フォニックスとは

「子どもの英語教育にフォニックスがいいって聞いたけど、フォニックスって何?」
「フォニックスを練習するだけで英語の発音がよくなるって本当?」

「フォニックスがいい」と聞いたことはあっても、他の勉強方法となにが違うのか、具体的にどんな効果があるのかわかりにくいですよね。

そこで今回はフォニックスを使った学習方法を検討している方向けに、フォニックスについてわかりやすく紹介します。

子供向けの英会話教室ではもはや常識ともいえるほど、日本でも定着しつつあるフォニックスですから、お子さんの英語教育を検討している保護者の方にはぜひ知っていただきたい内容となっています。

フォニックスを身につけることでどのようなメリットがあるのか、また効果的な学び方なども一緒に見ていきましょう。

執筆者:Lin
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小4までアメリカの現地校に通い、帰国後は「英語はネイティブ並みでしょう?」という周囲の誤解とプレッシャーゆえに、英語の勉強から遠ざかった過去あり。中途半端な英語力にコンプレックスを感じ、大人になってから再勉強。英検1級。ケンブリッジ英検CAE。TOEIC910点。さらに英語指導者(TEFL)や児童英語指導者(TEYL)の資格を持つ。プロフィールの詳細はこちら

フォニックスとは英語圏の子供が学ぶ英語の正しい読み方のこと

フォニックスとは、英語の文字と発音の組み合わせを学ぶメソッドのことをいいます。

「英語圏で英語を母語とする子供たちに、どうしたら正しい読み方を簡単に、効率よく身につけさせられるか?」というコンセプトから生まれた比較的新しい学習方法です。

日本語の場合、46文字のひらがなを一度覚えてしまえば文字そのものを読み進めることはできますよね。
すべてがひらがなで書いてあれば、5歳の子供でも大人向けの新聞も読めてしまうでしょう。

しかし英語の場合、26文字のアルファベットを覚えても文字を読めることにはなりません。

たとえば「cat」は、「c(シー)」と「a(エイ)」と「t(ティー)」のアルファベットが並んでいるだけです。

この3つのアルファベットが並ぶことで、「cat=キャット」と発音することは、大人ならすぐにわかります。

ですが子供が理解して一つ一つ言葉を覚えていくには、膨大な時間がかかるのです。

日本語と英語の文字と発音

そこでアルファベットと発音を結びつける簡単なルール作りはできないものか、と考案されたのがフォニックスです。

「a b c d e」は文字として読めば「エイ、ビー、シー、ディー、イー」です。私たち親世代はそれ以上のことは学んでいません。

しかし今の子供達はこの文字読みに加え、「ア、ブッ、ク、ドゥッ、エ」という音を文字に対応させて学びます。

するとこの音を組み合わせるだけで、初見でも簡単に英文を読めるようになります。それがフォニックスの最大の利点なのです。

たとえば上の5文字だけでも以下のような言葉を読むことができます。

  • 「cab」 カ+ア+ブッ=キャブ
  • 「bed」ブッ+エ+ドゥッ=ベッド
  • 「bad」 ブッ+ア+ドゥッ=バッド

フォニックスは実際の教育現場では賛否両論ありますが、現在英語圏の小学校では4、5歳くらいから本格的に導入しているところが多いでしょう。

狙いは早い段階で自力読みをスムーズにさせることにあります。このようにフォニックスは英語を母語とする子供向けのメソッドなのです。

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そして文字と発音を結びつけるこの学習法は、外国語として英語を学ぶ場合にも用いることができます。

