大阪府枚方市にキャンパスを構える関西外国語大学では、年間約1300名、全体の40%を超える学生が在学中に留学を経験しています。
返済不要の給付型留学奨学金が定員枠なしで用意されており、留学にかかる費用負担を大幅に軽減できることから、多くの学生が留学を実現しています。
また、関西外国語大学は語学のその先を見据え、実学を重視したカリキュラムや留学プログラムが非常に充実しています。
学内に国際寮があり、約500名の留学生がキャンパスにいるため、国際交流の機会も豊富にあるのが魅力です。
今回は関西外国語大学 国際交流部の山田さんに、留学プログラムや留学サポート、学内での国際交流活動について詳しくお話を伺いました。

目次
- 関西外国語大学が長く大切にしてきたグローバル教育の理念
- 関西外国語大学の留学制度の魅力ポイント5つ
- 定員枠なし!関西外国語大学の奨学金制度(スカラシップ・フルスカラシップ)
- 関西外国語大学を代表する留学プログラムを紹介
- 留学について何でも相談できる関西外国語大学の国際交流部とアジアセンター
- 徹底した事前学習と学生の自主性を重んじた指導で留学経験をより充実させる
- 現地で就活をする学生も!留学経験を活かせる関西外大のキャリアサポート
- キャンパスで留学生と暮らしながら国際力を身につける「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」
- 留学生と外大生の交流の場「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」
- 関西外国語大学の展望「経験重視の留学プログラムを充実させたい」
- 関西外国語大学のオープンキャンパスでは受験生の留学相談も可能
- 関西外国語大学から受験生へメッセージ
- 学生の成長を最も大切にしている関西外国語大学の取材後記
関西外国語大学が長く大切にしてきたグローバル教育の理念

── それではまず、関西外国語大学のグローバル教育の方針を教えてください。
本学は外国語大学ということで、大学全体で、英語、スペイン語、中国語を中心とした外国語教育をはじめ、幅広い教養科目を通して、グローバル教育に力を入れています。
建学の理念として「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」と「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学」の2つを掲げ、それぞれの理念に沿って学生に様々な学びの機会を提供しています。
関西外国語大学の留学制度の魅力ポイント5つ

── 関西外国語大学の留学制度の魅力や特徴を教えてください。
1つ目に注目していただきたいのは、50年以上にわたる国際交流の実績です。本学は1970年代から国際交流を開始し、2026年4月の時点で、大学の協定校が55ヵ国・427大学に広がっています。アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなど世界各地の大学と学生の派遣・受入れを行っています。
留学派遣者数に関しては、短期プログラムから長期プログラムまですべて合わせると、年間1300名もの学生を派遣しています。そのうち、語学留学を除いた1年以上の交換留学で300名程度の実績があります。
学生全体の約4割の学生が、在学中に留学プログラムに参加しています。
── 年間1300人も!外国語大学ということもあり、やはり学生の皆さんも海外留学への関心が高いですね。
2つ目の魅力は、留学の種類が非常に豊富な点です。
1~2週間の海外研修から、最長で3年間の大学院と大学の学位取得をめざす留学まで揃っており、学生の興味や関心、将来のキャリアに合わせた留学プログラムがそろっています。
本学では1年以上の留学を「長期留学」と呼んでいます。単位互換制度も設けているので、1年間の留学なら原則4年で本学を卒業することも可能です。
就職活動との兼ね合いで、長期留学をすることに対して心配する学生も多いですが、その点は安心して留学生に挑戦できます。
── 長期留学をしても4年で卒業できる点は嬉しいですね。
3つ目の特徴は、語学のその先を見据えた留学ができることです。
長期留学については、専門分野の習得を目的としています。1年以上留学する場合は、現地の大学に通う学生とともに、正規の授業を履修することになります。
語学力は関西外大で伸ばし、留学先では、その語学力を使って、経営学や社会学、国際関係学などを学びます。
そして4つ目の特徴は、留学準備教育などのサポート体制が充実している点です。
