
「大学生のうちに夏休みや春休みを利用して短期留学したい」
「1ヶ月の短期留学費用は、いくらかかるの?」
「大学生向けの短期留学プログラムって何がある?」
留学期間が短く、長期留学に比べて費用が安い短期留学は、挑戦しやすく、大学生に人気の留学スタイルです。特に大学生向けの短期留学プログラムが豊富にある夏休みや春休みは、まさに短期留学のベストタイミング!
でも短期とはいえ、少なくとも1週間から1ヶ月ほど海外に滞在するわけですから、不安なことも多いでしょう。
そこで今回は、「大学生向けの短期留学徹底ガイド」と称し、短期留学の費用や留学先の選び方、メリット、デメリットなどについて解説しました。
大学生が気になる就活に影響しない留学時期や、短期留学の経験を就活に活かすためのポイントも説明しています。この記事を読んで、理想の短期留学を一緒に計画していきましょう。
目次
大学生ができる短期留学は?留学期間は最長どれくらい?
短期留学とは、一般的に、1週間~3ヶ月の留学のことを言います。
大学生が大学を休学しないで留学するとなると、最長の留学期間は1~2ヶ月程度になります。3ヶ月以上の留学は、大学を休学しないと難しいでしょう。
大学生に人気なのは、夏休みや春休みといった長期休暇を利用した1週間~1ヶ月程度の語学留学です。
短期語学留学では、語学学校に通い、学生寮やホームステイを利用して滞在するケースが多いです。語学の勉強だけでなく、放課後のアクティビティなどで異文化を体験することもできます。
海外の語学学校は1週間から通えるので、旅行を兼ねての語学学習や、長期留学の下見として留学する大学生もいます。
海外で暮らし、異文化や多様性を学んだり、現地の雰囲気を体験したりするには、休学する必要がない短期留学はたいへんおすすめですよ。
しかし、英語力を大きく向上させたい、海外で本格的なインターンを経験してみたいという大学生は、3ヶ月以上留学するのが理想的です。
大学を休学することになるかもしれませんが、語学力を伸ばすにはある程度の時間が必要です。
大学生が短期留学に行くタイミングはいつがベスト?
大学生が短期留学へ行くベストタイミング
- 夏休み、春休み、冬休みの長期休暇(1・2年生時がおすすめ)
- 4年生の就活、単位取得、卒論が終わったタイミング
大学生が短期留学に行く場合、気になるのは就職活動との兼ね合いですよね。
近年、企業の採用活動は早期化しており、それに合わせて大学3年生のうちに就活を始める大学生が多いです。
特に、大学3年生の夏休みは企業のインターンシップが実施されるため、留学の日程を取るのが難しいかもしれません。
ですから、大学生が短期留学に行くなら大学2年生の夏休み、春休みのタイミングがベストでしょう。
2年生で留学すれば、1年生のうちからアルバイトをして留学資金を貯めておくこともできますね。
また、大学4年生の、就職先が決まり単位取得や卒論が終わった時期に、卒業旅行を兼ねて短期留学する人も多いです。
この時期なら大学の授業や就活に影響はないので、留学しやすいですし、大学生活の良い思い出になりそうです。
大学生が短期留学をするメリット
短期留学には、長期留学にはないメリットがあります。大学生にとって、短期留学はどんなメリットがあるのか、ご紹介しましょう。
大学生が短期留学をするメリット
- 春休み・夏休み・冬休み・GWなどの休暇を利用できる
- 期間が短いので留学費用が安い
- 視野が広がる
- 留学プランが豊富
- 英語力が向上する
- 長期留学に備えられる
春休み・夏休み・冬休み・GWなどの長期休暇を利用できる
1ヶ月未満の短期留学なら、大学を休学せず、長期休暇を利用して留学できます。
最短で1週間から留学できるので、ゴールデンウィークを利用して留学する人もいますよ。
長期休暇を利用した短期留学は、大学を休学する必要がないため、4年で卒業でき、行く時期を選べば就活に影響がないのも大きなメリットです。
会社に勤めだすと、1週間の休みもなかなか取りにくいです。特に入社して間もないときはとれる有給の日数も少ないですし、気持ち的にも落ち着いて留学に行くのは難しいでしょう。
自由に過ごせる長期休暇が与えられるのは、学生の特権とも言えます。ぜひ有効活用しましょう。
期間が短いので留学費用が安い
留学期間が短いと、その分かかる費用も安くなります。
長期留学は、数百万単位のお金が必要なこともあります。一方短期留学は、フィリピン・セブ島語学留学なら、1週間15万円ほどで行けるプランもあるのです。
短期留学なら、計画的にアルバイトをして貯金していけば、大学生でも自分で留学費用を準備することが可能です。
保護者にできるだけ金銭的負担をかけたくない大学生もチャレンジしやすいでしょう。
視野が広がる
ありきたりかもしれませんが、視野が広がるというのはとても大きなメリットです。短期間でも海外に滞在してみると、新しい気付きがたくさん得られます。
もちろん、いつ行っても意味のある機会になりますが、大学生という若くて選択肢も多い時期に視野を広げられるのは、今後のキャリアや人生に大きな影響を与えることでしょう。
短期留学したことから海外に興味を持ち、長期留学やワーキングホリデーに関心を持つきっかけになったという人も少なくありません。
また海外に行ったからこそ、日本でやりたいことが見つかることもあります。
世界情勢も大きく動いていますし、将来行きたい国に必ずしも行けるとは限りません。行けるチャンスがある時に、行っておきましょう!
大学生協や留学エージェントなどの留学プランが豊富
大学生の短期留学は、ニーズに合わせてさまざまなプランが提供されています。大学生が留学に申し込みをする場合、一番相談しやすいのが大学生協ですよね。
大学生協は短期語学留学のパッケージツアーを提供しています。航空券、授業料、滞在費、現地送迎、旅行保険がセットになったプランなので、初めて留学に行く人でも申し込みやすいでしょう。
ただしパッケージツアーの場合、行き先の国や地域や出発日、最小遂行人数が決まっているため、必ずしもあなたの思い通りの条件で留学できるとは限りません。
自分だけの留学プランで留学したいなら、語学学校や滞在先などを手配してもらうことになります。
留学プランの自由度がより高いのが留学エージェントです。留学エージェントで最も取り扱いが多いのが短期留学で、留学プランも豊富です。
特にセブ島留学については大手留学エージェントから現地のセブ島専門留学エージェントまでたくさんあり、プランの価格競争も激しくなってきています。
留学エージェントの多くは無料で留学相談を受け付けています。相談すると、留学プランの提案をされますが、必ずしもその場で契約する必要はありません。
自分で調べてみてなかなか気に入るプランが見つからない時は、自分の考えを整理するために、一度どこか気になる留学エージェントに相談してみるのも良い方法です。
短期留学に対応しているおすすめ留学エージェント
ちなみに、1社だけに相談するよりも、複数の留学エージェントに相談するのがおすすめです。
留学エージェントによってサポート内容や料金が違いますし、留学カウンセラーとの相性もあるので、いくつかの留学エージェントを比較すると良いでしょう。
最低価格保証がある所は、条件が同じならほかの留学エージェントより安くしてくれるので、他社の見積もりを持ち込むと得することがありますよ。
無料相談はオンラインでも行っているので、まずは気になる留学エージェント1社に相談してみてはいかがでしょうか。
英語力が向上する
海外に留学すれば、語学学校はもちろん、生活のすべてが英語なので、ごく短い期間の留学でも英語の力はアップするでしょう。
1~2週間の短期留学ではスピーキングを大きく伸ばすことは難しいですが、リスニングの力が上がったと実感する方が多いのです。
ただし、何の準備もなくただ海外留学するだけでは、当然ですが英語力は上がりません。短期留学でも英語力を上げるには、留学前にしっかり英語の勉強をすることが大事です。
留学先ではアウトプットの練習が多くなるので、留学前に単語や文法など、インプットを中心に学習してください。
留学先では授業で積極的に発言したり、普段の生活も日本語を使わず英語で行うようにすると、英語力がつきますよ。
