AI英会話アプリ「スピーク」と「スピークバディ」はどっちがいい?体験して徹底比較

AI機能が搭載された英会話アプリの中でも、よく比較されるのが「AI英会話スピーク」「スピークバディ」の2つです。

「英語力アップにはどっちがいいの?」
「そもそも違いはどこにあるの?」

このように感じている方も多いのではないでしょうか。名前もよく似ているため、少し紛らわしく感じますよね。

この記事では「スピーク」と「スピークバディ」、両方の英会話アプリを実際に使った上で、私が感じた違いやおすすめの機能などについてお伝えします。

スピークとスピークバディは、どちらも優れたアプリですが、学習者の「強化したいこと」によって選ぶアプリも変わります。

「英会話アプリを活用してもっと英語が話せるようになりたい!」と考える学習者の方々が、ご自分に合ったAI英会話アプリを選ぶ一助になりましたら幸いです。

執筆者:Lin
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小4までアメリカの現地校に通い、帰国後は「英語はネイティブ並みでしょう?」という周囲の誤解とプレッシャーゆえに、英語の勉強から遠ざかった過去あり。中途半端な英語力にコンプレックスを感じ、大人になってから再勉強。英検1級。ケンブリッジ英検CAE。TOEIC910点。さらに英語指導者(TEFL)や児童英語指導者(TEYL)の資格を持つ。プロフィールの詳細はこちら

AI英会話スピークの基本情報

AI英会話スピーク(Speak)

AI英会話スピークは、Chat GPTの開発元Open AI社と技術連携をしているAI英会話アプリです。

運営元は、アメリカ・サンフランシスコのスタートアップ企業。世界中で1000万ダウンロードを突破している人気アプリです。

英語レベルは、初級者から上級者まで対応。アプリ内に用意されているレッスン動画付きの学習コースに取り組むのも良し、AIとのフリートークを楽しむのも良しと、自由度の高い使い方ができます。

「英語ネイティブが使う自然な英語表現」を、積極的に発話しながら身につけたい方には、特におすすめです。

AI英会話スピークの基本情報

アプリ名 AI英会話スピーク
運営会社 Speakeasy, Labs, Inc.
料金プラン ■プレミアム(一部AIとの会話量に制限あり)
・年払い:19,800円(1か月あたり1,650円)
・月払い:3,800円
■プレミアムプラス(AIとの会話量に制限なし)
・年払い:29,800円(1か月あたり2,483円)
・月払い:5,800円
主な機能 ・AIとのレベル別英会話レッスン
・AIとフリートーク
・質問ができるAIチューター機能
・単語やイディオムが学べるクイックレッスン
対応レベル 初級から上級まで全レベル対応
対応OS iOS
Android
無料体験 7日間の無料お試し期間あり
※ 機能制限なし
※ 体験期間終了24時間前までに解約手続きをしないと自動課金

※ 料金はすべて税込みです。

LinLin

AI英会話スピークは7日間無料でお試しできます。スピークの体験談も合わせてご覧いただくと、イメージしやすいかと思います!

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スピークバディの基本情報

AI英会話スピークバディ

スピークバディは、1000パターン以上の会話形式の発話練習を行い、普段の会話で使える英語表現を身につけていく学習アプリです。

相手のセリフを聞き取り、画面に表示される自分のセリフをまずは音読。最終的には暗唱できるレベルを目指して、会話練習を重ねていきます。

学習コンテンツの中心は、台本通りの決められたセリフのやり取りですが、AIとのフリートークも一部可能です。

運営会社は日本企業であるため、「日本人が間違えやすい表現」「日本文化を英語で紹介する」といった日本人英語学習者に特化したコンテンツが多いのもスピークバディらしさでしょう。

「いきなりフリートークはハードルが高い」「英語を口にするのは久しぶり」という方におすすめしたいアプリです。

スピークバディの基本情報

運営会社 株式会社スピークバディ
対応するOS iOS / Android
主な機能 ・単語、リスニング、会話練習、実践練習、フリートークのサイクルで英会話に必要な技能をまんべんなく習得
・AIとのスピーキング練習
・文法、発音などの添削
対象レベル 初級~上級者
料金プラン 1か月プラン 3,300円/月
12か月プラン 23,800円/年
※ 不定期に期間限定割引キャンペーンあり
※ 記事作成時の価格、変更になる場合あり
おすすめな人 英語を口に出すことに抵抗感のある初中級者
無料利用 3日間の無料お試し期間あり
※ 機能制限なし。無料体験は一度のみ。体験期間が終了しても自動課金はされません

