英語発音スクールCEPIO横浜教室

神奈川県横浜市にある「英語発音スクール CEPIO 横浜教室」さんにインタビューさせていただきました。

CEPIO は「英語の発音」に特化した教室として、現在全国に7つの拠点があります。

その中でも今回は、横浜教室の代表、渡邉ますみさんにお話を伺いました。

元々渡邉さんは高校の理科教師だったそうで、英語畑ではなかったそうです。

たまたま英語を学んでみようと始めた過程で「発音」の大切さに気づき、ご自身も英語学習者として学びながら、英語発音指導士として1歩を踏み出します。

2006年の開校から、今年で16年。英語発音スクールCEPIO横浜教室では、どんなレッスンをされているのでしょう。

早速、そのインタビューの様子をレポートします。

英語教室開校のきっかけは友達から子どもに英語を教えてほしいと言われたから

── 最初に、英語教室を開校しようと思われたきっかけをお伺いできますか?

私が30代の頃、夫の転勤がきっかけで仕事を辞めまして、久しぶりに時間ができたので英会話スクールに通い始めてみたんです。

何気なく始めてみたものの、とても楽しくて。

英会話スクールの先生も「毎日習った英語をアウトプットして練習しましょう」とおっしゃっていたので、言われる通りに毎日家で口に出していたんです。

そしたら夫が、「発音が耳障りだから、家でしないで」って言うんですよ(笑)

海外生活の経験がある夫は耳が良いので、私の発音は許容範囲ではなかったみたいです。

「私の発音ってそれほど悪いんだ」と結構ショックだったんですが、練習をやめるわけにはいかないので、違う部屋で練習したり、夫がいない時にやっていましたね。

色々なセンテンスや言い回しなど、英語を聞いてアウトプットするのは言語学習の基本だと思うので一応発音に気をつけながら、毎日やっていました。

それからまた引っ越した先で、近所にたくさんお友達ができまして、その中の1人から「3歳の娘に英語を教えてくれない?」って声をかけられたんです。

新しい土地でも相変わらず英会話スクールを見つけて通っていましたし、文法やリスニングなども含め、幾つかスクールをかけ持ちして、幅広く英語の勉強を頑張ってやっていました。

ですので「教えてほしい」と言われて、自分自身の勉強の為にも「やってみたい!」と思った反面、発音の面では自信がなかったので、どうしよう…と思って発音スクールを探しました。

── それで英語の発音に特化した発音スクールに通い始めたんですね?

そうなんです。そこから本格的に自分自身の英語の発音矯正を始めたんです。

英語の発音を習うと同時に、子どもに英語を教える児童英語の資格を取って、2006年に英語発音スクールCEPIO®公認インストラクターの資格を取りました。

そうして、子どもには英語を、中学生から大人には発音を教える教室として CEPIO 横浜教室を自宅で始めた、という経緯です。

その頃には、私の英語の劇的な変化に夫は感心していました。

CEPIO 横浜教室の渡邉さん

── お友達からのお声かけをきっかけにずいぶん努力されましたね。

「発音を勉強すること」がとにかく楽しかったんですよ。

なぜ何年たっても日本人が英語を話せないのか?
なぜ読んだらわかる簡単な単語ばかりのセンテンスが聞き取りにくいのか?