本格的に英語力を上げたい場合は、3ヶ月以上の長期間留学することが理想的ですが、諸事情で短期間しか留学できない場合は、1.5ヶ月以上の滞在を検討しましょう。
また、TOEICのスコアアップを目的として留学するなら、短期留学でも英語力の向上を実感しやすいでしょう。
語学学校にはTOEIC対策プログラムとして、5~6週の短期集中講座を用意している所もあります。
TOEIC対策ならやるべきことがある程度決まっているので、試験に向けた集中トレーニングを行うことで、留学の成果が得点にダイレクトに表れます。
留学期間が短いプランほどスパルタ色が強くなる(1日の授業時間が長い、課題が多い)ので、そのあたりも考慮しながら語学学校やプログラムを選びましょう。
長期留学に備えられる
長期留学を検討している人の中で、まず短期間留学して現地の様子を確認する大学生もいます。
夏休み、春休みなどの長期休暇を利用して、1週間~1ヶ月程度の短期留学で現地の下見をしておくのです。
留学エージェントの中には、大学やカレッジの下見ツアーを提供している所もありますよ。
長期留学をする前に留学先の街や学校の様子を事前に体感しておくと、長期留学の時にスムーズに留学生活に入れるでしょう。
また実際に現地に行ってみて、「思っていたのと違う……」と思ったら、留学の行き先を変えるなど、留学の失敗を防ぐこともできますよ。
考慮するべき点としては、下見目的の短期留学であっても、やはりその分費用がかかってしまうことです。
下見をしておいた方がもちろん安心ですが、コスト面もよく考えてから決めましょう。
短期留学は意味ない?大学生が短期留学に行くデメリット
「短期留学をしても意味がない」と言う人もいます。確かに、短期留学にはメリットもありますがデメリットもあります。
どんなデメリットがあり、どうすればデメリットを少なくできるかを考えてみましょう。
大学生が短期留学に行くデメリット
- 英語力の伸びが限定的
- 目的・目標を明確にしないと失敗する
- 長期休暇を利用した短期留学は日本人が多いことがある
英語力の伸びが限定的
先ほどメリットを紹介する際に、「英語力が向上する」と紹介しました。
ですが留学期間がが1週間~1ヶ月だと、英語を勉強する時間は少なくなり、英語力の伸びが限定的になってしまうのは否定できません。
スピーキング力を上げるには非常に時間がかかるので、最低でも3か月程度の留学期間が欲しい所です。
海外の語学学校では、10週間で1つレベルを上げるカリキュラムの所が多いので、しっかり英語力を伸ばしたい場合は10週間以上の留学を目安にしてください。
ただし、留学すれば自然に英語力が伸びるわけではありません。短期留学で英語力を伸ばすには、留学中の過ごし方はもちろん、留学前の英語学習が非常に大切です。
留学先ではアウトプットの機会が多くなるので、留学前に単語や文法などの知識をできる限り多くインプットしておきましょう。
独学が難しい場合は、オンライン英会話や、留学前の英語学習が充実している留学エージェントを利用するのも良いですね。
事前の英語学習学習が充実した留学エージェント
留学情報館 | ・渡航前オンライン英会話レッスンを提供 ・渡航まで無料でレッスン受講し放題 ・週に2回、1回50分のグループレッスン ・留学で役立つ英語を中心 |
---|---|
School With | ・留学に必要な英語力を最短で身につける「プレ留学」 ・プロ講師とチューターによるマンツーマンの学習サポート ・業界唯一のオリジナル英語アプリ ・留学を控えた仲間と一緒にグループ学習の機会もある ・4週間以上の留学で最大24週間のプレ留学が無料 |
スマ留 | ・英会話サービスを6ヶ月間利用可能 ・シャドーイング英会話アプリ「LanCul」 ・24時間回数無制限のオンライン英会話「ネイティブキャンプ」で事前学習 |
目的・目標を明確にしないと失敗する
短期留学は、留学前に目的や目標をはっきり決めないと、何となく過ごしているうちに、すぐに帰国日になってしまいます。
留学の目的や目標を具体的に決め、目的を達成するための留学プランを練りましょう。
例えば、「就活で活かすためにTOEICの高いスコアがほしい」という目的がある方は、「帰国後のTOEICテストで700点以上を取る」という目標を立てます。
その目標を達成するために、TOEIC対策ができる語学学校やコースを選び、留学計画を作成します。勉強に集中したいなら、都市部ではなく、娯楽施設が少ない田舎街を選ぶのも良いですね。
英語力アップのほかにも、「海外でボランティアをしたい」「外国人の友達を作り、コミュニケーションできるようになりたい」など、人によってさまざまな目的が考えられます。
留学計画を立てる前に、どんな目的で留学するのかをじっくり考えてみましょう。
長期休暇を利用した短期留学は留学先にも日本人が多い
大学の長期休暇である夏休みや春休み、冬休み、またゴールデンウィークは、多くの大学生が短期留学する時期です。
特に語学学校の初級クラスには日本人が多い傾向にあります。日本人同士でも英語を話すなど、英語環境を作れば良いのですが、なかなかそうはいかないのが実情です。
日本人がいない環境を作るのに一番おすすめの方法は、語学学校の中級以上のクラスに入れる英語力をつけることです。
中級以上のクラスになるとグッと日本人率が下がりますし、英語の基礎力があるので留学中の英語力の伸びが大きくなります。
また、日本人比率が低い語学学校を選ぶ方法もあります。留学エージェントに相談すれば日本人が少ない学校を紹介してもらえるので、自分で語学学校を探すより簡単です。
しかし、実際に留学してみると、語学学校に思ったより日本人が多い、ということも。これにはいくつかの理由が考えられます。
まず考えられるのは、学校に申し込んだ時点では日本人が少なかったけれど、その後日本人の申し込みが多くあり、渡航時には留学前に聞いていた人数より日本人が増えていたという理由です。
ほかには、留学エージェントがリアルタイムで語学学校からの情報を入手しておらず、誤差が生じるケースもありますね。
さらに、語学学校にとって日本人留学生は非常に良いマーケットなので、日本人の学生が欲しいあまり日本人の人数を実際より低く公表している場合も、残念ながらあるようです。
日本人が多いと、英語のみの環境を作るには努力が必要ですが、日本語で情報交換ができる、困った時に助け合えるなどのメリットもあります。
語学学校に日本人が多い場合は、日本人だけでなく外国人の友達を作るなど、せっかくの留学を無駄にしないよう積極的に行動してみてくださいね。
大学生向け短期留学のプログラム例
短期留学にはさまざまなプログラムがあります。大学生に人気の短期留学プログラムをご紹介しましょう。
大学生向け短期留学のプログラム一覧
- 語学留学
- 専門学校・カレッジ
- インターンシップ
- ボランティア
- 英語教師宅ホームステイ
- ファームステイ
- サッカー・テニス・サーフィン・ダンス・ヨガなどのスポーツ留学
語学留学
語学学校には、多様な語学研修のコースが用意されています。あなたの留学の目的に合わせてコースを選びましょう。
語学学校のコース例
- IELTS、TOEIC、ケンブリッジ英検などの資格試験対策
- ビジネス英語
- キャリアスキル(ビジネスに必要な交渉術やプレゼンテーションを学ぶ)
- 接客英語
- バリスタ(英語とバリスタのスキルが学べる)
- 文化(英語でその国の映画や音楽などの文化を学ぶ)
語学学校では、「毎週月曜日が入学日で、金曜日が卒業日」といったように、入学日と卒業日の曜日が決められていることが多いです。
学校によっては、入学日が月に1回のところもあります。大学の休暇を利用するなら、スケジュールに無駄がないよう留学計画を立てたいですね。
また、語学学校の多くが放課後や週末などに課外活動(アクティビティ)を実施しています。
乗馬やサーフィンなどのスポーツ、交流パーティーや観光ツアーなどが用意されており、参加すれば他のクラスの生徒とも交流ができるでしょう。
アクティビティを重視して語学学校を選んでも良いかもしれません。
専門学校・カレッジ
専門学校やカレッジでも、2週間~3ヶ月程度の短期留学プログラムを提供している所があります。
英語で専門的なスキルが学べるプログラムで、参加するには中級以上の英語力が必要なことがあります。
専門学校の短期プログラム例