※料金はすべて税込みです。

LinLin

私は3日間の無料体験で全機能を体験しました。スピークバディの体験談は別記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

スピークとスピークバディがおすすめな人

詳しい機能の比較をする前に、スピークとスピークバディが、それぞれどのような方におすすめなのかを紹介します。

この項目を読んでいただくだけでも、あなたに合うアプリがどちらか判断しやすくなるかと思います。

スピークは「中上級者」「アウトプットを重視」「自然な英語表現を身につけたい人」におすすめ

AI英会話スピークのスタート画面
AI英会話スピーク

私がAI英会話スピークをおすすめするのは、どんどん英語を口から出す実践形式でアウトプット練習をしたい方です。

スピークの最大の目玉機能はAIとのフリートーク。個人的な感想を言えば、「英会話教室に通う必要がなくなるのでは?」と思ってしまうほど、充実しています。

このフリートーク機能を最大限に生かせるのは、ある程度の英語運用能力のある中上級者でしょう。

決まり切った定番フレーズの暗唱だけではなく、さまざまな話題ごとに適切かつ自然な表現を身につけたいと考える方にとってスピークは、大量のアウトプット練習が積める最適なアプリだと思います。

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スピークバディは「初中級者」「インプットを重視」「定番フレーズを身につけたい人」におすすめ

自力で英文を組み立てることに、まだ自信が持てない英語初中級者でまずは定番フレーズをたくさんインプットしたい方には、スピークバディが使いやすいでしょう。

スピークバディでは「このような場面では、このように返答するのが正解です」といった会話パターンを繰り返し練習することで、定番フレーズを身につけていきます。

アプリ内で用意されているシナリオは「友だちとカフェに行く」「同僚と週末の予定を相談する」といった身近なシチュエーションばかり。

表示される文章の音読から始め、無理なく「英語らしいリズム」を意識しながら発話練習を積み重ねられるので、初中級者でも気負いなく取り組めるはずです。

スピークとスピークバディを7つの項目で比較

さて、ここからはより具体的にAI英会話スピークと、スピークバディを比較してみます。

スピークとスピークバディ、2つのアプリを「料金プラン」「対象レベル」「学習できる機能」「AI英会話の性能」「学習管理」「使いやすさ」「無料体験」の7つの項目で比較しました。

スピーク スピークバディ
公式サイト スピーク スピークバディ
料金プラン 月額1,650円~5,800円 月額1,983円~3,300円
対象レベル 初級~上級
※ 特に中上級者におすすめ
初級~上級
※ 特に初中級者におすすめ
学習できる機能 レッスン動画視聴・トピック別学習・単語学習・AIによる添削 シナリオに沿った会話練習・トピック別学習・単語学習・AIによる添削
AI英会話の性能 ◎フリートーク可 △トピックに沿った内容のみ
学習管理 ◎AI作成の復習問題あり ◎英語力に基づく学習カリキュラム提案
使いやすさ ◎ ◎
無料体験 7日間無料お試しあり
※ 満了24時間前に解約手続きをしないと自動課金
3日間無料お試しあり
※ 有料版への切り替えはユーザー側が実施

【料金プランの比較】長期プランはスピークの方がお得

2025年9月現在、スピークとスピークバディどちらも1か月プランと12か月プランの2種類があります。

料金プランの比較

スピーク スピークバディ
1か月プラン プレミアム
※AI会話量制限あり
3,800円
プレミアムプラス
※AI会話量制限なし
5,800円
3,300円
12か月プラン 19,800円(月あたり1,650円) 29,800円(月あたり2,483円) 23,800円(月あたり1,983円)

※ 上記価格は本コンテンツ作成時のものであり、同価格は変更となる場合がございます

単純な料金の比較であれば、1か月プランの場合はスピークバディ、12か月プランの場合はスピーク(プレミアム)が割安となります。

「1か月だけ取り組みたい」という方は、スピークバディがもっともコストを抑えられますね。

しかし、英語学習アプリというものは本来「短時間の学習を長期間積み重ねる」ことを前提として作られています。私の経験から言えば、アプリ学習で自他共に認めるような学習効果が現れるのには3か月から6か月は必要です。

継続してアプリを使う場合、スピークは6か月、スピークバディは8か月以上利用すると、12か月プランの方が割安になります。また、月あたりの料金負担はスピークの方が安くなります。

また英語力が上がれば上がるほど、スピークの目玉機能である「AIとのフリートーク」もより効果的に使いこなしていけるようになるはずです。

このことからコストパフォーマンスの観点から言えばスピークの12か月プランがもっともおすすめだと言えます。

LinLin

ただしどちらのアプリも12か月プランは一括の前払い。当然ながら途中で挫折してしまうと、非常に割高になってしまいます。12か月やり抜く覚悟を決めて、申し込みましょう。