発音を学んだら全てわかりましたね。

英語の音に関して我々日本人は、思い込みと勘違いだらけなんです。

だから発音のレッスンは、「え?そうだったの!」という目からウロコの驚きばかりで面白かったんです。

さらにそれを子どもに教えるとなると、責任重大ですから真剣でした。

特に子どもは本当に素直なので、大人がカタカナ英語で「アップル」って言ったら真似して「アップル」って言ってしまう。

初めて英語を覚えていく子どもにとって、発音は命です。

ですから教える側がきちんと「Apple」と言えないといけないと思いました。

単語だけでなく、これからどんどんセンテンスになっていく大切な段階で、「ネイティブ並みの発音で教えられないと申し訳ない」という気持ちがあったんです。

── 渡邉さんの、何事にも前向きで責任感のあるお人柄が伺えます。

いえいえ。本当に、教える事で学び続けられる機会をくださったお友達やその子どもたちに感謝しています。おかげで高みを目指せました。

立ち上げ当初に来ていただいた子どもの生徒さんはみんな近所だったので、英語でおままごとをしていたり、見ていてとても微笑ましかったです。

「Tea please!」 「Here you are.」 「Thank you!」というように。

まだ日本語もままならない3〜4歳の子どもたち。

たとえばまだ黄色を「キイロ」と言えないのに「チイロは Yellow よ」って英語は綺麗に発音していたり(笑)。

そういった光景を見て、きちんとした発音を教えられていて良かったと思いましたね。

── 英語をきちんと聞き取れるようになっている証拠、と言いましょうか。

そうですね。耳がとても敏感な幼少期に、ネイティブの発音を聞かせるっていうのはとても意味があります。

逆に「大人は発音が直らない」と思い込んでいる人も多いです。

また子供には「英語はネイティブに習わせないといけない」と思ってしまっている。

何を隠そう、私もそうでした。

でも大人になっても、理論的に学べば必ず直ります!

ですから子育て世代のお父さまやお母さまも、頑張ればご自身でネイティブ発音での子育てが可能です。

CEPIO横浜教室のロゴ

口を楽器みたいに捉えて、正しいポジションで正しく吹けば、きちんとその音が出る。

正しい英語の音は再現できますので、何度も練習して身に付けていけば大丈夫です。

当校の発音レッスンは、自転車の乗り方を覚えるときのような、体で覚えるレッスンです。

簡単に言えば、スポーツや歌などの感覚と近いかもしれません。

日本人が「あいうえお」というような日本語の音素を全て知っているように、英語の音素も丁寧に身体に覚えさせていきます。

人間は生後8か月頃までには既に、家族、特に母親が話す言語に無い音素を、脳が「雑音」として処理していくんだそうです。

だから大人になった私たちの脳では、英語のいくつかの音素が雑音扱いされてしまっています。

そういった脳の仕業で、英語を日本語の音で置き換えてしまうため、Bird を「バード」と言ってしまうんです。

でも英語の音を丁寧に練習していくと、それが雑音でなく「大事な言語の音だ」と身体が覚える。すると非常に早い段階で耳が変わってきます。

急にリスニングが楽になって、車内やカフェでの外国人の会話など、不意に聞こえる英語がクリアに理解できたり。

こちらが口にする英語の発音が良いので、英語が堪能な人だと思われて、ワーっと早口で話してこられたり(笑)

難しい語彙やフレーズをたくさん必死で覚えたわけでもないのにこの変化です。

発音レッスンはとても面白いと思いますよ。

── 「発音」に特化した教室ということで、どんなレッスンか楽しみです!

英語初心者からビジネスシーンまで!幅広い年齢の方におすすめの発音レッスン

── CEPIOには、どんな生徒さんが通っていますか?

CEPIO に通う生徒さんの年齢は、中学生くらいの生徒さんから、高校生・大学生、主婦、社会人、それにすでにお仕事をリタイアされた方まで幅広いですね。

当校だと、育児中のママや子育て後の主婦の方もいらっしゃいますが、社会人の生徒さんが多いように思います。

中学校の英語の先生や、仕事上英語でプレゼンをする必要がある社会人、国際会議など英語でカンファレンスに出席される方もいますね。

そういった日頃から英語を使っているプロの方でも「発音が悪くて相手に通じにくいのでは?」「自分の発音のせいできちんと聞いてもらえない・・・」というように悩まれているんです。

