パン屋の英会話教室LEON

東京の秋葉原にある「パン屋の英会話教室 LEON(レオン)」さんにインタビューをさせて頂きました。

パン屋の英会話教室 LEON(以下、英会話教室 LEON)は、社会人向けマンツーマンレッスンの英会話教室。英語が初心者の人でも大歓迎で、気軽に通える「パン屋」をイメージし、教室名につけたそうです。

今回は、校長を務められる横山 礼恩(よこやま れおん)さんにお話を聞きました。

横山さんはご自身の留学経験から、「ネイティブにも通じる英語を習得するには、音読を徹底的に繰り返すことが重要」と感じ、「パン屋のメソッド」という独自の学習法を提唱されています。

そのメソッドをベースとした実際のレッスンの様子などについても、聞いてみましたよ。早速、その様子をレポートします。

塾講師10年の経験を経て秋葉原に英会話教室 LEON を立ち上げる

パン屋の英会話教室LEONの看板

── 英会話教室 LEON を開いたきっかけを教えて頂けますでしょうか。

私は以前、塾講師として10年務めていて、2011年にニューヨークへ留学する機会がありました。

英語講師で TOEIC の点数もそれなりにとっていましたが、いざ現地に行ってみると全く英語が喋れなかったんですね。

もちろんニューヨークは英語も速いですし、色々なアクセントも混ざってレベルが高いという原因があったのかもしれません。

それでもかなりの衝撃を受け、アメリカで学習方法を見直したんです。

── 具体的に、どのような点を見直されたんですか?

たとえば、ネイティブと会話ができるようになるには、英語を逐一訳すのではなく、音読と多聴・多読のインプットを徹底的にやりました。

これらの学習法は、SLA(第二言語習得研究)の文献や、同じ体験をされた塾講師の安河内先生の書著からも学びました。

そのような学習方法で、アメリカへ行って半年でなんとか話せるようになったんです。

ちなみに、私は趣味で音楽をやっているんですが、現地のミュージシャンと会話をして地下鉄でライブができるくらいになりました。

そうして、1年の留学期間を終えて帰国するとき、「今までのやり方では問題だよな」と感じ、塾へ戻るのではなく自分で英会話教室を開くことにしました。

── 英会話教室を開く決断をされたときは、どのような想いがあったのでしょうか?

一番は、「正しい学習方法で、もっと英語が話せる日本人が増えてほしい」という想いがありました。

というのも、じつはニューヨークで、日本人はとても好かれていたんです。

日本人は他人に気を使えるし、真面目で頑張り屋の人が多いからなのですが、それにもかかわらずアメリカでの日本人の影響力は低いですよね。

これだけ好かれているなら、英語を喋るようになればもっと世界で活躍できる日本人が増えるはずです。

英会話 LEON では、少しでも多くの方に「英語はこうやればよかったんだ」「楽しく続けられるんだ」と感じながら、通じる英語を習得して頂きたいと考えます。

英会話教室 LEON のこだわりは「通じる英語への近道は正攻法!」

── 英会話教室 LEON の特徴やこだわりについて教えてください。

当教室のモットーは「正攻法で学ぶ」「心理的負担がない」という2点です。

まず1つめの「正攻法」は、正しいトレーニング方法で英語を身につけるということ。

最近ではインターネットで様々な情報が手に入るので、それに踊らされ、英語がしゃべれる近道や簡単な方法を探ろうとしますよね。

ですが「学問に王道なし(容易な方法はない)」と、生徒さんにはよくお伝えするんです。

たとえば、TOEIC 600点の壁を超えられない人は、SVOC の品詞分解ができていないことが多いんです。逆に800点を超える人で、SVOC ができていない人は、滅多にいません。

そのため、品詞分解ができない人は、まず基礎固め。それができたうえで、英語が話せない人は、音読練習のボリュームを増やします。

こういった正攻法のやり方を、しっかりとレッスンしていきます。大人になってから実際に使える英語を身につけるなら、基礎を固めることが一番の近道なんです。

── なるほど。もう一つのこだわり、「心理的負担がない」についてもお聞かせください。

「心理的負担がない」とは、気軽に通える教室であるということです。たとえば、英会話教室は、一度休んでしまうとプレッシャーに感じませんか?

