DUCKインターナショナルの外観

千葉県の鎌ケ谷市と印西市にある「DUCKインターナショナルスクール」さんにインタビューを行いました。

DUCKインターナショナルスクール(以下、DUCK)は、0歳から12歳までの子どもたちが通える学校です。常にネイティブ講師がいることで、子どもたちは本格的な英語にふれることができます。

さらに、少人数でのレッスンや保育、小学生の学童クラブも新しく設けられており、子どもたちが安心して過ごせる環境が整っていることから、多くの方に人気です。

今回は、DUCKインターナショナルスクールの理事長である森土井優希(もりどい ゆき)さんに、お話を伺うことができました。

森土井さんご自身が経験された、幼いころから英語の“耳”をDUCKで育てることの大切さや、幅広い年齢のお子さんが英語に親しめるカリキュラムについて、詳しくご紹介します。

英語保育で30年以上の歴史を持つインターナショナルスクール

DUCKインターナショナルスクールの講師
── こちらの教室は、もともとお母様が立ち上げられたと伺いました。

DUCKインターナショナルスクールを母が始めたのは、もう30年以上前になります。はじめは、「英語で保育」という名前で活動していたと聞いています。

その頃はまだ、「子どもに英語を教えるって、どうやってやるの?」というような時代で、今のように英語教育が当たり前ではありませんでした。

そんな中で母がやっていたのは、英語を“教える”というより、外国人の先生と一緒に遊びながら自然に英語に“触れる”、というものです。

外国人の先生と歌ったり絵本を読んだり、話しかけてもらったり。そんなふうに、子どもたちが楽しみながら英語と出会える場所を作りたいと教室を開きました。

── それで優希さんご自身も、小さい頃からお母様の教室に通われていたんですね。

はい。私自身も子どもの頃からこの教室に通っていました。

幼稚園は別のところに行っていましたが、バスがDUCKに来て私を乗せてくれて、帰りもDUCKまで送ってくれたそうです。

昼も夜もほとんどの時間をDUCKで過ごしたので、まさに、私の原点のような場所です。

英語を習いに行っているという意識はなく、とにかく「楽しい場所」という感覚に近かったですね。

── 幼いころから英語に触れてきたことで、どのような影響がありましたか?

そうですね。小学生のときにはまだ英語の授業がありませんでしたが、中学・高校、そして大学へ進むにつれて、英語はずっと得意な科目でした。

英語が得意だったおかげで、いろいろな機会をいただけたり、優遇されたことも多かったです。こうした経験から考えると、やはり幼い頃からの環境はとても大切だなと感じますね。

気づいたら英語が身についていた。そんな自然な学び方ができるのが、設立当初からずっと変わらない、DUCKインターナショナルスクールの魅力だと思います。

DUCKではオリジナル教材を使用しながら英語力を伸ばす

DUCKインターナショナルスクールの教材
── DUCKインターナショナルスクールでは、どのような教材を使っていますか?

DUCKではこれまで培ったノウハウをを盛り込んだ、オリジナル教材を作成していて、プリスクールや小学生の習い事のクラスでも使っています。

また、子どもたち一人ひとりの様子を見ながら、先生たちが自ら教材を作ることもあります。

たとえば、英語のアルファベットの練習では、子どもたちがアルファベットの形に興味を持つようなオリジナルのワークシートを使ったりしています。

他にもフォニックスと言って、英語の音を学ぶルールを学ぶ際には、アルファベットを紙に印刷して音と文字のつながりを遊び感覚で身につける工夫をしています。

小さいお子様でもステップを踏みながら、着実に英語のスキルを伸ばしていくことが可能です。

DUCKの講師は子どもを楽しませるプロの外国人講師陣

DUCKインターナショナルスクールのレッスン風景
── 講師はどんな方がいらっしゃいますか?

