茨城県つくば市に「つくばキャンパス」と、宮城県仙台市に「仙台キャンパス」を構える、日本国際学園大学。
茨城県初、宮城県初の国際・語学系大学として、グローバルな環境の中で多くの学生が学んでいます。
日本国際学園大学の特徴として、キャンパスごとに複数の履修モデルを設定している点があります。
国際教養、現代ビジネス、国際エアライン、国際ホテル、AI・情報、コンテンツデザイン、日本文化・ビジネスモデルといった履修モデルを設けており、基礎的知識から高度な専門的知識までを的確に体系的に学んでいきます。
日本国際学園大学の留学プログラムは、履修するモデルに関わらず誰でも参加できます。特に、アメリカ・ハワイへの海外留学及び海外短期研修は大変魅力的です。
今回は、日本国際学園大学 学務部課長 神田さんに、海外留学制度・海外短期研修制度についてお話を伺いました。
日本国際学園大学が目指すのは「グローバルかつローカルな視点を持つ人材の育成」

── 日本国際学園大学が掲げるグローバル教育の方針を教えてください。
日本国際学園大学は、「解なき問いを思考する主体的で対話的な深い学びの場の提供」と、「日本語と国際共通語の英語双方で学生の思考を鍛え、豊かな人間力と、高いコンピテンシーを磨き、グローバルかつローカルな視点を持ったビジネスエリートの育成」を教育方針・教育目標に掲げています。
答えがない問いについて考えることで、グローバルな視点とローカルな視点からものごとを捉える力を養うことができます。これにより、地域に貢献できる人材を育てていきたいと考えております。
本学の前身である筑波学院大学から教育方針を引き継ぎ、2024年度に宮城県として初めて大学名に「国際」を冠し、さらなるグローバル教育の発展を目指してまいりました。
新たに中長期の留学と短期留学にも力を入れて、海外に挑戦する学生を積極的に支援しております。
ハワイ大学で学べる日本国際学園大学ならではの留学プログラム

── 日本国際学園大学で実施されている留学プログラムの中で、特徴的なプログラムは何ですか?
2026年度に開始したハワイ大学マノア校と協働して実施するGlobal Contents lab Programです。
ハワイ大学との大学間交流協定のもと、本学では約3ヶ月間の「ハワイ大学マノア校(NICEプログラム)海外留学」と1週間の「海外短期研修(ハワイ)ショートプログラム」の2種類を実施し、それぞれのプログラムの参加者は、プログラム期間中に合同でフィールドワークを実施します。
以前は、カリフォルニア大学デービス校へ約3ヶ月の海外留学プログラムや、グアムやハワイへの海外短期研修を実施しておりましたが、2025年度にハワイ大学マノア校と大学間交流協定を締結したことにより、これら2種類のプログラムが新たにスタートしました。
── ハワイでのフィールドワークは具体的に何をするのですか?
今年度は、ワイキキビーチにて、日本文化発信を目的としたフィールドワークを実施しました。
本Global Contents lab Programプログラムは、文部科学省の海外留学支援制度に採択された取り組みであり、事前学習科目「Study Abroad Preparation(2単位)」において、企画立案から実施準備まで段階的に学修を行っています。
事前学習では、発信する日本文化コンテンツの検討、ブース企画・運営方法の立案、現地での設置シミュレーションを実施し、現地では学生自身が必要資材(段ボール等)を調達し、日本文化発信ブースを設置しました。
当該ブースでは、現地の方々と英語で交流しながら、好きな漢字のシールをその場で印刷して、プレゼントする活動を行いました。
── 面白い取り組みですね。現地の人の反応はいかがでしたか?
ワイキキビーチにはアメリカやヨーロッパからの観光客、地元の方など、さまざまな人が訪れていたのですが、学生が木と木の間に横断幕を張り、ブースを設置していたので「何をしているの?」とよく声をかけられたそうです。
学生たちは好きな漢字を聞いたり、名前をきいての名前に合いそうな漢字を考えたり、その名前を表す(名前に由来する)「海」「美しい」「楽しい」といった漢字の意味を英語で説明したりするなどして交流しました。
結果的に、子どもからお年寄りまで幅広い年代で、多くの人が興味を持ってくれて、ステッカーを渡すととても喜んでくれたそうです。
最初はうまく話せなかった学生たちも、活動を続けるうちに、だんだん自信を持ってコミュニケーションが取れるようになり、有意義な体験になったと思います。
また、限られた実施時間の中でしたが、自分たちの企画したブースで多くの来訪者との交流が実現し、学生にとって大きな達成感と自信につながりました。
缶バッジやリサイクル素材を活用した法被、デザインの先生が作成してくださった横断幕など、多くの方の協力による視覚的な発信効果も、来訪者増加につながったと考えられます。
学生が「日本文化を伝える側」として海外の方々と直接交流したことは、語学力だけではなく、企画力・発信力・主体性を育成する貴重な学修成果となったと考えています。