これまで多くの学生を派遣していますので、留学手続きのサポート体制がしっかりしています。入学後の留学説明会、個別の留学カウンセリング、帰国生による体験談の発表など、年間を通して、留学に関する様々な支援を行っています。
また、1年間の留学に参加する学生は、英語で学ぶ力を身につけ、留学先での授業にスムーズに適応できるよう、出発前の1学期間は留学生と一緒に全て英語で行われる授業を受けます。
このように、準備教育も充実していますので、大学生になってから初めて海外に行く場合でも、本学なら安心して留学に行ける環境を整えています。
── 留学経験のある人がキャンパス内にたくさんいると、よい刺激になって留学への意欲も湧いてきそうですね。
最後に紹介するのは、主に長期留学が対象となりますが、定員枠のない給付型の留学奨学金です。
経済状況に関わらず、優秀な学生が一人でも多く海外で学べるよう、自己負担金額を大きく軽減する留学奨学金制度を充実させています。
派遣している学生のうち、約半分の学生がこの留学奨学金制度を使って留学に行っています。
奨学金の支給には基準がありますが、定員枠がないのが、本学の留学制度の大きな魅力といえます。
定員枠なし!関西外国語大学の奨学金制度(スカラシップ・フルスカラシップ)
── 定員枠のない給付型の留学奨学金についてもう少し詳しくお伺いしたいです!
本学の奨学金は、スカラシップとフルスカラシップの2種類です。
スカラシップは、留学先大学の学期中の「授業料」が免除となります。
フルスカラシップは、留学先大学での学期中の「授業料」に加え、「住居費」「食費」が免除(または支給)となります。留学期間中も本学の授業料等の納入が必要ですが、いずれの奨学金も返済不要です。
年間約460名がスカラシップ、約200名の学生がフルスカラシップを使って留学に行っています。
渡航費や現地での教科書代、休み期間中の生活費などは自己負担になりますが、それでも全額自己負担で留学するよりは、はるかに安く済みます。
── 留学先の授業料だけでなく住居費や食費まで!とても手厚いですね。フルスカラシップも定員枠はないんですよね。
そうですね。フルスカラシップも定員枠を設けず、基準を満たした学生に支給しています。
学生同士が枠を競い合う必要がないので、仲間と一緒に頑張って奨学金の獲得を目指せます。
入学当初からフルスカラシップを目指す学生には、英語力と学内成績の基準を満たすことを目標として日々の学修を頑張るように指導しています。
フルスカラシップを獲得しないと留学に行くことが現実的にならないという学生もたくさんいるので、そこに目標を置いて英語能力試験を受けている人も多いと思います。
── フルスカラシップが取得できる基準はどれくらいですか?
基準は毎年見直しをしているのですが、現時点(2026年4月)ですと、IELTSで6.0くらいの英語力が必要です。
1年間、海外の大学で専門的な授業を受けるので、授業についていけるレベルの英語力は必要です。
入学時の英語力は学生の皆さんそれぞれ異なりますが、留学には3年生や4年生のときに行く人が多いので、それまでに本学の授業や留学生との交流を通して英語力を伸ばしています。
関西外国語大学を代表する留学プログラムを紹介

── 関西外国語大学には交換留学や語学留学、海外インターンシップなどさまざまな留学プログラムがありますが、その中で特徴的なプログラムを教えてください。
まずご紹介したいのは、1年間の交換留学です。
先ほどもお話したフルスカラシップやスカラシップが適用される留学プログラムで、語学留学と異なり、専門分野を学ぶ留学となっています。

英語圏のみならず、アジアやヨーロッパでも英語で授業が実施されている協定校に行くことができるので、例えばフィンランドやオランダ、韓国といった国への留学も可能です。
本学では、この交換留学がコアとなるプログラムだと思います。
そして、この交換留学から派生して、建学の理念や社会が求める人材育成に応えていくために、少しずつプログラムが増えています。
直近ですと、USCPA(米国公認会計士)を目指す学生向けに「USCPA留学」ができました。本学にはUSCPA取得を目指す学内の教育プログラムがあるのですが、アメリカで会計学などの専門知識や、現地でのビジネス感覚をみにつけてもらうために、アメリカの協定校への留学機会を設けました。
また、デジタル技術やIT分野が進んでいる韓国で、最先端技術が学べる「韓国デジタルイノベーション留学」も新たに設けました。英語または日本語を使った授業が受けられるので、言葉に自信がなくても問題ありません。
このように、今後は教養に加え、専門性や実践力の習得をめざした留学プログラムの開発にも力を入れています。
留学について何でも相談できる関西外国語大学の国際交流部とアジアセンター
── 在学生が留学について相談できる場所がありますか?