- CA(キャビンアテンダントに必要なスキルを英語で学ぶ)
- バリスタ
- ホスピタリティ
- ビジネス・マーケティング
- トラベル・ツーリズム
- 美容関連(エステ、マッサージなど)
専門学校の留学が盛んな国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダです。
短期間の留学ですと、「ホスピタリティ(接客のマナー)」や、「ビジネス・マーケティング」「トラベル・ツーリズム」といった分野が人気です。
オーストラリアはバリスタ留学も人気があります。最短3日のワークショップコースから、数週間のマスターコースまで、学校によってプログラムが異なります。
カナダやマレーシアではCA(キャビンアテンダント)留学が盛んです。
エステ・マッサージの資格取得を目的とした留学なら、インドネシアのバリにも学校があります。
海外で専門留学をするのであれば、学びたいことをまず決めてから行き先を決めるのが良いでしょう。国によって得意分野が異なるため、留学する国も自然と限られてくるはずです。
インターンシップ
海外で就労体験をするのがインターンシップです。海外で働く経験は非常に貴重ですし、そこで学んだことは就活にも生かせるでしょう。
インターンシップには有給と無給があり、短期の場合は多くが無給です。また、国内インターンシップと異なり、基本的には参加費用(留学費用)がかかるので、その点は考慮する必要があります。
短期インターンシップは最短1週間からのプログラムもありますが、留学期間が長い人ほど選べるインターン先が豊富になります。
海外インターンを経験したい人は、1ヶ月以上の留学を想定すると良いかもしれません。
インターンシップでできる仕事は多岐にわたります。
インターンシップでできる仕事例
- 教育(幼稚園の先生の補助など)
- 福祉(高齢者の介護の補助など)
- ホスピタリティ(ホテル、レストランなど)
- 不動産
- 金融
- IT
- 旅行
- アパレル
- 出版
- 貿易など
日系企業の海外支部の募集が多く、一般企業の職種は事務や営業などです。
インターンシップに参加するには、企業が募集しているインターンシップに直接応募する方法と、語学学校が提供しているインターンシッププログラムに申し込む方法があります。
自分でインターネットを利用して仕事先を探し、応募する場合は、英語力が必要です。
安全な仕事かどうかも確認しにくいので、留学エージェント等を通じて語学学校のプログラムに申し込む方が無難でしょう。
日本の大学で、長期休暇中の海外インターンを紹介している所もあるので、まずは在籍大学で海外インターンの制度がないか確認してみてください。
学部ごとにインターンシッププログラムが用意されている大学もあります。大学によっては、海外インターンを単位として認めていることがあるので、その点もしっかり確かめましょう。
ボランティア
短期でも、海外ボランティアを経験できます。ボランティアは、英語力にあまり自信がなくても参加しやすいプログラムです。
英語力より、「誰かの力になりたい」という気持ちや、言葉以外のコミュニケーション能力が大事なんです。
海外ボランティアに参加するには、日本にある海外ボランティアを行っている団体のプログラムを利用する方法があります。
また、語学学校や留学エージェントがボランティアを紹介してくれるので、それを利用すると早く見つけられるでしょう。
語学学校に通いながらボランティア体験をすることも可能です。
他にも、自分で現地のボランティア団体を見つけてメールでコンタクトを取る方法があります。その場合は、現地の人と連絡がとれる程度の英語力が必要です。
まだどんなボランティアをするか決まっていない人は、社会問題を抱える国で行われているボランティアの現場を見学する「スタディツアー」に参加すると、自分の考えがまとまるかもしれませんね。
スタディツアーは、旅行代理店やボランティア団体が提供しています。
海外ボランティア・スタディツアーを探せるサイト
団体(企業)名 | 特徴 |
---|---|
ICYE JAPAN | ドイツに本部があり、50カ国以上で青年ボランティアを派遣、受け入れをしているNPO法人。 |
NICE | 海外ボランティアを主催、紹介しているNGO。 日本で唯一国連・CCIVS(国際ボランティア活動調整委員会)に加盟している。 |
ぼらぷら | SDGs海外ボランティア総合プラットフォームで、海外ボランティア活動を行う国際協力NGO。 |
activo | 短期海外ボランティア募集情報、スタディツアーを紹介しているWebサイト |
HIS スタディツアー | 大手旅行代理店。短期海外ボランティアツアー、スタディツアー、インターンツアーも販売している。 |
英語教師宅ホームステイ
語学学校に通わず、英語教師の自宅にホームステイして英語を学ぶプログラムです。英語レッスンのほか、一緒に料理をしたり、観光に出かけたりできます。
1週間から参加できるので、海外旅行の感覚で留学できますね。
英語教師のファミリーと一緒に生活するので、その国の文化を直に体験できるのもメリットです。
また、プライベートレッスンなので短期間でも英語力の伸びが期待できます。
ただし、語学学校への留学と比べると割高になることが多いので、費用はよく確認しましょう。
英語教師宅でのホームステイは、イギリスのほか、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで提供されています。
ファームステイ
ファーム(農場)にホームステイして、農場の仕事を体験しながら英語を学ぶ留学プログラムです。宿泊費や食費を支払って滞在します。
動物にエサをやったり、果物を収穫したりと農場の仕事を体験できます。
乗馬体験や羊の毛刈り、牛の乳しぼり、ワイナリーの見学などのアクティビティも経験できますよ。
のんびりと田舎暮らしをしてみたい方に合っているプログラムです。
サッカー・テニス・サーフィン・ダンス・ヨガなどのスポーツ留学
サッカー、テニス、サーフィンなどのスポーツと、英語が学べるプログラムもあります。
語学学校に通学して英語を学びながら、クラブチームやスクールで地元の人々と一緒にトレーニングができます。
スポーツを通じて外国の友人が作れますね。また、英語ができないとコーチの指示がわからないので、英語の勉強にも力が入るようです。
プログラムは2週間程度からあるので、大学の長期休暇中に参加できますよ。
大学生向け自分に合った短期留学の国を選ぶコツ
留学しよう!と思い立ったは良いけれど、「どの国に留学したら良いかわからない」という人が多いのではないでしょうか。
短期留学の目的が英語力の向上なら、英語圏に目が行きがちですが、アメリカやイギリス以外にも英語が公用語の国はとても多いんです。
母国語がほかにあり、英語が公用語となっている国でも、語学学校で英語が学べます。
リーズナブルに留学できたり、多様な文化が学べたりするので、良かったら選択肢に入れて検討してみてください。
あなたに合った留学先を選ぶには、情報収集がたいへん重要です。今はインターネットで簡単に調べられますが、中には間違った情報もあります。内容の真偽には注意してください。
留学経験がある友人や先輩、大学の留学相談窓口、留学エージェントなどに話を聞くのも良いですね。ここでは、留学先の国を選ぶコツについてご紹介します。
留学する目的や目標をはっきり決める
もちろん、「一度行ってみたかった」「その国が好き」と言ったシンプルな理由で留学先を選んでかまいません。
しかし特に希望する国がないのであれば、まずは短期留学の目的や目標をできるだけ具体的に決めましょう。そして、その目標を達成するのに適した国を選びます。
英語だけでなく、観光やアクティビティも楽しみたい、異文化を体験してみたい、外国の友人をたくさん作りたいという方は、その点も加味して留学先を選びましょう。
目的別のおすすめ留学先を表にしたので、参考にしてくださいね。
目的別おすすめの留学先
目的・目標 | おすすめの留学先 |
---|---|
ネイティブの発音を身につけたい | アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏 |