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【対象レベルの比較】スピークバディは初心者、スピークは中上級者向け

スピーク、スピークバディ、共に初級者から上級者までカバーしています。

しかし、どちらのアプリも実際に使ってみた私の感触では中上級者向けなのはスピーク、初中級者向けなのはスピークバディと言えます。

これは決して「スピークの方がレベルが高い」「スピークバディのレベルが低い」という意味ではありません。

どちらのアプリであっても初級者が「難しすぎてついていけない」、反対に上級者が「簡単すぎて取り組む意味がない」と感じることはないでしょう。

ただし、「使い方」には工夫が必要です。

初級者と上級者がまったく同じような使い方をしては、アプリの学習効果も、学習者の満足度も半減してしまいます。

スピークに初中級者が取り組む場合の効果的な使い方

スピークに初中級者が取り組む場合、アプリ最大の目玉機能であるAIとのフリートークにいきなり取り組んでも、思うように会話を継続できないかもしれません。

まずは「基本レッスン」を中心に取り組みましょう。「レッスン動画の視聴」からスタートし、習得すべきフレーズを地道に繰り返し発話していくことをおすすめします。

AI英会話スピークのビデオレッスン
スピークのビデオレッスン

初級者向けのレッスン動画は、日本語での解説量も多くわかりやすくて説明も丁寧。それでいてきちんと「今どきの自然な英語表現」が身につくので、じっくり取り組むことで英語力は確実に上がります。

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スピークバディに上級者が取り組む場合の効果的な使い方

スピークバディに上級者が取り組む場合、カリキュラム通りの「基本レッスン」でセリフの音読や暗唱を繰り返しやるのは退屈ですし、時間の無駄です。

音読の学習効果は初中級者にこそ、高く現れるからです。

上級者は音読練習の時間は最小限に抑え、シャドーイングやディクテーションを自主的に行う方が、学習効果は上がります。

また、自身にとって必要な知識を吸収すべく、意識的に多様なコンテンツに取り組めると、学習効果も上がるはずです。

スピークバディの売りは、コンテンツの豊富さです。旬のテーマごとの、抑えておきたい重要単語や表現の効率的なインプットは、スピークバディだからこそできると言えます。

例えば、私が体験したときはちょうど2025年大阪万博が開催されていたので、マンスリー(月ごとの話題のトピックを提示)画面には、「万博で未来を体験」というトピックがありました。

スピークバディのマンスリートピック
スピークバディのマンスリートピック

万博に関する単語と表現がまとめられています。

マンスリートピックの単語と表現
マンスリートピックの単語と表現

【学習できる機能を比較】学習機能の数はスピークバディが多い

学習機能の数で比較した場合、スピークバディの方が充実しています。

スピーク、スピークバディともにスタンダードな使い方としては、各回15分~20分程度の「基本レッスン」に取り組みます。

受講する「基本レッスン」はユーザー自身で学びたい内容と英語レベルを考慮して選択できますが、その選択肢がスピークバディの方がバラエティに富んでいます。

基本レッスンのコース一覧(一部)

スピーク スピークバディ
海外旅行英語
基礎ビジネス英語
外資系ビジネス英語
訪日客との英会話
おもてなし英語
キャンパス英語
日常会話 ロサンゼルス編
日常会話 マレーシア編
日常会話 ロンドン編
ビジネス
ITプロジェクト英語
接客英語
海外旅行
おもてなし英語
日本文化を紹介する
意見を述べる
ニュース英語
スモールトーク
イディオム
自己紹介
日本人が間違えやすい英語
マンスリー(月別トピック)

特に、スピークバディは「日本人向け」のアプリであることから「日本文化を紹介する」「日本人が間違えやすい英語」「日本国内のタイムリーな話題」といった日本人学習者向けのコンテンツが豊富に揃っているのが特徴です。