やはりグローバルに活躍されている方だからこそ感じる劣等感と言いましょうか。

「アジア人が喋っているな」という雰囲気で自分の発言を100%聞いてもらえていないと感じるようです。

このように発音のせいで悔しい思いをした方も多く、だからこそ「発音を学びたい!」と来られる方もいて、みなさん非常に熱心に取り組んでおられますよ。

── そういった生徒さんの姿勢を見ると、教える側としても気持ちが入りますね。

そうですね。中には私よりもうんと知識や言葉の運用スキル、いわゆる英語力の高い生徒さんもいらっしゃるんですよ。

でも一生懸命「発音を良くしたい!」と練習しに来てくださる。

そういった生徒さんだと、英語に関するベースの知識がありますし、聴く力もあるので上達も早かったりします。

もちろん、逆に癖がなかなか抜けないという側面もあったりするのですが。

とはいえ、ビギナーの方が飲み込みが遅い、という訳ではありません。

発音に関しては、英語の知識レベルとはまた別ものだと思いますね。

先程申しました通り、発音は身体で身に付け、口や舌の使い方をトレーニングするところなので、一般の英会話スクールとは習い方のスタイルが違うかもしれません。

── 先程スポーツや楽器、と言われていた部分ですね。

そうなんです。その点子どもは真似の天才なので、どんな難しい発音でもスラスラと真似して発音できるんですよね。

だから今まで子どもには、大人にするような発音指導は、あまりしていません。

もちろん小学5・6年生くらいの高学年で英語を始めた場合など、どうしても直らない時には教えたりします。

── 最近は、お子さんに「世界に通用する英語力をつけてあげたい」と考えられる保護者さんも多くなりましたよね。

ええ、確かに「発音をネイティブ並みに」というニーズは増えたと感じます。

それで低年齢から英語を習う子どもが増えたと思いますし、確かに発音が良いです。

でも、大人には大人に相応しい方法で、何歳からでもネイティブ発音を身に付ける事は可能なので、あきらめないで欲しいですね。

英語発音スクール CEPIO 横浜教室のレッスンコースと料金

── 現在、CEPIO で提供しているレッスンコースや料金について教えてください。

当校のレッスンはレギュラーレッスンとプライベートレッスンと2つあります。

レギュラーレッスンは、いわゆるグループレッスンです。

混雑状況によっては、3人までの少人数グループになることもありますね。

レギュラーレッスンの場合、基本的には1回のレッスンで1音学びます。

プライベートレッスンは完全にマンツーマンなので、1回のレッスンで2音、覚えの良い方は3音といった速さで進みます。

レギュラーレッスンと比べて倍速でレッスンが進むイメージですね。

またレッスン料金について申しますと、CEPIO ではポイント制を導入しているんです。

10ポイント単位でご購入いただけます。

仮に20ポイントまとめて購入された場合、1ポイント3,850円となり、割安になるのでおすすめですね。

レギュラーレッスンは、1レッスン50分で1ポイント。

プライベートレッスンは1レッスン50分で2ポイントお使いいただく形です。

ですので、早く英語の発音をマスターしたいという方は、1音学ぶあたりの料金は同じになりますので、プライベートレッスンを選ぶ方も多いですね。

また、別途入会金が必要になりますが、通常27,500円(税込)のところ、現在横浜教室では13,750円(税込)と半額でご案内しています。

それ以外ですと、CEPIOオリジナルの教材費として8,800円(税込)いただいています。

── オンラインのレッスンはしていますか?

はい。上記の通常のレッスンコースはオンラインでもご受講頂けます。

また、昨年2021年に作った「自主トレ・オンラインパッケージ」というコースがございます。

10分前後の動画で英語の発音学習を予め予習していただき、後日オンラインで講師と30分レッスンを行うものです。

レッスン時間を短縮した形で取り組めるのと同時に、動画教材があり、繰り返し見られるので生徒さんには大変好評です。

また通学時間を短縮できるので、まとまった時間が確保できない方などにご活用いただきたいですね。

この「自主トレ・オンラインパッケージ」のメリットは、動画を見て終わりではなく、できているかどうか講師にきちんとチェックしてもらえること。

わからないところはLINEで質問もできるので、やりっ放しではない効果的なレッスンコースとなっています。

── 予習・復習・振り返りが自分のタイミングでできるのは魅力的ですね。

教材は、1個1個の音素を全て動画にして作っています。

音素の動画は合計31本ありますが、中には全てやらなくてもいい方もいます。

「自主トレ・オンラインパッケージ」は最少5本から選べるようになっていますので、自分の苦手な音素の克服に使っていただくのも良いかもしれません。

CEPIO横浜教室の教材

1個のパッケージの料金は、組み合わせ方によって料金は多少前後しますが、税込で約5,500〜6,500円となっています。

なので、生徒さんの状況によっては、通常のレッスンコースではなく、自主トレ・オンラインパッケージの方がいい場合もあるでしょう。

自主トレ・オンラインパッケージの場合ですと、入会金は5,000円ですので、学生の皆さんなどにぜひ始めていただけたらと思います。

CEPIO の英語教材の特徴はオリジナル動画と手鏡

── CEPIO の教材は動画教材がメインなのでしょうか?

いえいえ、CEPIO では紙ベースのオリジナルテキストをはじめ、その電子版や テキストの音声データ、DVD 、それに手鏡をセットしています。

── 手鏡ですか!?