ファームステイしたい・自然に触れたい | オーストラリア、ニュージーランド |
TOEICのスコアで700点を目指す | セブ島のTOEICスパルタコース |
ボランティアで困っている人々を助けたい | カンボジア、インドネシア、フィリピンなど |
日本人が少ない国に行きたい | マルタ、ドバイ、南アフリカなどマイナー国 |
ヨーロッパを旅したい | マルタ、イギリス |
予算を考慮する
留学する上で、費用面は避けて通れない重要なポイントです。留学先によって、必要な留学費用は大きく異なります。
留学計画を立てる際に、どれくらいの予算で留学するかを決めて、その予算の中で留学できる国を選んでいきましょう。
検索サイトで「イギリス留学 1ヶ月 費用」などと入力して検索すればおおよその費用は調べられます。
この記事でも、後述の「短期留学にかかる費用」の所で留学費用を紹介しているので参考にしてください。
より具体的な費用を知りたい場合は、留学エージェント無料相談で見積もりを依頼してみましょう。費用の総額だけでなく、何にいくらぐらいかかるのかもわかります。
複数の国を取り扱う留学エージェントなら、「これくらいの費用で1週間の語学留学を検討しているんですけど、どの国がおすすめですか?」といった費用ベースの相談も可能です。
なお、留学エージェントが出してくれる見積もりには、生活費や渡航費(飛行機代)が含まれていないことが多いので、見積もりの明細をよく確認しましょう。
治安や気候を調べる
短期留学とはいえ、留学先の環境を考慮するのはとても重要です。
最も調べておきたいのが、治安です。外務省海外安全ホームページを参考にして、留学先の治安を調べましょう。
日本は、世界の中で治安が良い国のひとつです。海外で日本にいる時と同じような行動をすると、たちまち盗難などの被害にあってしまいます。
留学先の国の治安に問題がなさそうでも、日本ほど治安が良い国はないと考えて、貴重品の管理や危険な地域には近寄らないなど注意を怠らないことが大切です。
また、気候も調査してください。気候は、衣類などの持ち物にも影響しますのでよく確認しましょう。
英語の訛りやアクセントをチェックする
日本語が地方によって方言があるように、英語にも地域によって訛りがあります。
アメリカとイギリスでも、同じ意味の単語の発音や綴りが違うんです。いろいろな国や地域でそれぞれの訛りがあることを知っておきましょう。
なお、訛りを避けて英語を母国語とする国に留学した方が良いかというと、必ずしもそうとは言えません。
なぜなら、あなたと英語で話をする相手が必ずしも英語のネイティブスピーカーとは限らないからです。
英語は世界中で公用語として採用されており、英語が母国語の人より、母国語ではない人の方が多いんです。英語圏以外の英語に触れるのも良い経験になるでしょう。
ただし、英語圏以外の国に留学すると、日本で勉強してきたアメリカ英語とアクセントが違うため、戸惑ったり慣れるのに時間がかかる方もいるようです。
留学先の英語の訛りに対応できそうか、確認しておきましょう。
例えば学内の留学ラウンジに行ってみたり、留学生にアポイントをとったりして、いろいろ話を聞いてみるのも方法のひとつです。
留学生との交流が難しいようなら、いろいろな国出身の講師が在籍しているオンライン英会話を活用して、留学を検討している国出身の講師に、英語の訛りについて聞いてみたりするのも良いでしょう。
日本からの距離や時差
留学期間が1週間などの超短期で留学したい人は、日本から近い国、もしくは行きやすい国が良いでしょう。
日本から遠い国だと、飛行機で移動するだけで日数を消化し、現地の滞在期間が短くなってしまいます。
フィリピンなら4時間、セブ島は5時間で行けるので、超短期の留学におすすめです。
また、帰国後すぐ授業に復帰したり、アルバイトに行こうと考えているなら、なるべく時差が少ない国にしておくと良いですね。帰国後の時差ボケを最小限にできます。
フィリピンやシンガポール、マレーシアとの時差は1時間、オーストラリアは2時間と少ないので、帰国後もスムーズに日常生活に戻れそうです。
大学生の短期留学におすすめの国と特徴を紹介
ここでは、大学生の短期留学におすすめの人気国をご紹介します。
各国の特徴やおすすめポイントも紹介するので、あなたに合った国が見つかるはずです。
留学先選びの参考にしてくださいね!
【カナダ】標準的な英語が学べる
訛りのない、標準的な英語を学べるのがカナダです。教育水準も高いので、しっかり英語の勉強をしたい大学生はカナダがおすすめです。
フランス語も公用語になっているので、フランス語も学べますよ。
カナダは移民が多い多国籍国家です。さまざまな国の文化を肌で感じられるのもメリットですね。外国人に慣れていることから現地の人は留学生にも寛容です。
大学生が長期休暇を利用してカナダ留学するなら、夏休みが良いでしょう。8月、9月はたいへん過ごしやすい時期です。
日本の大学の冬休みにあたる時期は、氷点下になるほど寒さが厳しい時期になります。寒さに弱い方はこの時期を避ける、防寒対策をしっかりするなどの対応をしてください。
カナダ留学をする日本人は非常に多いため、英語漬けの環境が作れるか心配な人もいるかもしれません。
ですが、カナダの語学学校は母国語禁止のルールが厳しい所が多いので、あなた自身がルールに従って英語で話していけば、問題はないでしょう。
日本人が多いことは、安心材料にもなるので、悪いことばかりではありません。
またカナダは治安が良く衛生的なので暮らしやすいため、海外留学が初めての方や英語の初心者でもチャレンジしやすい国と言えるでしょう。
カナダ留学の相談は老舗エージェント「カナダジャーナル」がおすすめ
カナダジャーナルは、創業43年のカナダ専門留学エージェントです。
オフィスはバンクーバーにありますが、日本からメールやLINE等で留学相談ができます。現地に拠点があることから、カナダ到着後に何かあった際は、対面で相談できますよ。
カナダジャーナルは短期留学者向けに、ホームステイ、食事、空港送迎がセットになった、オリジナルのパッケージプランも用意しています。
1週間~3週間の留学は、カナダジャーナル短期留学パッケージがとってもお得です。
【オーストラリア】英語を学ぶ環境もアクティビティも充実
大学生の短期留学では、「英語をしっかり勉強したい」という方もいれば「観光やアクティビティも楽しみたい」という人もいるでしょう。
それぞれの目的に合わせて語学学校のプログラムを選べるのがオーストラリアの特徴です。
IELTSなどの資格試験対策コースやビジネス英語コースだけでなく、サッカー、サーフィンなどのスポーツや、ヨガ、フラワーアレンジメントなどの趣味が体験できるプログラムも多く提供されています。
農場が多いのでファームステイやファームでのボランティアもできますよ。語学学校で、バリスタコースを開講している所もあります。
銃やドラッグの規制が厳しく治安が良いオーストラリアは、気候も温暖で過ごしやすいです。多民族国家で人種差別も少ないと言われています。
ただし、英語には独特の訛りがあります。日本人が多く、物価が高いのもデメリットですね。
オーストラリアはワーキングホリデーで人気の国なので、世界中から若者が集まってきます。現地の人だけでなく世界から訪れた人たちと交流できるでしょう。
時差が2時間程度なので、大学生が長期休暇を利用して留学し、帰国した後も時差ボケが少なく、日常生活に戻りやすいのもオーストラリア留学のおすすめポイントです。
オーストラリア留学の相談は「Mirai Bridge」がおすすめ
Mirai Bridge(旧ゴールドコースト留学ドットコム)は、オーストラリア全土の留学をサポートする現地留学エージェントです。
大学進学や長期留学、就職、永住権取得など長期的な滞在を得意とする留学エージェントですが、もちろん短期留学の手配も対応しています。
大学生が注目するべきは、「マーケティング実践+短期語学留学プラン」です。
短期留学でも語学とマーケティングがしっかり学べるプログラムとなっており、就活でのアピールポイントとしても活用しやすい留学経験ができます。
募集期間や実施期間など、プログラムの詳細は、公式ホームページをチェックしてくださいね。
Mirai bridgeのインタビュー記事もぜひご覧ください!