DUCKインターナショナルスクールでは、国やエリアにこだわらずに講師を採用しています。

一般的に「ネイティブ講師」と聞くと、アメリカやカナダ、イギリス出身の先生を思い浮かべるかと思いますが、私たちは母国語が英語であるかどうかよりも、「教えるスキル」や「子どもと楽しく関われるか」という部分を大切にしています。

現在はアメリカ、イギリス、オーストラリア、フィリピン、スリランカなど、さまざまな国やエリアの先生が在籍しています。どの先生も、子どもたちと笑顔で向き合い、楽しさを共有できる方ばかりです。

── DUCKの講師の方々が、レッスンで大切にしていることを教えてください。

やはり大切にしているのは、子どもたちが「楽しむ」ということです。英語を教えるというよりは、子どもたちが「話したい」「もっと先生と関わりたい」と思えるような雰囲気作りを心がけています。

小さいうちは英語の「耳をつくる」「口をつくる」時期です。「読む・書く」技能は、中学・高校でしっかり学ぶことができます。

だからこそ、英語をコミュニケーションの道具として自然に使えるようになるためには、まず「楽しい」「わくわくする」という気持ちが大切だと思っています。

講師たちにもいつも「レッスンの中に、楽しい時間をたくさん作ってね」と伝えています。子どもたちが笑顔で英語を話す。DUCKの講師たちはそんな瞬間を大切にしています。

── 日本語でサポートが必要な場合は、どのように対応していますか?

ナーサリーについては、0歳から2歳の保育施設ですので、日本人保育士が中心となります。日本語での保育が中心で、英語レッスンの時間だけ外国人の先生が担当する形です。

一方で、プリスクールに関わる講師は、基本的に全員が英語の先生です。9時から18時半ごろまで、何かしらのレッスンやアクティビティが行われていて、在籍する外国人講師が交代しながら担当しています。

ただプリスクールであっても、トイレなどのサポートが必要な場合もありますので、そういった場合は日本人スタッフが介助します。スタッフの男女比や安全面なども考慮しながら、臨機応変に対応しています。

DUCKの生徒はオープンで友好的に育つ!行事も全力で取り組む

── DUCKインターナショナルに通う生徒には、どんなお子さんが多いのでしょうか。

やはり最初のきっかけとしては、「外国人の先生と触れさせたい」「英語を当たり前のように感じてほしい」「英語を苦手にしてほしくない」といった思いを持つ親御さんが多いです。

小さいお子様の場合は、やはり保護者の方の意向で始めるケースがほとんどですが、通っているうちに「楽しいから行きたい!」という気持ちに変わるお子さんが多いですね。

そして小学生くらいになると、「自分は他の子より英語ができる」と気づくようになって、そこからさらに自信をもって続けてくれる子もいます。

── 実際に、スクールはどのような雰囲気ですか?

とくにプリスクールの子どもたちは元気で明るく、まるで海外のような雰囲気です。

子どもたち同士でも、「洋服かわいいね」や「その色、似合ってるね」など、ちょっとした褒め言葉から自然と会話が始まります。また、私自身も「今日のアイシャドウ、かわいい!」と言ってもらえることがあり、そのたびにとても微笑ましい気持ちになります(笑)。

勉強として教わる英語よりも、普段の生活の中で自然に英語で会話する機会が生まれる。とてもオープンでフレンドリーな雰囲気だと感じます。

── プリスクールの年中行事やイベントについても教えてください。

たとえば特徴的なところでいうと、スタッフが苗植えや草刈りをして大切に育てた畑で行う「おいも掘り体験」です。子どもたちは芋掘りの日に畑を訪れて、収穫の楽しさを体いっぱいに感じます。

また、冬には「クリスマスショー(お遊戯会)」を開催していて、劇や音楽発表など、英語を使った表現の場にもなっています。とくに音楽発表はレベルの高いものになっていて、ベルやピアニカ、ドラムなど、さまざまな楽器に触れる機会になっています。

年が明けると「マラソン大会」もあります。園庭はありませんが、近くの公園で寒い時期から走り込みを行います。2歳児クラスから参加するため、体力や精神面の成長がしっかりと感じられます。

保護者の方も応援に来てくださり、途中で諦めずにゴールする姿に涙される方も多いです。4年間の成長を間近で感じられる行事のひとつです。

── 素晴らしいですね。では、卒業生の皆さんは主にどのような進路に進まれますか?