そうなんです。教材には手鏡がセットになっていて、自分の口を見ながら、講師の口と比べてトレーニングしていくんですよ。

最初はご自分がどのように・どれくらい口を開けているのか、みなさんわからないので、鏡で確認しながら音を出す。

そのあたりが当校の特殊なところかもしれません。

レッスンが進んでいくと、徐々に口や舌の状態と音の感覚が自分でわかってきますので、いずれ手鏡はいらなくなります。

自分で出した音を聞いて「あれ?今の違った」「ズレた」「これだ!」とわかるようになってくるのを楽しみに、まずは鏡を見ながらトレーニングしていきます。

そうしてテキストに沿って1つの音素ごとに、その音素が入っている色々な単語やセンテンスを徹底的に身に付けていきます。

基本は講師が話す内容を真似してやってみる。

ですので、ノートにメモするよりもひたすら練習ですね。

── 頭に入れるのではなく、身体で覚えてできるようにしていくのですね。

そうなんです。

CEPIO独自のメソッドで、レッスンでは最初に母音をやって、次に子音と進みます。

また同時にアクセントの付け方や、センテンスの場合は抑揚の付け方、リズムの付け方も学んでいきますよ。

何ヶ月かレッスンを続け、発音が上達してきた生徒さんには、音と音の繋がり、リンキングの方法もお伝えしていきます。

※リンキング:2つの単語が1つの単語のように発音される現象

ナチュラルに話すためにはスピード感を持って、いくつかの音を省略して話すので、その省略の仕方も大事になってくるんですよね。

そのレベルになってくると、応用編といいましょうか。

たとえば生徒さんのご希望の教材だったり、市販の書籍などもどんどん使ってやっていきますし、生徒さんの中には仕事のプレゼンで話す原稿を練習する人もいらっしゃいます。

他にも、会話に必要な瞬発力を養うトレーニングなど、コンテンツは様々ご用意していますよ。

── 発音から派生して、中級・上級者の英会話スクールのようなレッスンまでつながるのですね。

英語発音指導士である代表講師が伝えたい英語上達のポイント

── とにかくやってみる!という少し体育会系のようなレッスンをイメージしましたが、レッスン中に渡邉さんが意識していることはありますか?

特に意識しているのは、私たちは講師や先生というよりも、生徒さんを応援するサポーターのようなつもりで生徒さんに接しています。

そして生徒さんのモチベーションが下がらないように、1つのレッスンで必ず何かしらの手応えや「ワオ!」と感じる体験を持ち帰ってもらえるようにしていますね。

「え!?面白い!」「うわっ!できた!」という気づきとか感動。

たとえば飛行機に乗ったとき、ドリンクサービスでコーヒーを頼んだりしますよね。

「コーヒープリーズ」って言っても、コーヒーが出てこない。

それはやはり発音のせいなんですね。

「コーヒーはコ、じゃなくて kɔ’ː だよ。あくびぐらい縦に大きく口を開いて、アとオの間ぐらいの音でCoffee って言ってみて」とお伝えすると、「え?できた!こんなに開けるんですか?」とびっくりされます。

またホットコーヒーだったら、Hot の kɔ’ː も Coffee の kɔ’ː も実は同じ音素なんですよ。

ですので同じ音を2回使って、「Hot coffee please.」って言えば OK。

あ、でも Please の plíː は少し気をつけないといけないな・・・。

── 確かに今の渡邉さんのお話、聞き入ってしまいました。

日本人は意外と母音を適当にやってしまっているところがあるんです。

母音をあやふやに(日本語の音の代用で)、子音を控えめにしてしまっているんですよ。

たとえば「ア」に聞こえる音も、英語の Umbrella の ʌ と、Apple の ǽ、Earth の ə’ː、Art の ɑ’ː って全然違いますよね。

これらは、カタカナ英語になんとなくアクセントだけつけて、曖昧にしがちです。

でも実際は、1個1個の「ア」は全く異なります。

これらを使い分けられるようになると、自分で喋っていても気持ちよくなりますし、誤解されることも少なくなります。

CEPIO横浜教室「舌の位置」

実際に発音のせいで誤解されて、外国人の友人との関係が壊れてしまった、と深刻な面持ちで教室に来られた方も過去にいらっしゃいました。

── それは悲しいですね。そして発音って奥深くておもしろいです。

かつての私もそうだった様に、皆さん「何となくこんな感じ」で話しておられると思います。

そんな「何となく」な発音でも、日本にいて「日本語英語」に慣れている英語教室の先生なら理解してくれます。

だから自分の英語は通じていると思い込んでしまう。

しかし、いざ海外に行ったら「自分の英語が伝わらなくて苦労した」という話も珍しくありません。

「それなりの英語」から、発音を見直し鍛えれば、本当にネイティブと思われるぐらい上手になります。

今はコロナもあって、気軽に海外旅行にも行きにくいから、上達の実感を得にくいかもしれません。

でも、たとえば英語の歌を上手に歌えるようになるとか、英語絵本の読み聞かせとか、Webでの会話とか、日常でもきっと楽しみを見つけていただけるはずです。

── 発音レッスンはどのくらいの期間続けるものなのでしょうか?

