
1993年の創立以来32年間、東京成徳大学は美しいキャンパスと通いやすい立地が魅力で、快適な学びの場を提供してきました。
幼稚園から大学まで、東京成徳学園全体を通して「徳を成す人間の育成」という建学精神のもと、長い間グローバル人材の育成に力を入れてきました。
こうした背景から、東京成徳大学では留学制度が非常に充実しています。
国際学部の学生はもちろん、東京成徳大学のすべての学生が留学に挑戦できる制度が整っているのです。
「語学力に自信がない」「初めての海外留学は不安」という学生の方でも安心して留学に挑戦できますよ。
今回は国際学部学部長・教授であり、グローバル教育センター長でもある芳賀先生に、東京成徳大学の留学制度についてお話を伺いました。
目次
- 学園創立100周年!「成徳」の精神を持つグローバル人材の育成を目指す
- 国際学部では2年次の留学に向けた留学サポートが充実
- 子ども学部では海外の保育事情が学べる研修旅行を実施
- 誰でも挑戦できるグローバル教育センターの留学プログラム
- 学費免除や留学支援金制度で金銭的負担を軽減
- 学内に語学スクール!?英語と韓国語の語学レッスンが無料で受けられる
- 学内の国際交流は学内留学プログラムや学生団体SICへの参加がおすすめ
- 東京成徳大学の今後「国際交流に留まらず、世界情勢に対する考察力を養いたい」
- 留学情報は公式WebサイトかSNS、オープンキャンパスで手に入れよう
- 東京成徳大学から受験生へのメッセージ
- 英語圏や韓国への留学を目指す人におすすめ!東京成徳大学の取材後記
学園創立100周年!「成徳」の精神を持つグローバル人材の育成を目指す
── 東京成徳大学が掲げるグローバル教育の方針を教えてください。
東京成徳学園は、大学、大学院から、短期大学、高等学校、中学校、幼稚園まで、同じ教育方針で運営しております。そして、2026年には学園創立100周年を迎えます。
2015年には創立100年に向けたビジョンとして「東京成徳ビジョン100」を策定し、そのビジョンの中で「成徳の精神を持つグローバル人材の育成」を学園全体の方針として掲げております。
東京成徳大学もこの「成徳の精神を持つグローバル人材の育成」の方針に従って、グローバル人材の育成に努めて参りました。
例えば、国際学部が創設されたことも、この取り組みの一環です。以前は人文学部がありましたが、同学部の組織改編という形で2019年4月に現在の国際学部が開設されました。
さらに2020年の4月には「グローバル教育センター」を設置して、大学院・大学・短大の学生の語学研修・留学サポートや海外から来た留学生のサポートを強化しています。
── ちなみに「成徳の精神」とは、具体的にどういったものでしょうか。
学園の創立者である菅澤重雄先生は、「教育の要は徳育である」とし、「実務に役立ち、勤労の尊さを知る教育」をとても重要だと考えました。
そして「徳を成す人間の育成」を建学の精神として定めました。学園名が「成徳」となっているのは、こういったところが由来となっています。
国際学部では2年次の留学に向けた留学サポートが充実
── 東京成徳大学の留学制度について伺いたいです。まずは海外留学必須となっている国際学部の留学制度について教えてください。
国際学部は、4年間のカリキュラムの一環として海外留学を必須にしています。留学がカリキュラムに含まれていることから、留学のために休学をする必要がなく、4年で卒業できる点がメリットです。
本年度までは1年生の後期から2年生の前期までの1年間、英語圏または韓国のいずれかの国の大学に語学留学することにしていました。
しかしながら、2026年度からは、1年目の前期・後期を通じてしっかりと留学準備を行い、2年生の前期から留学を開始することに変更することにしました。
また、留学期間についても2年前期の半年間を必須とし、学生からの希望があれば最長1年間の留学ができるようにしました。
つまり、国際学部の学生は2年次の前期のみ留学するか、前期・後期の約1年間留学するかを選択できるということです。
英語圏留学についてはアメリカ、オーストラリア、カナダの3カ国にある複数のカレッジや大学の中から留学先を選ぶことができます。韓国留学についてもソウル市内3つの大学から留学先を選ぶことができます。
── 留学先は学生が自由に選べるのですか?
