大学は学内で語学力を高められるプログラムが豊富にありますから、入学前にしっかりとチェックしておいて、入学後は存分に活用しましょう。
「絶対に留学したい!」「できるだけ早く留学を経験しておきたい!」という方には近畿大学の国際学部が非常におすすめです。国際学部のホームページでは先輩たちのリアルな留学レポートが見られるので、ぜひご覧ください。
取材日:2025年10月7日
取材/文:富澤 利恵
写真提供:近畿大学