フォニックスを覚えるメリット2つ

外国語として英語を学ぶ私たちがフォニックスを覚えるメリットを見ていきましょう。

1. 日本語との発音の違いを理解できる

日本語の母音の発音と、英語の母音の発音はそもそも違います。

フォニックスを学ぶことで、その違いに気づくことができ、よりネイティブに近い発音が習得できます。

また、日本人にとって「L」と「R」の発音を区別するのはとてもむずかしいですよね。

フォニックスは同じ発音をする文字グループごとに言葉を学んでいくため、「L」の発音をする単語と「R」の発音をする単語を区別できるようになります。

つまりフォニックスを学ぶことで、英語特有の発音に密に触れることができ、カタカナ語では表現しきれない正しい発音や単語の区別ができるようになるのです。

2. 自力読みが早くできるようになる

英語の力を本気でつけたいと思ったとき、私が考えるもっとも効果のある学習法は自分の力に合った文章を大量に読むことです。

多少知らない言葉や言い回しがあったとしても、どんどん読み飛ばして要点をつかむ力をつけていく。

そのために必要なのが、一日でも早く自力読みができるようになることだと考えています。

日本の英語教育界では「フォニックス=発音矯正」と捉える傾向が強いですが、本来フォニックスとは自力読みを促すために考案されたメソッドです。

フォニックスを学ぶことで、英語を読む力は飛躍的に上がるでしょう。それはつまり英語の力そのもののブラッシュアップにつながります。

たとえば、「boat」の「oa」部分の発音は「coat,boat, moat, toad,road」などと同じであることをフォニックスでは学びます。

「oa」の並びは「オゥ/ou/」と発音するので、その法則性に気づくことができるのです。

この法則性を知っていれば、初めて見る単語でも正しい発音で読める可能性が高くなります。

一方カタカナ表記でこの「boat」の発音を表現すると、「ボート」となりますが、先程お伝えした通り、実際の発音はただオーと伸ばすのではなく「オゥ」と発音します。

カタカナ表記で単語の発音を学ぶと、本来の発音との違いに気づくことができず、間違った発音を身につけてしまう恐れがあるのです。

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ちなみに「ボート」と発音すると、「bought(buyの過去形)」に近い発音になります。日本人の耳ではどちらも一緒に聞こえますが、ネイティブの人にとってはまったく違うように聞こえるので、発音の違いに気づけるかどうかはとても大切なことなのです。
この気づきを得られることこそが、私たち日本語話者がフォニックスを学ぶメリットと言えます。

フォニックスを覚えるデメリット3つ

比較的新しい学習法であるフォニックスは、その効果に賛否両論あり、実際「学習しても意味がない」という意見もあります。

そんなフォニックスの具体的なデメリットを見ていきましょう。

1. フォニックスのルールに例外が多く万能ではない

英語はその成り立ちが複雑なことから、英文法にも例外が多く学習者泣かせです。

残念ながらフォニックスも同様で、例外だらけです。一度身につければ万事解決、とはいかず実際にフォニックスの理論で正しく読めるのは7割弱と言われています。

フォニックスをすれば、英語の発音を完璧に身につけられるとは言い切れないのです。

2. フォニックスを学んだ人独特のスペルミスを誘発する

実はフォニックスを学んだ子供特有のスペルミスがあります。

聞こえたとおりにスペルアウトしてしまうため、大人からすると驚くような間違いをするのです。たとえば、「緑(みどり)を英語で書いてみよう」というと、以下のようなスペルを書いてしまうことがあります。

  • 【正】green
  • 【誤】griin

フォニックスでは「ee」も「 i」も同じ「イ」の音です。書きたい言葉は伝わりますが、正しいスペルではありません。

「フォニックスの理屈では合っているけど、この場合の正しいスペルとは違う」ということを逐一フォローする必要があります。

3. 語彙力が一定以上ないと学習効果がない

子供向けとはいえ、ネイティブスピーカー向けのメソッドなので、一定以上の語彙があることが前提となります。

言葉と音を結びつけるのに、そもそもの言葉を知らなければどうしようもありません。

少なくても身の回りのことが表現できるレベルの語彙が必要です。

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日本でも、子供たちにフォニックスを教えてくれる英会話教室がたくさんありますよね。フォニックスを教えてくれる英会話教室を選ぶときは、どのようなプロセスでフォニックスを身に着けさせるのか、その過程もチェックしておくことをおすすめします。

フォニックスは何歳から学べばよい?中学生や高校生は意味ない?