スピークバディのコンテンツ一覧
スピークバディのコンテンツ一覧

ここで、各アプリの「基本レッスン」について、簡単に紹介します。

スピークバディの基本レッスン

スピークバディでは、用意されているコンテンツの中から、自分の英語レベルや興味・関心に合うものを選ぶと「カリキュラム」と呼ばれる学習プランが作成されます。

所要時間15分程度のレッスンは次の5つのパートで構成され、毎日取り組むことで定番フレーズのインプットが強化できます。

カリキュラムの構成

  • 単語学習
  • リスニング
  • 会話
  • 英作文
  • 応用練習
スピークバディの英作文練習画面
スピークバディの英作文練習画面

スピークの基本レッスン

スピークではレベル別、トピック別になっているコースから1つを選択してレッスンを始めます。

1回のレッスンは所要時間20分程度、以下の3部構成が標準です。

スピークのレッスン構成

  • ビデオレッスン(講師の解説動画視聴)
  • スピーキングドリル(パターン練習)
  • ロールプレイ(実践練習)
スピークのビデオレッスン画面
スピークのビデオレッスン
スピークのスピーキングドリル画面
スピークのスピーキングドリル
スピークのロールプレイ画面
スピークのロールプレイ

ビデオレッスンからロールプレイまで、一通り行った場合の所要時間は、約20分です。毎日こなすのにも無理がない構成になっていると思います。

LinLin

さらにスピークではこの基本レッスン以外にも、自由にAIとのフリートークに取り組めます。次項で詳しく説明していきましょう!

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【AI英会話の性能を比較】実践に近い英会話ができるのは断然スピーク

AI英会話アプリとしての機能を比較した場合、現時点ではスピークの圧勝です。

AIとのフリートークがアプリ使用の目的であれば、スピークを強くおすすめします。

スピークでは大まかなトピック(例:ビジネス)ごとに、具体的なシーン(例:ミーティングをリスケする)を想定したフリートークが自由に行えます。

スピークのフリートークのトピックス選択画面
スピークのフリートークのトピックス選択画面

提示されるトピックとシーンは、次のようなものがあります。

トピック シーン例
食べ物 ・深夜に無性に食べたくなるもの
・世界のグルメ
・健康的な食事
・家庭料理
・屋台の食べ物
・スイーツ
人生体験 ・買い物
・学校
・初恋
・家族の話
・初めての仕事
・人生の特別な瞬間

他にも「文化」「自分のこと」「社会」「趣味」「旅行」などさまざまなトピックが用意されています。

また、学習者自身がテーマを自由に設定することも可能です。

スピークの自分のシナリオを作成した画面
自分のシナリオを作成できる!

役割やシナリオまで自分で設定できるのは、正直スピークでしか見たことがありません。

レッスンでは、より良い表現のアドバイスも細やかにAIがしてくれるので、実際の英語でのコミュニケーションシーンの想定練習から、検定試験などのスピーチ練習にまで充分対応できます。

また、スピークでは「日本語での発話」が可能です。「英語でどう言えば良いのかわからないとき」だけでなく、「似たような単語の使い分けに迷うとき」などに、日本語で発話をすると、都度適切な英語表現をAIが示してくれます。

AIとのフリートーク機能は、スピークに取り組むのであれば、ぜひぜひ使い倒したい機能です。

一方スピークバディにもAIを相手にした「バディチャット」という自由会話コンテンツがありますが、アプリ全体の機能からすれば、まったくのオマケ扱いです。

完全に自由なトピックで会話練習ができるスピークとは違い、スピークバディではあくまでアプリ側が示すシナリオ通りに会話をすすめることが求められます。

実際のアプリの画面を見てみると、達成すべき2つのミッション「多くの地域がインフルエンザの流行を経験していると伝える」「キーフレーズ(この場合 be experiencing~)を使う」が画面上に示されています。

スピークバディバディチャット(AIフリートーク)画面
バディチャット(AIフリートーク)

また「バディチャット」には1日にトライできる回数上限があり、アウトプット練習としては量が圧倒的に足りません。

スピークバディの場合は、「AIとのフリートーク」というよりも、「学んだ表現を使った応用練習」という印象です。

LinLin

「AI相手に自由なテーマで会話練習をしたい」「自分が話した内容へのフィードバックが都度ほしい」という人には、スピークでの学習が向いています。

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【学習管理・プラン提案を比較】スピークとスピークバディの大きな違いはない

学習管理や学習プランの提案機能に関しては、どちらも大きな違いはありません。

ここでは、私が実際に使ってみて「これは学習効率を高めるために効果的な機能だなあ」と感じた点に絞ってお伝えします。

スピークの学習管理機能で良いところは、AIが自動的に復習問題を作成してくれ「ちょうど良いタイミング」で出題してくれる点です。

過去に取り組んだ問題の中から正答率の低かったものの類題を、学習者が忘れたころを見計らって、出してくるのです。

「復習機能」は多くの英語学習アプリにありますが、AIが自動的に類題を作って出題してくるのはスピークの大きな特徴のひとつです。

言うまでもありませんが、「復習」は語学習得のためには欠かすことができません。その「復習」をもっとも効果的なタイミングでサポートしてくれるのは、非常に有難い機能だと感じました。