アメリカや台湾での短期留学プログラムが充実
── ハワイ大学のプログラムのほかに、実施されている留学プログラムをご紹介ください。
先ほど紹介したハワイ大学マノア校のほか、同じくハワイにあるハワイパシフィック大学と、ミシガン州のノースウッド大学と大学間交流協定を締結しています。今後も継続して交流は続いていきます。

また、台湾の中国文科大学国際兼外語学院と部局間交流協定を結んでいますので、台湾への海外短期研修も可能です。
大学企画の海外研修は、これらの大学との大学間交流協定に基づき、1週間から3週間程度の海外短期研修から、約3ヶ月間の短期留学プログラムを実施しており、研修先(留学先)や留学期間、研修内容などは、年度によって少しずつ異なります。
これらの学校認定プログラムに参加すると、単位修得が可能となっているほか、留学は夏休み期間に実施されるため、留学プログラムに参加しても4年間で卒業できます。
── 留学プログラムへの参加募集はいつ頃から行われるのですか?
アメリカ方面の留学は、ビザの取得に時間がかかるため、次年度の留学プログラムの構想が固まり次第すぐに募集を開始します。目安としては、実際に渡航する8ヶ月前くらいから募集が始まるイメージです。
ですので、留学プログラムに参加したいと思ったら、早めに情報を集めて準備することをおすすめします。
「Global Content Labプログラム」が国の留学支援制度に採択

── 日本国際学園大学の留学プログラムに参加するにあたって、経済的支援を受けることはできますか?
2026年度は、本学で実施する「再生型観光から学ぶGlobal Content Labプログラム」が国の留学支援制度に採択されました。
7月からハワイ大学に約3ヶ月間留学している、3名の学生が月額12万円の支援を受けています。
現地での生活費も何かとお金がかかってしまいますから、毎月の支援が受けられることで費用負担は大きく軽減できると思います。
「キャンパスアドバイザー」が留学の相談にも対応

── 学生の皆さんはどのような形で留学相談をされていますか?
本学では学生サポート制度が充実しており、学生一人ひとりにキャンパスアドバイザーがつきます。キャンパスアドバイザーは担任として、入学から4年間にわたり、大学生活のさまざまな相談に対応しています。
留学につきましても、まずはキャンパスアドバイザーに相談する学生が多いです。そのあとに、留学を担当している学務部に相談に来るパターンが多いと思います。
また、留学説明会の実施や留学前の手続きサポートもしっかりと行っています。
── 学生一人ひとりにキャンパスアドバイザーがついてくれるなんて、サポートがとても手厚いですね。
キャンパスアドバイザーは、オープンキャンパスに来る高校生とも面談しています。
入学後は進路相談から履修のサポート、学生生活の相談、そして3年生になってからの就職支援も行っております。
1学年が200名程、全体として4学年でも800名の定員となる小規模の大学ですので、その強みも生かし、このような個別指導を実施しております。
留学後の報告会や英語試験の受験で成長を実感できる
── 海外での経験をさらなる学びに発展させたり、卒業後のキャリアにつながるようなサポートはされていますか?
留学に参加した学生は、帰国後に国際交流に関わる先生方と在学生に向けて報告会を行います。
報告会を通して自身の海外研修をふりかえり、今後の学びへの意欲や、目標意識をさらに高めることができます。
また、本学にはTOEICや英検などの資格取得を目指す授業がありますので、留学後にこれらの授業を履修することでさらに語学力を磨き、就職で即戦力となるような英語力が身につけられます。
先ほど紹介したキャンパスアドバイザーによる個別でのサポートのもと、面接指導や履歴書添削なども行っているので、留学経験を就活に生かすにはどうすればよいか、しっかりと相談していただけます。
日本国際学園大学のキャンパス内でも国際交流ができる