これまでは1年次後期から留学が開始されましたので、4月に入学後すぐに、留学先の要望調査を実施していました。基本的には学生が希望する留学先に行けるようにするのですが、100%そうとも限りません。
例えば、まだ語学力が十分でない学生には、留学の全期間中ランゲージセンターで語学を学ぶことができる留学先を勧めていました。
一方、既に語学力がある程度のレベルに達している学生は、留学期間中に学部の授業に参加できるプログラムが良いので、それができる大学を勧めることもありました。
── 留学に向けて、国際学部ではなにか特別な取り組みをされていますか?
国際学部では1年生のカリキュラムの中に「留学前ゼミナール」という必須科目があります。
留学をするとなると、留学先の決定や願書の作成、入学許可書を取った後はビザの申請など、さまざまな手続きが必要です。多くの書類を作成しなければなりません。
ですから、留学前ゼミナールの半分ほどの時間を使って、これらの書類作成をサポートしています。
そして残りの時間は、留学準備のための教育プログラムを行っています。
海外に出発する前には「渡航前オリエンテーション」を行い、学生と保護者の方々に集まっていただき、渡航前の最終確認をしています。
留学保険のことや緊急連絡網のこと、あるいは現地での学習・生活や到着後の手続きについて、重要な事項を再確認しています。
やるべきことが本当にたくさんあって、少々慌ただしいのですが、これらの準備に必要な時間もしっかりカリキュラムに含まれているので、安心して留学に挑戦していただけます。
また「留学前ゼミナール」以外にも、留学先で必要となる語学の必須科目もかなり充実しています。
── 留学後のキャリアや夢実現に向けたサポートについても気になります!
国際学部では、留学体験をキャリアに結びつけていくことが最も重要と考えておりまして、学部のカリキュラムの中にはキャリア関係の授業がたくさんあります。
また、留学体験の効果を測定するためにアンケートを実施して、留学前後でどのような能力が伸びたのかを確認しています。その結果を学生にも共有して、学生自身の強みをしっかりと認識してもらうようにしています。
そして学生が考えている希望の就職先と、彼ら自身の強みをどういう風に結びつけていくか、あるいは夢を実現するための課題の発見等を、キャリアの専門の先生に指導していただいています。
実績としては、語学力を活かしてJALやANAのグランドスタッフやエア・ドゥのCAとして就職し、自分の目標を実現した卒業生もいます。
それから、韓国語専攻の学生はサムスン電子ジャパンなど韓国系の大手企業の社員に採用され、夢を実現したという学生もいますよ。
子ども学部では海外の保育事情が学べる研修旅行を実施
── 子ども学部でも海外研修旅行を実施されていると伺いました。
国際学部の留学と異なり、こちらは自由参加となりますが、3年次に海外の保育現場を視察できる研修旅行を実施しています。
2024年度はスウェーデン・フィンランドへ6泊8日の研修に行きました。
保育園、幼稚園、小学校だけでなく地域の子育て支援施設なども訪問し、現地の教育現場を直接見ることができました。
ちなみにこの海外研修は授業科目と連動しているため、研修旅行に参加することで単位の習得ができるようになっています。
海外の保育現場を直接見ることができる大変貴重な機会なので、学生の皆さんにはぜひ積極的に参加してほしいと考えています。
誰でも挑戦できるグローバル教育センターの留学プログラム
── 学部で行われている留学の他に、学生の皆さんが挑戦できる留学制度について教えてください。
東京成徳大学ではグローバル教育センターを通じて、大学院、大学の全学部、そして短期大学の学生も含めてすべての学生が参加できる留学プログラムを提供しています。
もともと東京成徳大学には、「国際交流委員会」というものがありました。国際学部の前身でもある人文学部に「国際言語文化学科」という学科がありまして、主にこの学科の学生の留学サポートを行っていました。
外国から来た先生方や外国語系の先生方が、自発的に委員会で学生の留学をサポートしていたのですが、活動規模が非常に限定的だったことから、大学院、大学の全学部、そして短期大学の学生も含めてすべての学生の留学を全面的にサポートしていくためにグローバル教育センターを新たに設立しました。
同センターは、全学生を対象とした語学教育、交流事業と留学サポートを行っています。
── グローバル教育センターで提供している留学プログラムは、具体的にどういったものがありますか?