【ニュージーランド】のんびりした田舎暮らしを体験したい方におすすめ
英語を学びつつ、のんびりとした田舎暮らしを楽しみたい大学生にはニュージーランド留学がおすすめです。
日本の中高生の修学旅行先になるくらい治安が良いので、初めて留学する大学生も暮らしやすいでしょう。
南半球にあるので日本と季節が逆になります。7月~8月はスキー、1~2月にはマリンスポーツを体験できますよ。自然の中でのアクティビティは豊富ですが、都会的な娯楽は少ないので、遊びに使う出費が抑えられます。
ニュージーランドの語学学校は、NZQA(The New Zealand Qualifications Authority)という公的機関による厳しい審査を受けているので、高い教育水準を保っています。
小規模でアットホームな語学学校が多く、先生と学生の距離が近いので、短期間でも英語力を上げることが可能です。
ニュージーランドは、原住民であるマオリの人々と共存してきた歴史を持つ国です。女性やLGBT、障害を持つ方に対し差別や偏見が少ない国でもあります。
異なる価値観を持つ人々が互いに尊重し合い、共存する様子を大学生のうちに目の当たりにすることは、あなたの将来に非常に役立つでしょう。
【アメリカ・ハワイ】短期プログラムが多く大学生が行きやすい
アメリカでは観光ビザで短期留学する場合、語学学校のコースはパートタイムのみになります。フルタイムで就学したい場合は、短期でも学生ビザが必要です。
アメリカの短期留学プログラムは、種類が豊富で、英語学習に加えて、ITや映画制作など他国にはあまりない授業が受けられます。
エンタメの本場のアメリカで、ダンス留学するのも大学生に人気です。
語学学校で行われている放課後のアクティビティも、観光のほか芸術鑑賞や交流パーティーなど、アメリカらしい多彩な物が用意されています。
1週間からの超短期のプログラムも多く、大学生が長期休暇に留学しやすいです。
アメリカ留学で心配なのは治安の悪さと物価の高さです。
銃社会で犯罪が多いので、日頃から注意を怠らないようにしましょう。また、授業料を含め物価が非常に高いので、余裕を持って資金を準備するようにしてください。
英語とリゾートを両方楽しみたいならハワイ留学がおすすめです。ハワイの語学学校では、サーフィンやビーチヨガ、フラダンスなどいろいろなアクティビティが開催されています。
治安が良く、日本人に人気の観光地なので、初めての留学にもピッタリです。
ハワイでは、観光ビザで就学できるのは週に18時間までです。授業の時間を午前中にすれば、放課後の時間がタップリあるので観光やアクティビティを満喫できますよ。
ただし、物価はアメリカ本土と同様に高いのが難点です。
【イギリス】英語の本場でクイーンズイングリッシュを学ぶ
イギリスは英語の発祥の地と言われています。「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれる美しく上品な英語を学べるのが特徴です。
伝統的な文化を大切する一方、アートや音楽、ファッションなどで最新の流行を発信しているイギリスでは、日本とは異なる文化に刺激を受けることでしょう。
イギリスの語学学校は非常に多く、コースも多彩なので、あなたのニーズに合った所をぜひ見つけてください。
日本人留学生が少ないのもイギリス留学のメリットの一つ。世界から留学生が集まるためさまざまな国籍の人たちと知り合えます。
日本からヨーロッパに旅行すると飛行機に乗っている時間が長いですよね。せっかくイギリスに留学するのなら、数週間の語学留学をした後、近隣のヨーロッパの国々を旅行して周るのも良いですね。
大学生がイギリスに短期留学するなら、7~8月の夏休みがおすすめです。イギリスの夏は日本の初夏のような気候で過ごしやすく、日照時間も長いので、勉強や観光にうってつけです。
ただ、夏は世界中から旅行客や短期留学生が集まるため、街に人が多くなってしまいます。混雑が嫌いな方は、違う季節の方が良いかもしれませんね。
イギリスの治安は比較的良いのですが、スリや置き引きなどが多発しているので、日頃から注意してください。また、日本より物価が高いため、留学費用が高くなってしまうのもデメリットと言えます。
【マルタ】ヨーロッパの中ではコスパが良く人気急上昇中の留学先
地中海に浮かぶ宝石と例えられることもある美しい島国、マルタ。気候が温暖で、世界的に有名なリゾート地なので、英語を学びながら世界遺産などの観光も楽しめます。
近年、日本の大学生に人気上昇中の留学先です。以前は、日本人が少ないと言われていましたが、最近は多くの日本人留学生が訪れるようになりました。
ヨーロッパを中心に世界から留学生が集まるので、いろいろな国籍の人々と交流できるでしょう。
マルタは、ほかのヨーロッパの国々より物価が安いので、コスパ良く留学できるのが魅力です。できるだけ費用を抑えてヨーロッパに留学したいなら、マルタを選択肢に入れてみてください。
ヨーロッパの国々とのアクセスが良く、安い費用で行けるので、マルタを起点にヨーロッパ旅行をして帰るのも可能です。
ただし、世界的な観光地であるため、娯楽施設なども多く、勉強だけに集中するにはかなり強い意志が必要でしょう。勉強だけでなく大学時代の思い出づくりもしたい方におすすめの国です。
日本の大学生がマルタ留学をするのは夏休みが多いですが、実は、4~6月がシーズン前のねらい目の時期です。
気候も温暖で、ハイシーズンの7~9月より費用が安いので、ゴールデンウィークを利用して1週間の短期留学するのも良いですね。
マルタはヨーロッパの中で犯罪率が低い国で、治安が良いと言えるでしょう。しかし、日本と比較するとスリなどの犯罪はよく起きているので、十分注意してください。
マルタへの短期留学なら「スマ留」に相談しよう
徐々に人気になりつつあるマルタですが、扱っている留学エージェントがまだまだ少ないのが現状です。
そんな中、マルタ留学のサポートをいち早く始めたのがスマ留です。スマ留は1週間からのマルタ短期留学のプランを用意しています。
料金プランがシンプルなのが特徴で、行き先の国と留学期間で料金が決まるので、スマ留公式ホームページの料金シミュレーションを活用すれば、相談前にある程度の料金目安がわかりますよ。
もちろん、カウンセリングは無料です。マルタ留学に興味がある方や、他の国のプランも比較検討したい方は、ぜひスマ留にご相談ください。
\簡単60秒!カウンセリング予約受付中/
【フィリピン・セブ島】短期集中で英語力をアップ
英語力を本気でアップさせたい大学生に、フィリピン留学はたいへんおすすめです。フィリピンでは英語が公用語になっていて、語学学校で英語が学べます。
フィリピンの語学学校は、他国と違ってマンツーマンレッスンが主流です。授業のコマ数も非常に多く、英語の勉強に集中したい方にはピッタリなんですよ。
フィリピンには「スパルタ式」と呼ばれる教育方法を採用している語学学校があり、英語力を伸ばしたい留学生に人気です。
フィリピン語学学校は、通常のコースであっても世界的に見てコマ数が多い方です。スパルタ式はさらにコマ数を増やし、朝食前にテストや授業を行ったり、自習の時間が決められていたりと学習時間が確保されています。
また外出制限やアルコール禁止、テストに合格しないと外出禁止など、厳しい校則があるので、勉強の習慣が身につきます。
スパルタ式は、短期間で英語の力を大きく伸ばしたい人や、初心者で自己管理が難しい方にたいへんおすすめですよ。
フィリピンは物価が安いのもメリットです。語学学校の授業料や生活費、宿泊費なども安いので、留学費用を抑えて英語を学び、成果を上げることができます。
留学生は日本人が多いですが、マンツーマンレッスンが主体なのであまり影響はないでしょう。
英語だけでなくアクティビティも体験したい方には、セブ島がおすすめ。リゾート地なのでマリンアクティビティが楽しめますよ。
フィリピンではホームステイという宿泊形式がないので、学生寮で暮らすことが多いです。
また、トイレットペーパーが流せない、シャワーはお湯が出ないなど、生活環境は日本ほど整っていません。水や食事が合わずお腹を壊す人もいるので注意してくださいね。
なおフィリピンの治安は、良いとは言えません。フィリピンは、日本の外務省がレベル1の「十分注意」に指定しています。
地域によっては「不要不急の渡航中止」「渡航中止勧告」に指定されている所もあるので、治安情報はこまめにチェックしましょう。
フィリピン・セブ島留学の相談は「QQ English」がおすすめ
オンライン英会話で人気のQQ Englishは、フィリピン現地に自社運営の語学学校があります。
曜日に関係なく1日から留学でき、土日もレッスンが受けられるので、大学の短い連休を活用して超短期留学もできます。