本学には国際交流部という留学の専門部署があります。語学留学を中心とする短期チームと、交換留学を含む1年以上の留学を担当する長期チームに分かれており、各担当スタッフに相談が可能です。
また、アジア留学に特化した「アジアセンター」が御殿山キャンパスにありますので、中国や韓国などアジアへの留学をめざす学生は、そこで相談できます。
また、毎年4月に留学制度の情報をまとめた冊子を学生の皆さんに配布しています。留学プログラムの紹介や、専攻分野、申し込み資格、申し込み時期といったことをホームページよりも詳しく記載しているので、留学を目指す学生の必読書となっています。
学生はまず、この冊子をよく読んで、自分の今の英語力や成績と照らし合わせながら、どんな留学がしたいのかを検討します。
その上で国際交流部に来てもらえれば、学生一人ひとりの留学目的や、金銭的な事情、身につけたいスキル、将来のキャリアなどを聞きながら、留学プログラムの提案や、留学に行くまでの学習計画を立てるなどのサポートをしています。
実際に、休み時間になると学生がよく留学相談をしにカウンターに来ています。
── 留学を経験した先輩の体験談がとても参考になるかと思いますが、先輩にお話を聞ける機会はありますか?
新年度に全学向けの留学説明会を実施しており、留学から帰ってきた先輩にも留学体験談を発表してもらっています。その他にも、英語学習法や留学中の就職活動など、様々なお話を先輩から聞ける機会を提供しています。
また、留学帰国生が国際交流部で学生アシスタントとして勤務しているので、実際に留学を経験した学生から、留学準備や現地での学習の様子などについて、直接話を聞くことができます。
その他、留学帰国生全員に「帰国報告書」という形で、大変だったことや授業の様子、実際にかかった費用、持って行ってよかったものなどを報告してもらい、それを学生に向けて公開しています。
自分が行きたい国や大学に行った先輩の体験が見られるので、とても参考になると評判です。
本学のホームページにも学生のインタビューを掲載しているので、こちらもご覧いただくと留学のイメージを掴んでいただけると思います。
徹底した事前学習と学生の自主性を重んじた指導で留学経験をより充実させる
── 留学中の学生さんのサポートはどのように行われていますか?
留学中でも国際交流部スタッフと留学中の学生がいつでも連絡が取れる状態にしています。
ただ、留学先での問題を自分で解決することも重要な学びですので、困ったときにすぐ大学を頼るのではなく、まずは自分で解決するように指導しています。
私たちスタッフは、留学出発前に、半年以上かけて何度もガイダンスを行い、過去の事例などを挙げながら、問題が起きた際の対処方法などについてもアドバイスしています。
これまでに、生活上のトラブルに巻き込まれるといったこともありましたが、出発前にしっかりと準備をしていたことで多くの学生が自分で解決できました。
私たちが自主性を重視するのは、留学の準備から現地での生活までの過程を通して、一人ひとりが自分で考えて行動する力を身につけ、人として大きく成長してほしいと考えているからです。特に、奨学金を得て留学する経験は、「関西外国語大学の代表に選ばれた」という自覚を持って行動してほしいという思いがあります。
── なるほど。では、留学手続きに関してもできるだけ学生自身でするように指導されているのでしょうか。
そうですね。本学の留学プログラムは基本的には学生自身が自主的に手続きをするようにしています。
長期留学の場合、留学先大学とのやりとりも学生本人が直接行います。私たちスタッフは、基本的なビジネスマナーの指導しますが、学生自身でやりとりをしてもらい、必要に応じて手助けするという「見守り」型のサポートをしています。
大学の制度について質問があれば、直接留学先に聞くように促していますし、住居の手配についても自分でするように指導しています。
また、本学の留学はプログラムや期間に関わらず、教職員の引率がありません。学生自身で渡航し、現地での生活や学習に取り組むことで、自信や主体性を身につけてもらいたいと考えています。
── すごいですね!学生さんが直接やりとりするとなると、少し心配はありませんか?