グローバル教育センターで用意している留学プログラムは主に4つあります。
まずは交換留学プログラムです。東京成徳大学の協定校へ半年の留学ができます。現在は台湾と韓国への留学が可能です。
交換留学は留学先の授業料が免除になるため、金銭的な負担が軽いのが魅力です。
次に紹介するのは半期留学プログラムです。こちらは東京成徳大学での半期(すなわち、前期あるいは後期)を海外で語学留学できる制度となっています。
留学先はアメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・グアム・ハワイ・台湾・韓国です。留学期間は在学期間として扱われるため、休学することなく参加できます。
さらに、アメリカもしくは韓国へのインターンシップ付き半期留学プログラムもあります。
こちらは語学プログラムの最後の3週間ほど現地で職場体験ができるプログラムです。勤務先もすべて留学先が用意してくれます。
報酬は発生しませんが、難しい業務を任されることもないので、気軽に参加していただけますよ。
こういった半年の留学の他に、春休みや夏休みに行く、1週間から3週間の海外短期研修プログラムもあります。
英語圏、韓国、台湾から行き先を選択できて、語学を学んだり文化に触れたりできるプログラムです。
海外短期研修プログラムは、さまざまな点で参加しやすいことから、学生には一番人気なんです。
── 国際学部の学生さんの中で、グローバル教育センターの留学プログラムでも留学する方はいますか?
もちろんいます。例えば1年間韓国に留学していた学生が、3年生の前期に英語圏に半期留学することもあります。
逆に英語圏で留学していた学生が、台湾に中国語の勉強に夏の短期研修で行くといったことも結構見られます。
特定の言語が好きというよりも、言葉を学ぶのが好きな学生が多いですね。
「留学は1回だけ」という決まりはないので、留学に意欲がある学生はぜひ相談してほしいと思います。
── もし留学について相談があれば、グローバル教育センターに相談するのが良さそうですね。
そうですね。6号館の1階にグローバルラウンジやグローバル教育センターのオフィスがありまして、そこに相談に行けば、いろいろな情報が収集できます。
グローバル教育センターのオフィスには常に事務局員が常駐しているので、なんでも相談してください。
相談だけでなく、実際に留学が決まったら事務局員が手続きのサポートや渡航前のオリエンテーション、安全対策の案内などもしてくれますよ。
学費免除や留学支援金制度で金銭的負担を軽減
── 東京成徳大学には、留学のための奨学金制度はありますか?
国際学部の学生は、「奨学金を支給する」という形ではなく、留学期間中の学納金を頂かないという形で金銭的負担を軽くしています。
大学に在籍しながら留学するとなると、一般的には日本の大学と留学先の両方の学費がかかってしまいます。
ですが東京成徳大学国際学部の留学については、年間100万円を超える本学への学費が一切かかりません。
── グローバル教育センターを通じた留学は、金銭的サポートはありますか?
グローバル教育センターを通じた留学の場合には、本学に学納金を納めて留学することになります。
交換留学の場合は、さきほど申し上げたとおり留学先の授業料は全額免除です。
半期留学の場合は、留学支援金が出ます。留学先が英語圏の場合、授業料の3分の2の金額が支給され、韓国の場合は授業料の半額を後ほど支給することになっています。
学内に語学スクール!?英語と韓国語の語学レッスンが無料で受けられる
── 留学に備えた語学学習などのサポートはありますか?
東京成徳大学では、無料で受けられる語学講座を開講しており、留学の有無に関わらず誰でも受講可能です。
講座は英語と韓国語の2言語で、グローバル教育センターにて年間を通じて開講しています。初級・中級・上級とレベル別にクラスを用意しているので、専攻外の言語も気軽に学んでいただけます。
英語は「English Lounge」と「English Salon」の2種類を開講しています。「English Lounge」は固定クラスで、学期の初めに受講登録をして、テキストも受け取って受講する講座です。
「English Salon」は昼休みの時間帯に開講していて、その日の朝に予約すれば誰でも気軽に参加できます。
── 個人で語学スクールに通おうと思ったら月額数万円かかることもあるのに、無料で受講できるなんてとても贅沢ですね!羨ましいです・・・。
学生の皆さんにも積極的に活用していただきたいので、毎年春の新学期に積極的に宣伝しているんですが、なかなか最初の一歩を踏み出すのが難しい人もいるようです。
学生にとって、新しいことを始めるのは一大決心なのかもしれませんね。
ですが、講座そのものはとても楽しいので、一度始めてしまえば長く続く学生が多いんです。
語学講座を無料で受講できる貴重な機会ですので、ぜひ活用してほしいです。
学内の国際交流は学内留学プログラムや学生団体SICへの参加がおすすめ
── 留学に行くことなく、東京成徳大学のキャンパス内でグローバル体験をする機会はありますか?