「フォニックスはいつから始めるべき?幼児の子供は早すぎる?」
「子供のための学習方法ということは、中学生や高校生には意味ない?」

このように思った人もいるかもしれませんね。

結論からいうと、フォニックスを始めるのは4歳以降が適切です。また、日本の中学生や高校生がこれからフォニックスを始めると、高い学習効果が期待できます。

これからお子さんにフォニックスをさせるべきか迷っている方は、これから紹介する内容をぜひ参考にしてください。

フォニックスを始めるのは文字に関心をもつ4歳以上がベスト

英語の発音を聞かせるだけであれば、何歳からでも始められます。

ただしフォニックスは本来、文字と発音を結びつけるメソッドなので、文字に関心を持ち始める時期である4歳以上が適切だと私は考えています。

実際に私が子供を通わせていたイギリスの小学校で本格的にフォニックスの指導が始まったのは、4・5歳児クラスでした。

それ以前の3・4歳児クラスでは特に指導はありませんでしたが、ひとつだけ親に注意がありました。

それは「先取り学習でアルファベットの文字名をなるべく家で教えないでほしい」ということ。

子供が混乱し、4歳から始まるフォニックスの学習に差し障る、というのがその理由でした。

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英会話教室によって家庭学習の方法など方針があると思うので、無料体験レッスンや無料カウンセリングなどで家庭学習についても質問しておくといいかもしれませんね。

中学生・高校生からでもフォニックスを勉強する価値はある

英語圏では幼児期に習得するフォニックス。「日本で英語を勉強する中学生・高校生がやっても意味ないのでは?」と思われるかもしれませんが、そのようなことはありません。

幼児にとって、英語特有の発音には一定の法則性があることを論理的に理解するのは難しいことです。

ですが、中高生は論理的に法則を理解することができます。

また多くの場合、中高生は幼児よりも圧倒的に語彙が豊かなので、フォニックスの理論を学ぶ上での差し障りが少ないのもメリットです。

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フォニックスの学習そのものに時間をかける必要はありませんが、「こういうアプローチもある」といった程度に一度触れておくことをおすすめします。

フォニックスの覚え方!フォニックスの基本ルールと練習法を紹介

それでは実際にどのようにフォニックスを身につけていけば良いのか見ていきましょう。まず英語のアルファベットには文字名と文字音があることを整理します。

便宜上カタカナで発音を書いていますが、正しくは例に挙げている単語を参考にして下さい。

フォニックスの発音一覧表

アルファベット 文字名 文字音
A a エイ ant
B b ビー ball
C c シー cat
D d ディー デゥ doll
E e イー egg
F f エフ farm
G g ジー green
H h エイチ hat
I i アイ ink
J j ジェイ ジュ jam
K k ケー king
L l エル lion
M m エム moon
N n エヌ notebook
O o オー octopus
P p ピー pancake
Q q キュー queen
R r アール ル(巻き舌) red
S s エス skip
T t ティー トゥ table
U u ユー umbrella
V v ヴイ violin
W w ダヴリュー ウォ water
X x エックス クス fox
Y y ワイ yellow
Z z ゼッド/ ズィ zebra

Aはアルファベットの文字名としては「エイ」と読みますが、文字音としては「ア」となります。フォニックスの基本となるのがこの文字名と文字音です。

次に紹介するルール通りにこの文字音を組み合わせていくと、単語が正しく読めて、発音できるようになります。ただし例外も多いので注意が必要です。

フォニックスの基本ルール

フォニックスにはいくつものルールがあり、その数は細かく数え上げていけば20以上もあります。ここでは基本となる5つを簡単にご紹介します。

1.【短母音】CVC words

「子音 consonant+母音 vowel+子音 consonant」で構成される語をCVC wordsと呼びます。この場合の母音は短く発音する短母音となります。

CVC wordsの例

a cat, map, bag
e pen, web, jet
i tin, big, kid
o pot, fox, dog
u sun, bug, cup

フォニックスを学ぶ際、小学校でまず学習するのがこのCVC wordsです。

徹底的に繰り返し、「音を組み合わせて単語を作る」というフォニックスの基礎を学んでいきます。

2.【2文字子音】Consonant digraphs

2つの音を組み合わせて、別の音を構成することをdigraphと呼びます。Consonant digraphsは2文字の子音で作る音を指します。

Consonant digraphsの例

ch chin, chase, church
sh ship, sheep, wish
th think, thank, thin
wh wheel, what, white
ph photo, phone, alphabet