スピークバディでは、アプリをダウンロードした初回のみ学習者の英語力判定テストを行い、その結果とユーザーの興味・関心に従って、最適な学習プランをおすすめしてくれます。

「何にどれだけ取り組めば良いのかわからない」「自分の英語力に合った課題をやりたい」という人には、英語力を判定した上で学習プランをおすすめしてくれるサポートは安心感があるでしょう。

【使いやすさを比較】両アプリとも初めてでも使いやすい設計

アプリとしての使いやすさはどちらも大差なく、初めてのユーザーでも感覚的にすぐに扱えるでしょう。

私自身も実際に使ってみて、ボタンの配置や操作性などに不満は一切感じませんでした。

画面デザインは、スピークとスピークバディではかなりテイストが異なるので、好みは分かれるかもしれませんね。

スピークのデザインは、とにかくシンプル。「使いやすさ」「わかりやすさ」に徹していると感じました。余計な背景もありません。

スピークの画面
スピークの画面

スピークバディは、会話シナリオごとに相手(AI)のキャラクターがでてきます。表情や背景も都度変化があるので、「人」と話しているリアリティを感じやすいかもしれませんね。

スピークバディの画面
スピークバディの画面

また、これから体験をしてアプリを利用したい人にとっては、無料体験の申し込みと、体験後の解約のしやすさも気になるポイントだと思います。

無料体験の申し込みの流れはどちらもアプリをダウンロードしてからアカウントの設定を行い、無料体験の申し込みをすることができます。

ただし、AI英会話スピークの場合はWebで先に無料体験を申し込んでおく方が、料金がお得になるのでおすすめです。

次に解約についてですが、無料体験の解約は、スピークバディの方が簡単です。というのも、スピークバディを継続しない場合、ユーザーは何も手続きをする必要はありません。

スピークバディでは体験期間の期限がくると、アプリでの学習は一切できなくなり「有料版の案内」が表示されるようになります。無料体験中に学習した内容は、有料版に切り替えると確認・再開が可能です。

ユーザー側で有料版に切り替えない限り、課金されることはありません。

対してスピークは、無料体験を申し込む時点でクレジットカード情報の入力が求められます。無料期間終了の24時間前までに手続きをしないと自動課金されるので、要注意です。

継続の意思がない場合は、無料体験期間の満了を待たずに早めに解約手続きをしてしまう方が安心です。(無料期間中に解約手続きをしても、期限まで体験は継続可能です)

【無料体験を比較】スピークは7日間、スピークバディは3日間体験できる

無料体験期間中は、すべての機能が制限なく使えるという点では同等です。どのような機能があるのか、自分で使ってみることでしっかり確かめることができます。

無料体験の期間は、スピークは7日、スピークバディは3日という差があります。

私は両方体験してみましたが、正直「無料体験期間が3日は短いな」と感じました。スピークバディの無料体験を申し込む場合は、普段より時間がとりやすい休日などを利用すると良いでしょう。

無料体験期間中は、アプリの機能を確かめるのはもちろんですが、「実際に取り組むとしたら一日のどの時間帯で取り組むか」「どう使えば学習効果が出やすいか」といった日常のなかで実際にアプリを使っている自分をイメージしながら選ぶことが、とても大切です。

どれほど優れた学習アプリでも、インストールしただけでは何の役にも立ちません。

「自分はどう使うのか」無料体験中にしっかりイメージすることで、その後のアプリ学習もより効果が上がりやすくなります。

無料体験期間を上手に使って、ご自分にぴったりのアプリを選んでくださいね。

kumikokumiko

スピークの無料体験も、スピークバディの無料体験も、実際に試して体験記事を作成しました。無料体験を受ける前に、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

【まとめ】「何を強化したいのか」明らかにして自分に合った英会話アプリを選ぼう

この記事では、スピークスピークバディ、2つの人気AI英会話アプリを実際に使ってみた上で、感じた違いなどについてお伝えしてきました。

AI機能を搭載した英会話アプリは数多くあり、「どれも良さそう」な気がしてしまって選ぶのが難しい、と思われる方も多いでしょう。

まずは「自分が英会話アプリで強化したいことは何か」を明確にしましょう。

「ネイティブの言い回しを身につけたい」
「多様なアクセントに耳を慣らしたい」
「汎用的な定型フレーズを覚えたい」

このように「したいこと」を具体化した上で、無料期間などを利用して実際に使ってみると、ご自身にとってベストなアプリと出会いやすくなるはずです。

ぜひご自分でいろいろと試してみた上で、比べてみてくださいね。