DUCKインターナショナルスクールからは、早稲田大学や慶応大学、上智大学といった難関大学に進学する生徒さんがたくさんいます。

幼い頃から英語に触れてきた経験が、受験の場面でもしっかりと成果につながっていると感じます。

また、卒業生が大学に進学した後、アルバイトとしてDUCKに戻ってきてくれることも多いんです。小さい頃に通っていた場所で、今度は先生として子どもたちに教えてくれる姿を見ると、とても頼もしく思います。

さらに、社会人になってからも、英語を活かして活躍する卒業生がたくさんいます。たとえば、海外事業部に配属されたり、英語を使う職場で活躍していたりと、それぞれの道で頑張ってくれていることをとても嬉しく思います。

DUCKインターナショナルスクールのコースについて

DUCKインターナショナルスクールのレッスン風景
── DUCKインターナショナルのコース内容について教えてください。

DUCKインターナショナルの事業は、「ナーサリー事業」「インターナショナル事業」「学童事業」と、大きく3つに分かれています。
このうちナーサリー事業は、日本の保育園にあたるものです。

また、インターナショナル事業には2つのスタイルがあり、ひとつは英語などを習い事の形で週1〜2回通うコース、もうひとつは幼稚園の代わりとして通うプリスクールです。
さらに学童事業では、小学生が放課後を過ごすための学童サービスを提供しており、英語など習い事のコースも併設されています。

── では、一番対象年齢の低い、「ナーサリー(保育園)」について教えてください。

ナーサリーでは、0歳(生後10か月以上)〜2歳児のクラスを開設しています。いわゆる認可外保育施設であり、事業主導型保育所という形をとっています。
1日のスケジュールは、外遊びや制作活動などを行いながら、午前と午後に30分ずつ、英語の時間を設けます。

ネイティブ講師と一緒にフラッシュカードや歌、手遊びを取り入れながら、まるで母国語を覚えるかのように、自然に英語に親しむことができます。

また、レッスン以外でも英単語を混ぜて話したり、毎日シャワーのように英語を浴びながら生活します。

そのため、2歳でナーサリーを卒園した後、そのままプリスクールに進むお子さんが多いです。このように、自然な流れで英語の土台を作ることができます。

── その次に通えるのが、「プリスクール(幼稚園)」ですね。

はい。プリスクールでは、年少から年長までの子どもたちが、月曜日から金曜日までの週5日、9時から15時までをオールイングリッシュの環境で過ごしています。

活動内容は、日本の幼稚園をイメージしていただくとわかりやすいと思います。たとえば、朝はブロックで遊んだり、外に出て公園で遊んだりします。また、午後になると粘土遊びやお絵かきなども行っています。

異なる点は、すべてのやりとりを日本語ではなく、外国人の先生と英語で行うことです。また、友達同士の会話も基本的に英語で話します。もし日本語を使ったときには、「英語で話そうね」とやさしく声をかけるようにしています。

プリスクールの年長さんくらいになると、本当に英語を流暢に話せるようになっています。

── プリスクールは、共働きの家庭でも利用できますか?

もちろんです。プリスクールは時間外の延長保育も用意しています。

実際にお仕事をされている保護者の方も多く、朝8時半ごろに預けて、夕方6時頃にお迎えに来るというケースもありますので、共働きのご家庭でも安心してご利用いただけます。

DUCK学童クラブも併設!放課後を国際的な環境で過ごす

── それでは、学童事業(DUCK学童クラブ)についても教えてください。

小学生が放課後に安全で快適に過ごせる民間学童を、千葉ニュータウン校でスタートしました。

一般的な学童と同じように、学校の宿題をしたり、自由に遊んだりしながら過ごしています。現時点では、英語要素はあまり多くないのですが、今後はもう少し英語の時間を増やしていく予定です。

なお、DUCK学童クラブはDUCKインターナショナルスクールの中に併設されていて、扉を開けると外国人の講師がいる環境で過ごせます。希望されるお子さんはすぐ隣の教室で英語のレッスンを受けることも可能です。

── 他にも、DUCK学童クラブにはどんな特徴がありますか?