人気の秘訣は、最新設備が整った環境に、業界最安値の留学費用で留学できること。日本人スタッフも常時20人以上いるので、初めての留学でも安心して通うことができます。
新築の学生寮もあるのですが、カプセルホテルタイプなので気になる場合は、近隣のコンドミニアムやホテルでの滞在を選ぶこともできますよ。
【マレーシア】欧米並みの高い教育を低価格で受けられる
マレーシアは英語も公用語になっているので、語学留学する方も多い国です。
マレーシア留学の特徴は教育水準が高いこと。アメリカやオーストラリアといった教育レベルが高い国の語学学校が、マレーシアにも開校しているので、欧米と同じシステムの教育を受けられるんです。
講師はネイティブスピーカーが多く在籍し、グループレッスンを中心に授業を行います。
欧米並みの教育を受けられるマレーシアの語学学校は、欧米に比べて費用が安いのも特徴です。滞在費も抑えられるので、留学費用を安くしたい方にもおすすめの国です。
語学学校にはアジアだけでなくヨーロッパや中東、アフリカ、ロシア語圏からも留学生が集まるので、日本の大学に通うだけでは出会えない国の人々と交流できますよ。
治安は良いですが、強盗やスリ、置き引きが多発しているので気をつけましょう。
マレーシアへの渡航時間は直行便を使って6~7時間です。時差は1時間なので、帰国後の学校生活への影響も少ないですね。
日本の大学が夏休みの時期は乾季ですが、蒸し暑く日本の夏のような気候です。室内は冷房がかなり効いていますので、カーディガンなどの羽織物を持って行きましょう。
【シンガポール】英語・中国語や多様性について学べる
中国、インド、マレーと欧米の文化が共存しているシンガポールは、治安が良く初めて留学する方でも行きやすい国です。
異なる文化を持つ人々が、自分たちの伝統を守りつつ、互いにリスペクトし合って共生する様子からは、日本にいては学べない多くのことを得られるでしょう。
大学生という感性がみずみずしい時期に、シンガポールで多様性について学ぶことは、人生において財産になりそうです。
シンガポールでは英語だけでなく中国語も学べます。1つの語学学校で、午前中は英語、午後は中国語を勉強することも可能です。
現地の人々は「シングリッシュ」という独特の訛りや言い回しがある英語を話します。語学学校の先生は標準的な英語を話しますが、街で現地の人と交流する時は少し戸惑うかもしれません。
治安が良く、日本から直行便を使えば7時間程度で行けるので、初めての留学にもおすすめです。
物価は、外食費はホーカーと呼ばれる屋台なら200円くらいから食べられるほど安いのですが、宿泊費が高騰しています。宿泊費を抑えたい方は学生寮を検討してみてください。
シンガポールは多民族国家なので、国内の秩序を守るために細かい法律が多くあります。公共交通機関での飲食や、ごみのポイ捨て、夜間の公共の場での飲酒などが禁止で、違反すると罰金刑です。
ほかにもさまざまな決まりがあるので、日本にいる感覚で過ごしていると知らないうちにルール違反になっていることがあるので気をつけましょう。
【フィジー】リゾート地で楽しみながら英語を学ぶ
フィジーは英語も公用語になっており、語学学校で英語が学べます。フィジーの人々は南国特有ののんびりした性格で、話すスピードもゆっくりです。
ネイティブスピーカーのスピードについていけない英語初心者の方も聞き取りやすい英語を話してくれます。
街を歩くと、フレンドリーなフィジー人が話しかけてくれるので、英語を使う機会は多くなるでしょう。
フィジーは有名なリゾート地で、ダイビングやシュノーケリング、クルーズ、サーフィンなどビーチでのアクティビティも楽しめます。牧場では乗馬もできますよ。
フィジーの語学学校は日本人が多いです。特に大学生の夏休みの時期は日本人率が高くなりますので、英語の勉強だけに集中したい方にはあまり向かない環境です。
英語の勉強と、南国のリゾートを両方経験したい方におすすめの国ですね。
フィジーは発展途上にあるため、日本のように生活インフラが整っていません。断水や停電があったり、ホームステイ先の家が古かったりと、日本との違いに驚くかもしれません。
物価が安く、治安が比較的良い国ですが、夜の一人歩きなどはしないよう注意してください。
大学生に人気の短期留学の滞在方法
短期留学に行く人は、どんな所に宿泊しているのでしょうか。大学生に人気の滞在先についてご紹介します。
短期留学の滞在方法
- 学生寮
- ホームステイ
- ホテル・B&B
- ゲストハウス・バックパッカーズホステル
学生寮
語学学校の学生寮や、現地の企業が運営している学生寮、留学エージェントが運営している学生寮があります。
語学学校の学生寮なら、同じ学校に通う人たちと暮らすので、一緒に宿題をしたり、わからない所を教え合ったりできますね。
留学エージェントが運営している学生寮は、スマ留の「スマ留レジデンス」が人気です。
オーストラリアやカナダなど、世界7カ国に展開していて、日本人の管理者が常駐しているのが特徴。学生もスマ留利用者だけなので、初めての留学でも安心ですよ。
一般的な学生寮は、1人~4人部屋くらいで、食事がついている所が多いです。トイレやシャワー、キッチンなどは、他の学生と共有します。
学生寮では交流パーティーが行われることも多く、友人が作りやすい環境です。社交的な方には特におすすめの滞在方法です。
スマ留の担当者の方に伺ったところ、英語漬けの環境づくりのため、あえてスマ留レジデンスを避ける利用者の方も多く、時期にもよりますが比較的入居しやすいとのことでした。
ホームステイ
海外の一般家庭に宿泊し、ホストファミリーとともに生活する方法です。部屋は一室提供され、食事も用意してくれる所が多いです。
家賃や食事代、光熱費が含まれた料金なので、宿泊費用の計算がしやすく、費用が抑えられますよ。
語学学校から帰っても、ホストファミリーと英語で話すので、英語の上達が早いという利点もあります。
ホストファミリーが生活のサポートをしてくれるので、初めての留学でも安心ですが、中にはあまり関わってくれないホストファミリーに当たることもあります。
そのような時は、紹介してくれた留学エージェントや語学学校に相談してみてください。
ホストファミリーに交渉する方法を教えてもらえるでしょう。あまりにもひどい場合は、ホストファミリーを替えてくれることもあります。
ホテル・B&B
数週間の短期留学なら、ホテルやB&B(民宿)を利用する人もいます。
セキュリティや清潔な環境を求めるなら、ホテル滞在は良いことだらけですが、宿泊費が高いのが難点ですね。
B&Bは、「Bed & Breakfast」の略で、一泊朝食付きの民宿やペンションのような宿泊施設です。
ホテルより安く、プライベートを保てますがセキュリティが万全というわけではありません。貴重品の管理に気をつけましょう。
ゲストハウス・バックパッカーズホステル
2段ベッドが並ぶ部屋で、ほかのお客さんと一緒に寝泊まりするのが、ゲストハウスやバックパッカーズホステルと呼ばれる宿泊施設です。
宿泊費用は非常に安く、宿泊客の中には宿の仕事を手伝う代わりに宿泊費を安くしてもらう人もいます。
キッチンやシャワーは共用で、洗濯機を設置している所が多いです。
他の宿泊客と交流が盛んなので英会話の練習ができるのが利点です。しかし、多くの人と同じ部屋で寝起きするので、プライベートはほぼないでしょう。
利用客は旅行者が多く、落ち着いた環境とは言えません。机に向かって集中して英語の勉強をするにはあまり向かない環境です。
大学生の短期留学にかかる費用
大学生が気になるのは、やはり短期留学にかかる費用ですよね。まずは、国別の留学費用の目安を見てみましょう。
留学費用は国によってかなり違うので、費用を比較して留学先を決める材料の一つにしてください。
フィリピン、マレーシア、フィジーは欧米と比較すると費用が安くなっています。これは、物価が安く、語学学校の費用や滞在費も低く抑えられるためです。
また、日本から近い国は飛行機代も安いので、留学費用の総額が抑えられますよ。
国別留学費用(学費と滞在費の合計)
国 | 留学費用 | ||
---|---|---|---|
1週間 | 1ヶ月(4週間) | 3ヶ月(12週間) | |
カナダ | 14万円~ | 31万円~ | 71万円~ |
オーストラリア | 10万円~ | 20万円~ | 50万円~ |
ニュージーランド | 9万円~ | 25万円~ | 61万円~ |
アメリカ | 15万円~ | 37万円~ | 77万円~ |
イギリス | 13万円~ | 35万円~ | 74万円~ |
マルタ | 8万円~ | 23万円~ | 60万円~ |
マレーシア | 11万円~ | 17万円~ | 46万円~ |
フィジー | 15万円~ | 20万円~ | 55万円~ |