語学プログラムの延長線上にあるようなプログラムなんですが、1年に1回「学内留学プログラム」というものを行っています。
毎年3月の初旬に行う5日間の短期集中語学プログラムです。
この5日間は英語のみでコミュニケーションを取るのですが、都内に住んでいる海外からの留学生に、ティーチング・アシスタントとしてクラスに入ってもらいます。
グループディスカッションをするときは海外からの留学生にも入ってもらって、実践的に英語でディスカッションをしてもらっているんです。
毎年、合計で20名ぐらいの学生が参加しています。
学内留学プログラムを5日間最後まで受講すると、Certificate(修了証書)が授与され、本格的な留学体験ができると学生から好評です。
海外留学に行きたくても行けない学生がたくさんいますので、こういうプログラムに参加していただき、少しでも英語を話す機会を増やしたいなと思っています。
── とても素敵なプログラムですね。他にも留学生と交流する機会はありますか?
東京成徳大学でも海外からの留学生を受け入れているので、学内でも交流できる機会があります。
もし留学生と交流したい場合は、学生団体のSIC(Students of International Club)に参加することをおすすめします。
SICはグローバル教育センターの活動をサポートしたり、国際交流イベントの企画や運営を行ったりする学生団体で、グローバル教育センターができたときに立ち上げました。
活動内容を具体的に紹介しますと、例えば韓国からの交換留学生が来たときに、留学生が半年間快適に日本での大学生活が過ごせるように、SICの学生たちにオリエンテーションしてもらっています。
また、留学生を連れて都内見学に行ったりもしていますね。
それから、先日はアメリカからインターンシップの学生が10名来ていまして、東京成徳大学の学生との交流プログラムに参加してもらうことになったんです。
実は毎年交流の機会があって、最初はグローバル教育センターが主導となって交流プログラムを企画・運営していましたが、最近はSICの学生も50名ほどの規模になったので、彼らに任せています。
先日はアメリカの学生と運動会をやろうという企画が上がって、SICの学生が学内の学生に参加を呼びかけてくれました。
体育館の中で数時間一緒に遊ぶといった小規模なものでしたが、アメリカには運動会がないので、アメリカの学生にとっても日本の文化を体験する機会になりましたし、日本の学生にとってもアメリカの学生と英語で交流する良い機会となりました。
ちょっとしたことかもしれませんが、こういった交流プログラムに参加した学生には良い刺激になり、グローバル教育センターの語学クラスに通うきっかけになったりするんです。
国際学部の学生も、留学から帰ってくると英語を話す機会が格段に減ってしまうので、こういった機会に英語でコミュニケーションができるのを楽しみにしているようです。
── なるほど。そうすると、学内で留学生と交流したい人はSICに参加するのが良いですね。
そうですね。もともと、国際学部以外の学生にももっとSIC参加してほしいと思っていたのですが、今年は国際学部以外の学生がかなり多くなりました。
SICがだんだんと大学全体の取り組みになってきたと実感しています。
東京成徳大学の今後「国際交流に留まらず、世界情勢に対する考察力を養いたい」
── 今後、グローバル教育や留学制度において特に力を入れていきたいところはありますか。
ここ10年ほど、枕詞のように「グローバル」という言葉が使われていますよね。
基本的にはポジティブな意味合いで使われている言葉ですが、最近は世界的に「グローバル」の捉え方が変わってきているように感じます。
学生の皆さんにも、「世界とつながる」とか「皆で仲良くしよう」といった意味だけではなく、アンチグローバルな動きに対しても対応できる力を身につけてほしいです。
そのためにも、私たちが「グローバル」の持つ意味を明確化し、何を習得するべきかを学生の皆さんに伝えたいと考えています。
具体的には、語学力をつけることだけでなく、世界情勢の理解を促すことですね。そして、学生自身が世界の問題に対して自分の意見を持ち、きちんと伝えられる力を養うこと。
こういったところに力を入れていきたいです。
── 広い視野で世界を見る力、そして自分の考えを伝えられる力を持った人材の育成を目指しているんですね。
そうですね。国際学部の学生に対してはもちろん、グローバル教育センターに関わる学生にも、そういうところまで考える機会を与えたいと考えています。
単に「交流して楽しかった」では、大学生の学びとしては物足りないと思うんです。
彼らが社会に出たとき、さまざまな問題に直面すると思いますが、そういうときでも自分で考えて行動できる力をつけてあげたいですね。
留学情報は公式WebサイトかSNS、オープンキャンパスで手に入れよう
── 東京成徳大学の留学制度について詳しく知りたい受験生や中高生の皆さんは、どこで情報を得ることができますか?