講師の人に悪いな・・・と感じることも重要かもしれませんが、だた、英語を習得するにあたってはそのようなメンタルは逆効果。

極端な話でいえば、「気軽にレッスンをキャンセルできる」といった雰囲気も、大切なんです。

これはSLA(第二言語習得研究)の「アフェクティブ・フィルター仮説」でも唱えられていますが、簡単に言えば、学習者の心理状態が学習効率に大きく影響するということです。

楽しく通うことで継続する、このサイクルを作るのは実は簡単なことではありません。当スクールがこだわるのは、心理的負担がない環境づくりなんです。

英会話をはじめると、「明日は授業か」などと憂鬱になりがちですが、当スクールではそういった雰囲気はなく、生徒さんは楽しく通われています。

ぜひ無料カウンセリングで、パン屋の英会話 LEON の雰囲気を感じてみてください。

英会話教室 LEON の生徒は99%社会人!サラリーマンや経営者が通う

── 英会話教室 LEON さんは、どんな年齢層の生徒さんが通われていますか?

当スクールの生徒さんは、99%が社会人の方です。(残りの1%は、ご紹介で通われる学生の方。)

じつは、塾講師をしていた時は、受験生を中心に英語を教えていました。

ただ、冒頭にお話をしたアメリカ留学を経験して、本当にすぐに英語を話す必要がある人は、社会人の方が多いのではないかと感じるようになったんです。

それで、英会話教室 LEON を開校するときは、社会人向けの英会話教室にしたいと考えました。

サラリーマンや経営者まで幅広い職種の方が通われているので、生徒さん同士のコミュニケーションの場にもなっていますよ。

また、当スクールは月謝制ではなくチケット制ですが、チケットの使用期限はありません。

たとえば仕事で長期プロジェクトが入ったり、予定が読みづらい社会人でも通い続けられるシステムにしているんです。

── それなら仕事と並行して学び続けられそうですね!ちなみに、どんな目的で英会話に通う方が多いのですか?

会社勤めのサラリーマンの方だと、やはり最近では将来の転職に備える方が多いです。

当スクールの特徴としては、今すぐ英語力が必要!というよりは、ゆっくり長期的に使える英語力を身につけたいという方が多いですね。

たとえば英会話教室 LEON のメソッドできっちり1年間学んで、TOEICスコアを伸ばしている社会人の方もたくさんいます。

それから、経営者の方は「今まで取引先と通訳を介していたけど、通訳なしで話したい」など、レベルアップを目的とされる方もいらっしゃいます。

英会話教室 LEON の講師は校長の横山さんが直接担当している

パン屋の英会話教室LEON校長の横山さん

── 英会話教室 LEON の講師は、どのような方がいらっしゃいますか?

当スクールのレッスンは、私が講師をしています。

他にも、ネイティブの講師や、海外で仕事をしている日本人の先生にオンラインレッスンを担当することもありますが、マンツーマンレッスンは基本的に私が担当です。

私は「1日15分で英語が話せるCDブック」という著書を出しているんですが、その中にもある「パン屋メソッド」を直接お伝えしていきます。

「パン屋メソッド」とは、大人が通じる英語を学ぶうえで必要な文法や、学習方法をまとめたものです。

── 実際のマンツーマンレッスンは、どのような流れで行われるのでしょうか。

多聴・多読が基本となるため、まずはテキストを一緒に音読していきます。

たとえば、まずは英文を3~4ページぐらい音読してもらい、そのあとで「Can you summarize this part?(ここを訳してくれますか?)」と聞いて、会話をしながら答えてもらいます。

わからなかったら、日本語も使いながら精読すべきところはちゃんと訳す練習も大切です。

これらは「大量のインプットと少量のアウトプット」といって、効率のいい英語学習法といわれています。

これをマンツーマンレッスンで1時間やると、かなりのボリュームですが、確実に英語力が高まりますよ。

── ちなみに、テキストはどのようなものを使うのでしょうか?

テキストは、生徒さんのレベルや目的によって自由に選びます。
たとえば初級者なら、はじめやすい文法の本やネイティブの日常会話のテキスト。

中級になり、文法を理解したけど英語が話せないレベルになると、TOEIC のテキストを使ったりもします。やはり、TOEIC の点数はモチベーションになりますので。

あとは中級・上級者になると、映画や本をテキストして音読することもあります。

たとえば、やはり社会人の方は、ビジネス書に興味がある方が多いです。

ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」の英語版ですとか、マーケットの分野なら「究極のセールスレター」など、そういったベストセラーを使うこともあります。

ビジネス書のいいところは、実は使っている英語が簡単なところなんですよ。

英会話教室 LEON のコースや料金について

── 英会話教室 LEON には、どんなコースがありますか?