※航空費・海外留学保険・ビザ申請費は含まず
料金参考)スマ留、フィジー留学カラーズ
留学費用の内訳は、渡航費や語学学校に支払う費用、宿泊費のほか、海外旅行保険やビザ申請にかかる費用などがあります。
例として、カナダへ語学留学した場合の留学費用の内訳を表にしました。国によって金額は違いますが、費用の項目は同様ですので参考にしてください。
1ヶ月のカナダ語学留学の費用内訳
項目 | かかる費用 |
---|---|
渡航費 | 10万円~ |
ビザ費用 | 7ドル(約760円) |
語学学校費用 | 10万円~ |
海外旅行保険 | 1万円~ |
滞在費 | 6万円~ |
生活費 | 6万円~ |
お小遣い | 3万円~ |
合計 | 36万円~ |
渡航費(飛行機代)は季節によって変動が大きいです。夏休みなどの長期休暇は高くなることが多いので、LCCを利用して格安航空券を購入すると費用を抑えられます。
語学学校は玉石混交ですので、費用だけでなく、授業の質などをよく確かめてから申し込みましょう。
大学の留学相談窓口や大学生協、留学エージェントに相談すると安心ですね。大学の先輩や友人に留学経験者がいたら、話を聞いてみるのもおすすめです。
大学生の短期留学に利用できる奨学金
大学生が短期留学に利用できる奨学金は非常に少ないのが実情です。
日本政府が行っている留学支援プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」は、28日以上1年以内の留学が対象です。
また、語学研修のみの留学プランでは応募できません。短期留学で利用するのは難しいでしょう。
地方自治体や外国政府が実施している奨学金制度でも、3ヶ月以上の留学が対象になっていることが多いです。
ただ、全くゼロというわけではありません。留学支援の奨学金制度は、「海外留学情報サイト」で検索できますので確認してみてください。
大学生の短期留学に必要な物(持ち物)
短期留学に持って行く物を紹介します。滞在期間に合わせて、生活に必要な物を持って行きましょう。
長期留学の場合は、最小限の荷物にして、生活用品は現地調達できます。
ですが短期留学の場合は、現地で消耗品を買っても使い切れません。帰国の際に処分するのはもったいないからと、生活用品を日本から持って行く人も多いです。
そのため、短期留学とはいえ、荷物が多くなってしまいがち。
航空会社によって重量制限もありますから、よく考えて準備しましょう。荷物持ち込みのルールも事前にしっかり確認してくださいね。
ここでは、短期留学に必要な持ち物について、「機内持ち込み用の荷物として持って行く物」と「スーツケースに入れて持って行く物」に分けて紹介します。
必需品ではないけれどあったら便利な物も表にしてまとめましたので参考にしてください。
機内持ち込み用の荷物として持って行く物
パスポートや現金、クレジットカードといった貴重品は機内持ち込み用の荷物として準備します。海外でも、貴重品は肌身離さず持っているようにしてくださいね。
また、機内では入国書類を記入することがあるので、ボールペンなどの筆記用具を1本持っておくと便利です。
機内持ち込み用の荷物として持って行く物
- パスポート
- 航空券
- 現金
- ビザ
- 海外旅行保険の保険証書
- 語学学校の入学関係書類
- スマートフォン
- クレジットカード
- 筆記用具
- 到着時の送迎サービスの連絡先
- 滞在先の連絡先や住所
- パソコンやタブレット
- 眼鏡、コンタクトレンズなど
- スリッパやサンダルなど(機内でくつろぐため)
ロストバゲージが心配な人は、下着類を一組ほど手持ちのバッグに入れておくと安心です。
注意点は液体です。国際線は100mlを超える容器に入った液体物を機内に持ち込めません。目薬や保湿用の化粧水など持ち込みたい場合は、規定内の容器に入れて持ち込みましょう。
また、モバイルバッテリーも制限があります。詳しくは、航空会社のホームページ等でご確認ください。
スーツケースに入れて持って行く物
衣類や日用品などは、留学する季節や期間に合わせて用意してください。
海外でも購入できますが、爪切りや歯ブラシ、文房具は日本製の品質が良いので持って行くと良いでしょう。
化粧品や日焼け止めなどは、普段使っている物が安心です。
短期留学に持って行く必需品(スーツケースに入れる)
サブバッグ・エコバッグ | 街を歩く時や買い物時に使う |
---|---|
衣類 | 渡航先の季節に合わせて |
スリッパ・サンダル | 渡航先の室内で利用(機内で使用したい人は機内持ち込み荷物へ) |
水着 | マリンアクティビティを予定しているなら忘れずに |
帽子・サングラス・日焼け止め | 強い紫外線を避けるため海外では必需品 |
常備薬 | 普段使っている物を |
爪切り | 意外と忘れがち |
歯ブラシ | 海外で買うと大きく、毛が固いことがある |
化粧品 | 普段使っている物があると安心 |
文房具 | 消せるペンやアニメキャラクター物はお土産にも |
折り畳み傘・雨ガッパ | 濡れて風邪をひかないようにあると便利 |
変圧器 | 電圧が日本と異なる国は必要 |
変換プラグ | 電源プラグの形が日本と違う国で必要 |
小分けの洗剤やシャンプーなど | 滞在期間が短く、現地調達はもったいないと思う生活用品は、旅行用やサンプル品などを持って行くようにすると良い |
次に、必要ではないけれど、持って行くと便利な物を紹介します。
日本のカイロやお菓子、ウェットティッシュなどは、外国人にも人気です。語学学校で知り合った外国の友人にあげると、それをきっかけに仲良くなれるかもしれませんよ。
短期留学であったら便利な持ち物
電子辞書 | インターネット回線がない所でも使える |
---|---|
延長コード (複数の電源タップがある物) |
1本あれば複数の日本の差し込み口が使える |
使い捨てカイロ | 寒い国に行く時は持って行くと役立つ |
日本食・お菓子 | インスタントみそ汁や缶詰など お菓子はお土産としても喜ばれる |
ワイヤーロック | 滞在先のセキュリティが心配な時に荷物をロックしておける |
ウェットティッシュ | 手を拭いたり、汚れを取ったりと何かと使える 日本のキャラクター物が外国人にも人気 |
大学生の短期留学を就活に活かせる?短期留学と就職活動
就職活動に向けた自身のキャリアアップを目的として、短期留学を検討している大学生もいるでしょう。
「短期留学は就活で有利になる?それとも意味はない?」あなたも、このように疑問に思っているのではないでしょうか。
結論から言うと、単なる語学留学では、面接官にアピールすることは難しいでしょう。しかし、短期留学の内容によっては、プラスの評価につながる場合もあります。
ここでは、就活に活かすための短期留学の方法や、就職試験時のアピール方法について解説します。
短期留学を就活に活かす5つのポイント
せっかく時間とお金を使って留学するのですから、留学経験を就活に活かしたいですよね。
短期間の留学でも就活に活かすためのポイントを説明しますので、ぜひ参考にしてください。
短期留学を就活に活かす5つのポイント
- 留学前に志望する業界や企業が求める人物像を研究する
- 達成するのがやや難しい目標を具体的に立てる
- 英語力で勝負するなら留学前後も学習を徹底する
- 語学以外にボランティアやインターンを経験する
- 日々のエピソードを日記に書いておく
留学前に志望する業界や企業が求める人物像を研究する
留学前に、どの業界、どの企業に就職したいかをよく考えておくと良いですね。
志望する企業が固まってきたら、その企業がどのような人材を求めているかを研究しましょう。
企業の公式サイトや、リクナビなどの就活支援サイトの企業情報ページを見ると、求める人物像が把握できます。
就活では、あなたが企業の採用したい人物像にマッチしていることをアピールしなければなりません。
例えば、マスコミ業界では、「人に興味があり、好奇心旺盛で、コミュニケーション能力が高い人」を採用したいと思っている会社が多いです。
そういった会社にアプローチするなら、「人との交渉やコミュニケーションが上手く、いろいろなことに興味がある」人物であることをアピールしたいですよね。
そのために留学を活かすなら、留学中にコミュニケーション能力が高いことがわかるエピソードが欲しい所です。
そこで、留学前に準備が必要になってきます。それは、次の「達成するのがやや難しい目標を具体的に立てる」ことです。
達成するのがやや難しい目標を具体的に立てる
留学経験を就活に活かしたいなら、留学計画を立てる段階で目標を立てましょう。
短期留学では、留学期間が短いため、目標がないとあっという間に留学期間が終わってしまいます。