3.【2文字母音】Vowel digraphs

2つの母音を組み合わせて、音を構成するものをVowel digraphsと呼びます。前の母音の文字を発音し、後ろの文字は発音しません。

Vowel digraphsの例

oa boat, coat, road (oの文字音のみ発音)
ai paint, saint, rain(aの文字音のみ発音)
ea beach, read, eat (eの文字音のみ発音)

2つの母音を組み合わせて発音するもののなかには、diphthongと呼ばれるものもあります。diphthongは2つつながった母音の前の文字、後ろの文字ともに発音するものです。

diphthongの例

ou cloud, house, mouse(o uともに発音)
oi boil, soil, coin (o i ともに発音)

4.【発音しないe】Silent e

単語の末尾が「母音+子音+e」の場合、最後のeを発音しないものは silent eと呼ばれます。

また前の母音は文字読みで、長く発音する長母音となるパターンが多くなります。

Silent eの例

i-e side, like, rice (iの文字音読み eは発音しない)
a-e name, make, face(aの文字音読み eは発音しない)

5.【Rコントロール母音】R controlled vowels

「母音+r」 の場合、rに影響され前の母音の音が変化するものをR controlled vowelsと呼びます。

R controlled vowelsの例

ar car, yarn, jar
ir bird, shirt, dirt
er germ, water, maker
or form, horn, fork
ur hurt, turtle, nurse
LinLin

以上が最低限理解しておきたいフォニックスの基本ルールです。
例外が多く、ルール通りではない発音をする単語はいくらでもあるため、フォニックスのルールそのものを暗記する必要はありません。英語の発音には一定のパターンがあることが理解できれば十分でしょう。

フォニックスの効果的な学習方法

ここではイギリスの小学校で実際に教えている方法をご紹介します。実際に私の子供はこの方法でフォニックスを身につけました。

フォニックスにはさまざまなメソッドがありますが、イギリスの小学校で一般的なのはJolly Phonicsです。

42音を6音ずつ、7つのグループに分け、5段階の学習ステップで学んでいきます。

フォニックスのグループ

グループ 文字
第1グループ s, a, t, i, p, n
第2グループ ck, e, h, r, m, d
第3グループ g, o, u, l, f, b
第4グループ ai, j, oa, ie, ee, or
第5グループ z, w, ng, v, oo, oo
第6グループ y, x, ch, sh, th, th
第7グループ qu, ou, oi, ue, er, ar

フォニックスの学習ステップ

  1. 【基礎編】文字と音の組み合わせを知る

    1文字で1音を表すもの(s, a など)、2文字で1音を表すもの(ck, shなど)をグループ順に手遊び歌や動画を使いながら学習していきます。(毎日1回5分)
    学習ペースは1週間で4,5音を目安とし、学校では42音すべてを約9週間で完了させます。

  2. 【基礎編】文字の書き方を学ぶ(ステップ1と同時進行)

    音を学ぶのと同時に、文字(アルファベット)の書き方をグループ順に学習していきます。(毎日1回5分)

  3. 【実践編】音の結合を学ぶ(Blending)

    学習した音を組み合わせて、言葉を作れることを学習していきます。(毎日1回5分)
    例:第1グループ s-i-t =sit, a-n-t=ant, p-i-n=pin

  4. 【実践編】音の区切りを学ぶ(Segmenting)

    単語を聞いて、音で区切る訓練をします。(毎日1回5分)
    例:第1グループ panと聞いてp-a-n に区切る

  5. 【実践編】ルール外の単語(Tricky words)を学ぶ

    フォニックスの理論では読めない単語だけれども、頻出する単語を Tricky words/ Sight words と総称し、丸暗記していきます。(週1~2回 5分~10分/回)
    例:who, they, anyなど
    対象の言葉を3つから5つくらいずつ「look(見て), copy(写して), cover(隠して), write& check(書いて確認)」を繰り返し、定着させます。