当スクールは、チケット制(使用期限なし)のマンツーマンレッスンです。1回60分のレッスン×全36回のコースのみ。とてもシンプルなので、迷う必要はありません。

レッスンの内容は、日常英会話からビジネス英会話まで、それぞれの目的にあわせてオーダーメイドで決めていきます。

── では、レッスンの料金や入会金についても教えてください。

レッスン料は全36回で300,000円、入会金は20,000円です。

また、無料カウンセリングを受けて頂いた次の日までに入会して頂くと、もう12回通えるキャンペーンがあります。

そうすると合計48回通えるので、週1回のマンツーマンレッスンが一年間、1回あたり6,250円で通える計算になります。

お話した通り、チケットに期限は設けていないですが、およそ1年とちょっとで消費される方が多いですね。

── オンラインレッスンはありますか?

オンラインレッスンも実施していて、すべてグループレッスンで月謝制になっています。

月々39,800円、入会金は20,000円で、朝の7時から9時の2時間を、週に5回というコースです。

先程お話した音読練習などを、すべて2時間のうちに一緒にやってしまうという内容なので、参加する方はハードですが、オンラインで TOEIC のスコアが伸びた方も多いです。

※記載価格は、すべて税込みの料金です。

英会話教室 LEON から無料体験(カウンセリング)の案内とメッセージ

── 現在英会話教室 LEON では、無料体験レッスンを実施されていますか?

当スクールでは、体験レッスンを受け付けていますが、どちらかといえば無料カウンセリング(相談)に近いとお考えください。

まずは英語でお悩みのポイントをお聞きし、「ここを改善すればいいんじゃないか」というアドバイスをさせて頂きます。

そのうえで、どういった練習をすればいいか、デモンストレーションをしていきます。

英語のレッスンを受けるぞ!と気負う必要はないので、ぜひ気軽に相談をしてみてください。

── 最後に、これから英会話教室をお探しの方にメッセージを頂けますか?

社会人の方は「本当は英語をやりたいけど、なかなか始められない」という声をよくお聞きします。

とくに初心者だと、他の生徒さんがいるところで英語を話すのは恥ずかしい部分もありますが、当スクールはすべてマンツーマンレッスン。他の生徒さんを気にせず集中できます。

また、チケット制(期限なし)で忙しい社会人の方でも通いやすいシステムにしています。

とにかく気軽に始められ、それでいてしっかり正攻法で学べるので、よかったら無料相談から雰囲気を感じてみてください。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました!

パン屋の英会話教室 LEON の基本情報

教室名 パン屋の英会話教室 LEON
所在地 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-8-3 
ナカダイビル3F
費用 詳しくはホームページをご覧ください
レッスン時間 60分(1回)
オンライン授業 可能
営業時間 火~金/7:00~21:00
土/12:00~16:00
月、日、祝日/定休日
電話番号 03-3253-1900
公式HP https://www.leonyokoyama.com/
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パン屋の英会話教室 LEON の位置情報

※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、パン屋の英会話教室 LEON へお問い合わせください。

マンツーマンで続けやすい!パン屋の英会話教室 LEON の取材後記

「パン屋の英会話教室 LEON」は、社会人向け、マンツーマンの英会話教室です。場所は、近年オフィス街として発展する秋葉原の駅近くなので、立地もばっちりですね。

また英会話教室 LEON のレッスンは、月謝ではなくチケット制なので自分のペースで通いやすいのも嬉しいポイントです。

チケット制だと「いつまでに通わなければいけない」という縛りがあるのが一般的ですが、英会話教室 LEON ではチケットに期限はありません。

仕事やスケジュールが読みづらい社会人でも、通いやすいシステムといえるでしょう。

今まで英会話教室に通っても続かなかったという社会人の方は、ぜひ英会話教室 LEON の無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

カウンセリングでは、どのような勉強をしていけば英語が伸びるのか、アドバイスを受けることもできますよ。

取材日:2023年3月6日
取材/文:永谷知香
写真:パン屋の英会話教室 LEON 提供