短期留学の目標は、「語学学校を無事に修了する」などの平凡なものでは就活にあまり役立つとは言えません。
前述した、志望する企業が求める人物像にマッチした目標にすると就活に活かしやすいです。
また、あなたの性格に合わないことを無理やり目標にしても上手くいかないので、あなたの長所を活かした目標にすると良いですね。
難易度は、達成するのがやや難しそうだけれど、可能性が0%ではないくらいが良いでしょう。
就活に活かせる短期留学の目標の例をいくつか挙げておきますので、あなたのオリジナルの目標を立てるためのヒントにしてもらえたら幸いです。
就活に活かせる短期留学の目標の例
目標 | アピールできる能力 | ポイント |
---|---|---|
英語が全く喋れないのに1週間で外国人の友達を100人作る! | コミュニケーション能力 交渉力 クリエイティビティ |
SNSをフォローしてもらう、ツーショットの写真を撮ってもらうなど友達の基準を明確にすると、達成率が第三者にもわかりやすい。 |
TOEIC450点から1ヶ月のTOEIC留学で800点獲得する! | 計画的にコツコツと努力できる勤勉性 誠実性 |
短期という点を味方につける。 達成期間とスコアの数字が明確に出るので、第三者にも努力の結果がわかりやすい。 |
英語が苦手だけど、語学学校に頼らず、自分の力で現地のボランティア団体を探し、参加する! | 主体性 実行力 情報収集能力 社会への貢献 |
すべての過程を日記やブログで記録することを忘れずに。 |
和食を広めるため、語学学校でできた友人達と現地の食材を使って味噌汁を作り、ふるまうイベントを開催する! | コミュニケーション能力 交渉力 企画、実行力 クリエイティビティ 協調性 |
場所の提供、材料の提供、もしくは支援金を得られた場合、どのように交渉したかストーリーがあると面白い。 海外は食べ物の持ち込みに注意。 味噌は未開封の市販の物ならスーツケースに入れて持ち込める国が多い。 |
コミュニケーション能力や自ら行動できる力、努力を重ねられる人格などを評価する企業が多いので、そのような能力をアピールできる目標だと就活に活かしやすいでしょう。
目標達成までのストーリーもガクチカや面接で活用できます。まずは具体的な目標を立て、それを達成するための留学計画を練りましょう。
英語力で勝負するなら留学前後も学習を徹底する
留学中はもちろんのこと、留学前や帰国後も英語の勉強をしっかり行いましょう。
特に留学前の英語学習は、留学中の英語力の伸びを左右すると言っても過言ではありません。
「まったく話せないところから、少し会話ができるようになった」というレベルでは、就活でアピールする留学の成果としてはとても弱いです。
短期留学だけでは英語を大きく伸ばすのは難しいので、「留学をきっかけに英語力を上げられた」と就活でアピールできるように頑張ってください。
語学以外にボランティアやインターンを経験する
可能なら、留学中は現地の語学学校に通うだけでなく、ボランティアやインターンを経験してみましょう。
どうい
語学学校でボランティアやインターンを紹介している所があるので、それを利用するのも良いですし、自分で見つけるのも良いですね。
そこでの経験や出会った人たちとの交流で得たことを就活に活かせるでしょう。
日々のエピソードを日記に書いておく
忘れがちですが、とても大事なポイントが、「記録」です。
毎日が刺激的な留学生活の記録をぜひ残しておいてください。日記をつけておけば、帰国後の就活で役立つエピソードを思い出すことができます。
目標を決めた場合は、目標達成までの道のりや当時のあなたの思いなどをしっかり記録しておきましょう。
また、トラブルや困ったことを乗り越えた経験は、就活に活かせますので書き留めておいてください。
SNSやブログを随時更新することで、日記代わりにするのも良い方法です。
フォロワーを増やすことができれば、あなたの発信力のアピールにつながる可能性があります。
短期留学での経験を活かしたアピール方法
就活では、自己アピールのやり方が非常に大事です。企業にあなたが必要な人材であることをわかってもらうために、工夫しましょう。
まず、留学時のエピソードの中から、自己アピールにつながる物を探します。この時、「企業がどんな人を求めているか」とエピソードの内容がマッチしていることがポイントです。
例えば、企業が「問題解決能力が高い人材」を求めているなら、留学中のトラブルを自分の力で解決したエピソードが良いでしょう。
就活時に話すエピソードは、必ずしも成功した物である必要はありません。企業は、あなたがどんな人かを知りたいと思っています。
仮に失敗したとしても、試行錯誤を重ねて目標達成に向かい努力したプロセスを紹介することで、あなたの人間性をアピールできます。
また、「留学体験で得たこと」を単にアピールするのではなく、「それを仕事にどう生かすか」を伝えることも大切です。
具体的なエピソードを交えて伝えれば、あなたの留学中の努力や成長を理解してもらいやすくなりますよ。
就職や英語力アップをサポートする留学エージェントに無料で相談してみよう
短期留学を就活に活かすなら、「英語力を上げる」ことと「就活で留学経験をうまくアピールする」ことが大切です。
そのためには、しっかりとした留学プランを練ることが非常に重要になってきます。
1人で留学プランを立てるのが難しいと感じたら、留学エージェントに相談してみましょう。
留学エージェントの中には、留学前のサポートはもちろん、留学後のキャリアも含めて相談に応じてくれる所があります。
将来の夢や就きたい仕事があれば、ぜひ相談してみてください。目標から逆算して、あなたに最適なプランを提案してくれるでしょう。
場合によっては短期留学よりも長期留学の方が適しているとアドバイスを受けるかもしれませんが、それもまた一つの選択肢として検討するとよいかもしれません。
留学前後の英会話レッスンや、就活サポート※が無料で受けられる留学エージェントもありますよ!
※ 新卒採用に特化したサポートではありませんが、海外での就職や大卒者の就職について情報を得ることができます。
留学エージェント | 特徴 |
---|---|
留学情報館 | ・留学前に就活カウンセリングおよび就職セミナーを実施 ・留学中は就職相談、求人情報提供をしてくれる ・帰国後はカウンセリング、就職セミナー、個別面接対策、履歴書の書き方指導あり |
スマ留 | ・カウンセリング、履歴書添削、面接対策に対応 ・マレーシア就職サポート(23歳~) |
School With | ・多数の提携人材会社を通じて仕事を紹介(新卒者向けは「Base Me」) ・留学前~帰国後までいつでも就職相談できる |
夢カナ留学 | 主に長期留学やワーホリを取り扱う企業だが、「留学経験を就職に活かす」という点では一度相談しておきたい留学エージェント |
大学生の短期留学に関するよくある質問
- 短期留学の準備はいつから始めれば良いですか?
- 留学準備は1年~6ヶ月前から準備をするのが理想です。ただ、短期留学ではビザが必要ない国が多いので、2ヶ月前や1か月前でも間に合うケースがあります。
留学までの準備期間が短い場合は、留学エージェントに相談すると効率的に準備ができるでしょう。 - 英語力が低くても短期留学できますか?
- 英語力が低くても、短期留学はできます。
海外の語学学校は、まず英語のレベルチェックテストを行い、あなたの実力に合ったクラスで勉強するシステムです。
英語力が低くても自分の英語力に合ったクラスで勉強できますので心配いりませんよ。
ただし、留学前に英語の基礎力があればあるほど留学中に英語力が伸びますので、渡航前にできる限り英語の勉強をしておくことをおすすめします。 - 短期留学中、留学先の国でアルバイトができますか?
- ほとんどの国の短期留学(3か月以内)は、観光ビザで入国します。
観光ビザで就労は認められないので、短期留学でアルバイトをすることはできません。
【まとめ】大学生のうちに短期留学に挑戦しよう
大学生は、一生のうちで一番自由な時間がある時期です。社会人になり仕事を始めると、長期の休暇が取りづらくなり、1週間の短期留学に行くのも難しくなります。
また結婚や出産、子育てと人生が進んでいくと、自分だけに使える時間は非常に少なくなります。
時間的な余裕があり、感性がみずみずしい大学生の時代に海外で学ぶことは、その後の人生に大きな影響を与えるでしょう。
ぜひ、留学を通じて、英語はもちろんのこと、異文化を体験して人として成長してください。
本やインターネットからの知識ではなく、実際に留学体験を通して身につけた異文化コミュニケーションや多様性への理解を活かし、ぜひグローバルに活躍して欲しいです。あなたの挑戦を応援しています!