一番詳しいのは、東京成徳大学の公式サイトですね。留学プログラムや海外短期研修プログラム、海外協定校一覧もご覧いただけます。
また大学の公式サイト以外にInstagramのアカウントもあり、「GEC海外留学現地レポート」を発信しています。
※ GECはグローバル教育センターのこと。
さらに、学部の紹介や学内で実施された国際交流イベントの様子なども発信しており、大学の雰囲気を感じていただけると思います。
留学制度についてご質問やご相談がある方は、ぜひオープンキャンパスにお越しください。直接ご説明いたします。
東京成徳大学から受験生へのメッセージ
── 最後に、東京成徳大学の受験を検討している方、留学に興味がある方にメッセージをお願いします。
東京成徳大学は他の総合大学に比べて小規模で、国際学部も非常に小規模ですが、その分教職員と学生との距離が近く、一人ひとりの学生に寄り添ったサポートが受けられると評判です。
例えば学生に悩み事があって、授業に来なくなったり成績が伸び悩んだりした場合でも、教員がすぐに気づき、積極的に声をかけて話を聞くことができます。
また、国際学部というと英語や語学が得意でなくてはいけないと考える人が多いと思いますが、本学は英語に自信がない方も大歓迎です。
英語のクラスは、学生の英語力に応じたレベルから始められますし、留学先でもレベルに応じて、クラスが設定されます。「英語を身につけたい」という気持ちさえあれば、順調に英語力が伸びていきます。
また、留学を通じて学べるのは語学だけではありません。親元を離れて海外で生活するわけですから、留学前よりも自分でできることが大きく増えるはずです。
私たちは、学生が留学で得た自信を3年生・4年生の専門課程や将来の就職に繋げていくことを常に意識して学生をサポートしていますので、安心してお越しいただければと思っています。
── 本日は貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!
東京成徳大学の基本情報
大学名 | 東京成徳大学 |
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学部 | 国際学部、応用心理学部、子ども学部、経営学部 |
所在地(住所) | 〒114-0033 東京都北区十条台1-7-13 |
留学プログラム | 【国際学部海外留学】(2年次前期または2年次前期・後期) アメリカ、オーストラリア、カナダ、韓国 【全学部・全学科対象の留学】 ・交換留学(台湾、韓国) ・半期留学(アメリカ、オーストラリア、カナダ、台湾、韓国) ・インターンシップ付き留学(アメリカ、韓国) ・海外短期研修(アメリカ、オーストラリア、カナダ、台湾、韓国) |
大学公式HP | https://www.tsu.ac.jp/ |
SNS | ・大学公式SNS:https://www.tsu.ac.jp/guide/sns/ ・東京成徳大学・東京成徳短期大学公式 Instagram :https://www.instagram.com/tokyoseitoku_university/ ・入試広報課公式 Instagram:https://www.instagram.com/tokyoseitoku_admission/ ・東京成徳大学公式 Facebook:https://www.facebook.com/TokyoSeitoku.univ |
※ 取材時の情報を掲載しています。
英語圏や韓国への留学を目指す人におすすめ!東京成徳大学の取材後記
東京成徳大学には、大きく分けて「学部で行く留学プログラム」と「グローバル教育センターの留学プログラム」の2種類があります。
私が特に興味を持ったのは、国際学部の留学プログラムです。
国際学部の留学プログラムは2年次からの留学が必須となっており、留学に向けた準備が1年次のカリキュラムに含まれています。
国際関係の学部だからといって、どの大学もこうした手厚いカリキュラムが用意されているとは限りません。(実際、私も国際関係の学部に通っていましたが、留学に行くには自分で手続きや準備をする必要がありました。そのため、東京成徳大学のサポート体制はとても羨ましく感じます。)
英語圏に加えて韓国への留学も充実しているのが特徴で、その理由を訊いたところ、国際学部の前身である人文学部国際言語文化学科のときから韓国から来た先生が韓国語を教えていて、当時からのご縁が今も続いているとのことでした。
語学プログラムも充実していますから、「韓国語に自信がないけれど、韓国留学を目指したい!」という方に、東京成徳大学のプログラムは最適だと思います。
もちろん、国際学部以外の学部に入っても、グローバル教育センターの留学プログラムを活用することでサポートを受けつつ、留学できます。
無料で受講できる語学講座もありますから、語学を集中的に学びたい方にも非常におすすめの大学です。
美しいキャンパスも大変好評ですので、ぜひオープンキャンパスに足を運んでみてください。
取材日:2025年8月6日
取材/文:富澤 利恵
写真提供:東京成徳大学