やはり日本の学童とは雰囲気が違って、たとえば一緒に過ごす講師の髪の色が明るかったり、ネイルやピアスをしていたりと、多様性を自然に受け入れられるような環境だと感じます。

また、夏休みには学童が主催する「夏祭り」を開催し、プリスクールの子どもたちやその保護者も招待します。

学童の子どもたちが店員役になり、英語で挨拶をしたり、お金のやり取りをしたりしながら、楽しく英語に親しめるイベントです。

こうした体験は、一般的な学童ではなかなか味わうことができません。

なお、DUCK学童クラブは、印西市から委託を受けて運営しています。保育料は市が定めた金額に、施設費を少し加えた金額をいただく形です。月額は2万円前後で、週5~6日通うことができます。

DUCKからのメッセージと無料体験のお知らせ

── 入会前に、体験レッスンを受けることはできますか?

お一人様につき1回、無料で体験レッスンを受けていただけます。体験では、約30分間レッスンの様子をご見学いただけます。その後、日本人スタッフが詳しくご説明いたします。

お子様が合うかどうか、実際に見て感じていただけると思いますのでお気軽にご参加ください。

── ちなみに、プリスクールに入園する際には、英語力などが必要とされるのでしょうか。

年少さんの途中までは、英語のテストを受けずにご入園いただけますので、ご安心ください。

ただし、それ以降の年齢になると、英語だけの環境で過ごせるかどうか、ある程度の英語力を確認した上で、ご入園いただくことになります。

── 最後に、英会話スクールをお探しの保護者の方々に向けて、メッセージをお願いいたします。

英語を身につけるためには、日本語と同じように、時間をかけて継続的に英語に触れ続けることが大切です。

もし少しでも英語に興味を持たれたなら、できるだけ早く英語にふれる環境を体験してみてください。

まずは、お気軽に体験レッスンへお越しください。

DUCKインターナショナルスクールの基本情報

教室名 DUCKインターナショナルスクール
所在地 【新鎌ヶ谷校】
千葉県鎌ケ谷市新鎌ヶ谷1-16-1 Mois Tour 3F
 
【千葉ニュータウン校】
千葉県印西市中央北1-1アポロプラントモール2F静岡県三島市日の出町6-35
費用 ¥12,650〜
レッスン時間 90分〜
講師 ネイティブ講師・日本人講師
オンライン授業 なし
営業時間 9:00〜18:30
電話番号 【新鎌ヶ谷校】047-446-0002
【千葉ニュータウン校】0476-76-9798
公式HP https://duck-kids.com/
SNS Instagram

DUCKインターナショナルスクールの位置情報【新鎌ヶ谷校】

DUCKインターナショナルスクールの位置情報【千葉ニュータウン校】


※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、DUCKインターナショナルスクールへお問い合わせください。

幼児期から英語耳を作る!DUCKインターナショナルスクールの取材後記

千葉県鎌ケ谷市と印西市にある「DUCKインターナショナルスクール」さんにインタビューを行いました。

DUCKインターナショナルでは、0歳から12歳までの子どもたちが、ネイティブ講師と英語で過ごせる環境を提供しています。

とくにプリスクールでは、お友達同士も園内は全て英語で話すという徹底ぶりです。小学校進級までにしっかりと英語の耳が養われることは間違いないでしょう。

また、すべての年齢の子どもにとって「楽しく過ごす場所」であることを大切にしていますので、「英語をしっかり学ばせたいけれど、嫌いになってほしくない」という方にぴったりのスクールです。

どの校舎もアクセスも抜群で、最寄り駅から徒歩数分ですので、雨や荷物が多い日の子どもの送迎も安心という点も、魅力的なポイントです。

日本人スタッフも保育を担当していますので、0歳児の保育園、幼稚園、小学生の学童や習い事まで、どの年代からでも英語教育をスタートできます。

まずは無料体験レッスンで、スクールの雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか。

取材日:2025年10月15日
取材/文:永谷 知香
写真:DUCKインターナショナルスクール提供