── 留学をしなくても、キャンパス内でグローバルな視野や能力を育てられるような仕組みはありますか?
本学に在籍している外国人教員や留学生の国籍は、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、コロンビア、中国など多岐にわたり、授業内で外国人教員や留学生と交流する機会が多くあります。
また、クリスマスパーティーや新入生歓迎会BBQ会など学生同士の交流イベントも多く実施しており、交流の中で国際的な視野を身につけられる環境があります。
さらに、つくばキャンパスにあるILAフロアでは、毎週木曜日に第二外国語講座が開かれ、外国人教員とスペイン語やフランス語などの勉強ができます。
日本国際学園大学からのお知らせと受験生へのメッセージ
── 高校生が日本国際学園大学の留学制度について相談する機会はありますか?
毎月実施しているオープンキャンパスで個別相談を実施しており、留学に興味がある方はご相談いただくことができます。
ホームページでは留学プログラムの概要や、留学を経験した先輩の体験談を見ることができるので、こちらもぜひ参考にしていただければと思います。
── 最後に、日本国際学園大学の受験を検討している高校生にメッセージをお願いします。
日本国際学園大学ではつくば・仙台から、グローバルでかつローカルな視点を持って世界に羽ばたくビジネスエリートとなるような人材を育成しています。
国内外どこでも活躍できるスキルを身につけ、みなさんそれぞれの個性にあった学びを通して、夢を実現していきましょう!
── 本日はありがとうございました!
日本国際学園大学の基本情報
| 大学名 | 日本国際学園大学 |
|---|---|
| 学部 | 経営情報学部ビジネスデザイン学科 |
| 所在地(住所) | 【つくばキャンパス】〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3-1(つくば駅から徒歩7分) 【仙台キャンパス】〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋2丁目1-13(仙台駅から徒歩10分) |
| 留学プログラム | ・大学間交流協定による留学(中長期) ・大学間交流協定による留学(3カ月) ・短期海外大学研修(短期) ・短期海外大学研修(1週間~) ・国際教育文化交流協会(ISECE)提携留学 |
| 大学公式HP | https://www.japan-iu.ac.jp/ |
| SNS | つくばキャンパス Instagram 仙台キャンパス Instagram 大学公式 TikTok |
※ 取材時の情報を掲載しています。
ハワイでの日本文化を伝える活動が印象的だった日本国際学園大学の取材後記
今回の取材では、ハワイ大学に3ヶ月の短期留学と1週間のショートプログラムに参加した学生さんが、力を合わせて日本文化を伝える活動を企画し、現地の人々と交流したエピソードがとても印象的でした。
準備の段階から、すべて学生さんの力で実行しているところが、1週間という短い滞在であっても、充実した学びを得てほしいという日本国際学園大学の思いを感じることができました。
このように学生さんが安心して伸び伸びと学べるのは、キャンパスアドバイザーや各部署の先生方の温かいサポートがあるからだと思います。
キャンパスアドバイザーは、留学のことだけでなく、授業の履修や就職活動まで、あらゆる大学生活の悩みについて相談に応じてくれます。一貫して支えてくれる存在がいることで、安心して大学生活が送れます。
日本国際学園大学が気になる方は、ぜひオープンキャンパスに行ってみてください。各モデルの体験授業がたくさん行われているので、興味のある分野は積極的に体験してみると良いでしょう。
取材日:2026年7月27日
取材/文:富澤利恵
写真提供:日本国際学園大学