私たちは、留学先大学とのやりとりも、コミュニケーション力を伸ばす大切な機会だと考えています。そのため、必要に応じてスタッフがサポートはしますが、学生自身で実際にやりとりをしながら学んでほしいと思っています。
留学の手続きは複雑な部分もあるため、学生自身で行うのは難しいこともありますが、準備の段階から留学後まで、やり切るという経験が、自信やスキルになって、就職活動でも留学の経験や社会人基礎力をアピールできるようになります。
現地で就活をする学生も!留学経験を活かせる関西外大のキャリアサポート
── 先ほど就職活動というキーワードが出ましたが、留学経験をその後の学びやキャリアに活かす特別な取り組みはしていますか?
本学は、外国語が使える人材を求める企業へ就職する学生が多いですが、グローバル人材を求める業種が多様化していることから、学生の就職先も多種多様になってきています。
私たち国際交流部はキャリアセンターと協働して学生の就職支援を行っています。
特に、長期留学に行く学生は、1年間日本を離れることから、日本で開催されるインターンシップや企業説明会に参加できない場合があります。
そういった学生のために、留学前のガイダンスに合わせてキャリアガイダンスを実施し、留学が終わってから就活を始めるのではなく、留学と同時進行するように伝えています。
今はオンラインの個別面談が可能なので、留学中であってもカウンセラーと相談することが可能です。
── 留学前からキャリア教育をしっかりと行われているのですね。
実は、留学中に内定をもらって日本に帰ってくる学生も増えています。
ちょうど秋のサンクスギビングの時期に、ボストンキャリアフォーラムが現地で行われるのですが、そこで内定をもらって、留学とともに就活を終わらせる学生もいます。
留学前に、ボストンキャリアフォーラムで内定を得た先輩の話を聞くイベントなども実施していますし、東京で行われるキャリアフォーラムに、関西外大が団体で参加するなど、留学と就活が両立できるよう支援しています。
他にも、留学経験の有無に限らず、英語力のある人向けに求人を紹介するイベントを行うなど、キャリアセンターと連携して支援を行っています。
── 留学中に内定を決めるとはすごいですね。たしか、留学プログラムの中にもキャリア教育につながるものがありますよね。
そうですね。UCRインターンシップ留学という1年間の留学プログラムがあります。
1年間のうち、前半の半年間は、カリフォルニア大学リバーサイド校で語学とホスピタリティ、ビジネス、観光に関する講座を集中的に受講します。そして後半はフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドで働くプログラムです。
将来的にこういったホスピタリティ業界に進みたい学生には、語学留学とセットでインターンシップも体験できるプログラムもあります。
先ほど紹介したUSCPA留学も、米国公認会計士の資格取得を目指す学生向けなので、キャリア教育につながるプログラムと言えますね。
キャンパスで留学生と暮らしながら国際力を身につける「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」

── 外国語大学なので、キャンパス内の国際交流についてもとても気になります!