各レッスンで習うものは、その場で比較的すぐ発音出来ます。

ですが、それをいつでもどこでも再現出来るように身体が覚えるまでには、ある程度の期間はかかります。

CEPIOではまず、31個の音素をしっかり身につけることとしています。

英語の音素の数は所説ありまして、特に子音のいくつかの音素は日本語と似ていて、既に身についている方も多いんですよ。

センテンスにおいては、省略されたり繋がったりする音の処理方法を学び、ご自身が納得されたらご卒業いただいて大丈夫です。

1年〜長くても2年やっていただけたら、今までのご自分の英語がガラッと変わります。

その後ご自分で勉強していける方は、辞書を調べて発音記号を見たらどんな単語でも理解して発音できるでしょう。

あとはどんどん聴いて真似して、という練習をしていけば卒業して頂いてOKです。

でも当校の場合は、何人かの生徒さんが卒業せずに来てくださっています。

英語に対するモチベーションキープとして利用していただいているのかな?と思います。

自分で勉強をコツコツ続けるって、やっぱり難しいところがありますよね。

特に発音は客観的に聞いてもらって合っているかチェックしてもらいたいものです。

「良いですよ!」「通じるけど、そこはもう少し息をつかったらよりネイティブみたい」などと言ってもらうと、安心できるし嬉しい・楽しい、という側面があります。

中には「この生徒さんはもう卒業してもいいんじゃないか」と思う超上級者の方もいますよ(笑)

── それでも通い続けてくれるのは、やはり生徒さんにとって良い時間なんでしょうね。

そうだと嬉しいです。

実際多くの生徒さんが「今まで色々な英会話の勉強をしたけれども、行き着くところは発音かな」「もっと早く来ればよかった」とおっしゃって続けて通って来てくださいます。

モチベーションキープのために、毎週ではなく、月に1回、年に数回、といったご自分のペースで続ける方もいらっしゃいます。

当校は自分のペースで続けていただける環境ですので、目標やスケジュールに合わせて活用してもらえたら嬉しいです。

── レッスンの受講方法はどうなっているのでしょうか?

特に予約表みたいものはなくて、メールで「次はいつ空いていますか?」みたいな感じで連絡いただくスタイルです。

もちろん「毎週木曜日の19時でお願いします」というご要望もありますので、そういった予約の取り方でも大丈夫です。

横浜市で英語の発音を上達させたい方へのメッセージと体験レッスンのお知らせ

── 渡邉さんが2006年に英語発音スクールを立ち上げて今で16年目。それだけ続けてこられたのはなぜだと思いますか?

そうですね。根底にある想いは、自分自身が留学もせずにネイティブ発音を身に付けられた事で、「これはすごい!これで日本の英語教育は変わる、変えたい!」と感動した事でしょうか。

元々ネイティブではないので、どうやったらネイティブ英語の音が出せるのかを、
自分自身が生徒として学んで身に付けてきた事は、指導にとても役立っています。

だからこそ、生徒さんの気持ちがすごく分かる。

CEPIO横浜教室のレッスン風景

そして私は教育職というか、人に何かを教える仕事が好きなんだと思います。

生徒さんがどんどんスキルアップして自信がついて、表情も変わっていく。

そんな様子を見られるのが嬉しいし、本当に面白いんですよ。

この仕事をしていて、生徒さんが成長され、何なら「私より上手いわ」と思うような生徒さんもいっぱいいます。

元々の英語の知識もいっぱいお持ちで、逆に尊敬の眼差しでレッスンしているくらいです。

勉強熱心で向上心を持った方々と日々接していて、本当にありがたいなと思っています。

── そういった想いをもった方にサポートしてもらえるのは、生徒さんも安心でしょうね。

そう思っていただけたら嬉しいです。

── では最後に、これから英語の発音を強化したいとお考えの方へ何かメッセージをいただけますか?