関西外国語大学なら、留学に行かなくてもキャンパス内で国際交流ができます。
学期中は常に約500名の外国人留学生が本学で学んでおり、キャンパスを歩けば留学生とすれ違うことは日常茶飯事で、多くの学生が留学生と交流を深めています。
キャンパス内の国際交流の場として象徴的なのが、御殿山キャンパス・グローバルタウンキャンパス内にある国際寮「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」です。
YUIは、単なる生活の場ではなく、外国人留学生と学・食・住を共にする教育施設として作られた場所です。
2026年3月時点で540名の学生が住んでいて、そのうちの400名以上が外国人留学生です。
初めての日本で、いろいろと不安を抱えている外国人留学生にとっても、地方から大阪に来て新生活を始める日本の学生にとっても、安心して住めると大変人気の寮です。
── ホームページで拝見しましたが、とてもきれいな施設ですね。さまざまな国から来た留学生が住んでいて、本当に海外の大学寮にいるみたいです。
学生の居室は1人1部屋の完全個室になっていて、キッチンやダイニングルーム、トイレ、バスが共用になっています。
ルームシェアではなく、1人の空間がちゃんとある点も、YUIの魅力です。いきなり留学生とルームシェアをするのはハードルが高いですよね。
YUIは、共有のラウンジやダイニングルーム、キッチンで国際交流ができ、1人の時間が必要なときは自室でゆっくり過ごせる環境となっています。
また、学生と一緒に生活をする教育施設ということで、スタディルームやカラオケ、トレーニングルームもあるので、YUIの中ではいろいろな形で留学生と国内学生が日常的に交流できます。
生活で困ったときは、RA(レジデント・アシスタント)とよばれる学生スタッフが30名ほどいるので、彼らにいつでも相談できます。
RAも本学の学生で、YUIに住み、入居者のサポートを行います。また、RAは生活サポートだけでなく、フィールドトリップや各種イベントを企画し、学生同士の交流の場を作っています。
── RAにならなくても、国内学生がYUIに住むことはできますか?
はい。RAにならなくても住むことができます。
国内の学生で、留学準備としてYUIに住む場合もありますし、留学には行かず、YUIでの生活を通して語学力や国際感覚を身につけたいと思っている学生など、YUIに住む目的は様々です。
共同生活を通して、語学力のほか、異文化理解や問題解決力、自己管理能力、人間関係の構築など、社会人基礎力を鍛える学びの場になっています。
もちろん、国内学生もRAのサポートが受けられますし、学部やサークルとはまた違った交流が生まれます。
また、RAの学生は比較的上の学年の学生が多く、RAの先輩の姿を見て、低学年の学生が今度はRAを目指すといったよい流れもできているように感じます。
留学生と外大生の交流の場「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」

── YUIの他にも、留学生と交流できる機会はありますか?
「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」があります。
本学の学生と留学生が共同運営しているプログラムで、ランゲージテーブル※やムービーナイト、ピクニック、ゲーム大会を随時企画しています。
※ ランゲージテーブルとは、英語、中国語、日本語など留学生の母語や興味のある言語ごとにテーブルを作り、テーブルを自由に行き来しながら交流を深めるイベント。
入学して間もない学生の方は、留学生と友達になる方法がわからないという人も多いので、ゲームを通して仲良くなってもらえるように、この国際交流プログラムを実施しています。
それから、「ラーニングスタジオ」という英語、中国語、韓国語、日本語専用のルームがあります。各部屋では、その言語だけで会話する決まりがあり、同じ母語の人同士で話すことは禁止されています。
予約不要でいつでも行けて、そのときその部屋にいる学生と会話ができるようになっています。
少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、サポート役のスタッフもいますので、授業とはまた違う形で言語に触れることができます。
── 興味のある外国語に触れられる機会がたくさんありますね。どちらも楽しそうです。
もう1つ、「Learning Nexus Communication Center(LNCC)」もあります。
本学の留学生が、英語のエッセイ添削や、プレゼンテーション、英語試験の対策など、無料でサポートしてくれる場所です。

授業の課題でエッセイを書かなければならないときや、留学先への提出物をチェックしてもらいたいときに、留学生がマンツーマンで指導してくれます。チューターとなる留学生は、厳しい選考を通過した、高い英語力を持つ学生ですので、LNCCを活用することで、より高度な英語力の強化をめざせます。
LNCCは予約制なのですが、どんどん埋まっている状態で、学生に人気の場所になっています。
── 関西外国語大学の学生さんは留学生との交流にとても積極的ですね。
そうですね。やはり国内学生も留学生もお互いに交流を持ちたい学生は多いと思います。
ただ、自分から話しかけるというのはハードルが高いと感じる学生も多いので、本学ではその点をサポートできるような仕組みを整えています。
このように、留学に行かなくても学内で英語を使える機会がたくさんあるところも、本学ならではの魅力です。
関西外国語大学の展望「経験重視の留学プログラムを充実させたい」

── 留学制度において、これから力を入れていきたいことはありますか?
本学では、建学の理念の一つとして、「社会や時代の変化に柔軟に対応できる実践的な学び」を掲げています。
ですので、本学で学んだ内容や身につけた英語を実践できるようなインターンシップやサービスラーニングといった、経験重視のプログラムを今後もっと増やしていきたいと考えています。
USCPA留学や韓国デジタルイノベーション留学のように、留学先で語学を学ぶことにとどまらず、インターンシップの拡充など、現場で使える、実学につながる取り組みをさらに展開していきたいです。
関西外国語大学のオープンキャンパスでは受験生の留学相談も可能
── 受験生が留学について相談する機会や、情報を得られる場はありますか。
おすすめなのは、本学のオープンキャンパスです。
年間6回オープンキャンパスを実施していて、私たち国際交流部のスタッフとも話せますし、現役の外大生や留学生とも交流できます。また、先ほど紹介した国際寮「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」の見学ツアーも実施しています。
遠くに住んでいて、なかなかオープンキャンパスに来られない方は、本学の資料請求をしていただくことも可能です。
公式ホームページも大変充実していて、先輩の留学体験談や就職の話をインタビュー形式で詳しく紹介しています。体験談は随時アップロードしていますので、こちらもご覧いただくと、非常に参考になるかと思います。
関西外国語大学から受験生へメッセージ

── 最後に、関西外国語大学の受験を検討している受験生にメッセージをお願いします!
関西外国語大学が掲げるビジョンの1つに、「キャンパスは“ちきゅう”」という言葉があります。これは、学びのフィールドがキャンパスにとどまらず、世界中に広がっていることを表しています。
中高生の中には、留学のイメージが湧かなかったり、英語に自信がなかったりする人もいるかもしれません。
しかし関西外大では、留学に行く前からキャンパスに英語があふれ、国際交流の機会が日常的にありますので、過度に心配する必要はありません。
また、本学は学生が目標を持って英語力の向上や授業への参加など積極的に行動すれば、奨学金も含め可能性が大きく広がるようなサポート体制を整えています。
関西外大なら、4年間で目標に確実に近づくことができますし、留学の有無に関わらず、新しい世界、新しい人に出会う4年間になると思うので、ぜひ頑張ってください。
── 本日はありがとうございました!
関西外国語大学の基本情報
| 大学名 | 関西外国語大学・ 関西外国語大学短期大学部 |
|---|---|
| 学部 | 国際共生学部、英語キャリア学部、外国語学部、英語国際学部、短期大学部 (学部・学科の詳細はこちら) |
| 所在地(住所) | 【中宮キャンパス】大阪府枚方市中宮東之町16-1 【御殿山キャンパス・グローバルタウン】大阪府枚方市御殿山南町6-1 |
| 留学プログラム | 学位留学・交換留学、語学留学、インターンシップ・海外研修・認定留学 (プログラムの詳細はこちら) |
| 大学公式HP | https://www.kansaigaidai.ac.jp/ |
| SNS | Instagram Tiktok YouTube X |
※ 取材時の情報を掲載しています。
学生の成長を最も大切にしている関西外国語大学の取材後記
取材前に関西外国語大学のホームページに掲載されている在学生のインタビューを拝見しましたが、皆さんとても自信に満ちていて、キラキラと輝いているように見えました。
なんでだろうと思っていましたが、今回お話を伺って、その答えがわかった気がします。
関西外国語大学は、学生の主体性を尊重しながら、成長の糧となる学びと機会を提供することで、自ら頑張ろうとする意欲を鮮やかに引き出しています。
語学はもちろん、人間的な成長を求める学生にとって、これほど心強い環境はありません。
外大生の皆さんが自信に満ちてキラキラと輝いているのは、困難を乗り越えた自分自身への厚い信頼があるからではないでしょうか。
関西外国語大学のオープンキャンパスに行くと、外大生と話す機会がありますので、ぜひ直接話をしてみて、大学の魅力を体感してください。
取材日:2026年3月31日
取材/文:富澤 利恵
写真提供:関西外国語大学