自信を持って英語を話したい、リスニング力を伸ばしたい人にとって、発音を学ぶことはとても効果的です。

また今まで勉強が苦手だった人でも、CEPIO の発音トレーニングは楽しく身に付けていただけるので、「英語って面白いじゃん!」と感じていただけると思います。

英語初心者の方が海外旅行で、そこまでペラペラ英語を話せなくても、それなりに一言二言英語が言えれば実際、旅先での不自由はないと思うんです。

でもその一言二言が、発音が悪くて通じないのは悲しいですよね。

一言二言でも、きちんと言えてスムーズに伝わると、事実、相手の反応や表情もちがってくるので、旅が楽しいと感じますよ。

ですので、ぜひ発音をやってもらいたいですね。

世の中には様々な英会話スクールがありますし、すでに通っている場合はそのまま続けていただければと思います。

語彙を増やしたり文法の理解や運用力も大切なんです。

でもそこに「発音」という切り口を1つ入れていただくと、劇的に英語力はアップし、英語学習が益々楽しくなると私は思います。

発音を基礎から身に付けてしまえば、まるでネイティブの子どもが大人の難しい会話を真似できる様に、聞こえてくる音をそのまま真似できる。

シャドウイングがすごく楽にできるようになります。

知らない単語があっても、スペリングから音を想像できるようになってくるので、英語の学習速度は加速していきますよ。

今続けている英語学習がとても楽になると思いますし、楽しさ倍増だと思います。

音の基礎を整えた上で語彙を増やしたり、言える内容を増やしたり、会話の機会をたくさん持って英語を楽しんでほしい。

自転車の乗り方と同じで、出来る様になってしまえば卒業。

発音レッスンは何年もやり続ける必要はないので、1〜2年といった有期的に捉え、頑張ってみてはいかがでしょうか?

── 気持ちが軽くなるメッセージをありがとうございました。ちなみに体験レッスンなどはありますか?

もちろんです。当校のホームページよりお申込みいただけましたら、無料で体験レッスンを受講いただけます。

実際のレッスンのように「あっ!できた!!」という手応えを感じていただける内容となっています。

40分の体験レッスン後、20分ほどいただいて、レッスンチケットの料金や通い方、スクールの利用方法など Q&A の質疑応答を含めて60分という内容です。

英語学習をこれから始めるという英語初心者の方から、英会話上級者まで、色々な方が通われています。

発音を身に付けることは遠回りに感じるかもしれませんが、実は一番の近道だと、私自身が実感しています。

ぜひお気軽にお声かけください。

英語発音スクール CEPIO 横浜教室の基本情報

教室名 英語発音スクールCEPIO横浜教室
所在地 横浜市緑区長津田みなみ台(詳細はメールでお知らせ致します)
費用 1レッスン3,850円~
(ポイント制:10ポイント単位で購入)
レッスン時間 50分
講師 渡邉ますみ(CEPIO公認インストラクター、英語発音指導士®)
オンライン授業 可能(時間と費用は対面レッスンと同様)
営業時間 平日10~20時(最終19時スタート)
土日祝と時間帯はお気軽にご相談ください。
連絡先 yokohama@cepi-o.com
公式HP https://cepio.jp/school/yokohama/

※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、英語発音スクール CEPIO 横浜教室 へお問い合わせください。

オンラインにも対応!英語発音スクール CEPIO 横浜教室の取材後記

英語の発音については、教室代表の渡邉さん自身も、十数年前に「発音が良くない」と言われたことがきっかけで学び始めたと言います。

同じように、せっかく頑張って英語を勉強してきたにも関わらず、発音が悪いせいで伝わらない、話を聞いてもらえない学習者もいるのは、残念で悔しいことですよね。

「英語が苦手」「発音にコンプレックスがある」「色々やっているけど伸び悩んでいる」そんな人にこそ、「発音」という切り口で英語を楽しく感じてほしい。

英語発音スクール CEPIOは、1音1音丁寧に作られた豊富な教材と共に、温かい講師があなたの英語力アップをサポートしてくれます。

独自の発音矯正プログラムによって、大人になってからでも、数カ月〜長くて2年でネイティブ並みの発音で英会話ができる。

そんな希望を持って、英語発音スクール CEPIO 横浜教室を訪ねてみてはいかがでしょうか。

取材日:2022年3月23日
取材/文:小原亜紗子
写真: 英語発音スクール CEPIO 横浜教室提供