以上がフォニックスの学習ステップです。学校の方針によっても違うのでしょうが、子供の通っていた公立小学校では習熟度別に毎日フォニックスの授業がありました。

ただ授業とはいっても、1回5分から10分程度と非常に短時間。

この日常的なフォニックスの授業に加えて、子供それぞれのレベルに合った副読本を毎日1冊持ち帰り、家で音読の宿題をすることで、低学年から自力読みができるようになっていきます。

おうちで子供にフォニックスを教える方法

フォニックスのルールをおうちですべて教えなければいけない、と思うと気が遠くなるかもしれません。

でもその必要はありません。そもそもルールを覚えるだけではなんの意味もありません。

「英語の文字には、同じ発音をする仲良しグループがある」

これくらいの軽いニュアンスで、子供と音遊びをする感覚で語彙を増やすことを楽しんで取り組んでみてください。

自宅でフォニックスが学べる教材

フォニックスは英語の発音と文字を対応させていくので、可能な限りネイティブ音源を使用しましょう。

日本語で書かれた教材のなかには、便宜上カタカナで表記しているものもありますが、正しく英語の音を表現するには限界があるのであくまで参考程度に。

以下に身近に利用できるものをご紹介していきます。

ユーチューブ動画の歌なら無料で学べる

YouTubeにはたくさんのフォニックス学習動画があります。なかでもおすすめしたいのは「Kids e Series」「Alphablocks」の2つです。

Kids e Series

Jolly phonicsで扱う基本の42音がグループ順に歌つきで見られます。歌の長さが短く、日本の子供にもなじみのあるメロディばかりなので飽きずに楽しめます。

1日2音ずつ、など無理のない範囲で継続して見てみましょう。

Alphablocks

イギリスの教育チャンネルで人気のフォニックス番組です。個性的な文字キャラクターがでてきて毎回ストーリー仕立てで言葉をつづっていきます。

フォニックスのルールに基づいた「仲良しグループ」ができていて、その人間関係?も見ていると面白いですよ。

ゲーム感覚で覚えられるアプリ

ネイティブ音声を繰り返し聞けて、ゲームを通じて学んだことを定着させていける英語学習アプリはフォニックスの習得に重宝します。

トド英語

トド英語

トド英語はフォニックスを学習の中心にしている英語学習アプリです。子供が楽しめるゲーム仕立てで、徐々にステージを上げていくことができます。

動画や絵本のコンテンツが充実しているのも嬉しいポイントです。

フラッシュカードで効果的に覚える

イギリスの小学校でもよく使われていたのがフラッシュカード。フラッシュカードとは、一瞬で情報を記憶させる教育方法の一つです。

絵や記号が書かれた複数のカードを、1秒ほどのスピードでテンポよく入れ替えて見せていきます。そうすることで情報を瞬時に記憶する訓練ができるのです。

フラッシュカードを取り入れることで、反射的にパッと答える訓練になるため、とくにTricky words/ Sight wordsを学習するときに用いると効果的でしょう。

「トレンド フラッシュカード 読み方を教える 英単語 カードゲーム」は人気のフラッシュカードで、料金も1,000円以内ととてもリーズナブルなので、おすすめです。

ポケットフラッシュカード

CDが付属した本

フォニックスは文字と音声を結びつけるものなので、子供の発達に合わせて実際に文字を書く練習も欠かせません。

そこでCDが付属した本(テキスト)の活用をおすすめします。

私がおすすめするテキストは、「はじめてのジョリーフォニックス ティーチャーズブック」「はじめてのジョリーフォニックス ステューデントブック」です。

はじめてのジョリーフォニックス

Jolly phonicsで学ぶ42音を順に習得できるテキストとワークブックになります。

CDだけでなく、フラッシュカードや学習用の絵本も付属でついていますので、おうちでしっかりフォニックスに取り組みたい方には、ぜひおすすめしたい本です。

フォニックスの指導が難しいならオンライン英会話もおすすめ

子供におうちで動画を見せたり、学習アプリをやらせたりしていても、正しくフォニックスを身につけているのかわからない。でもわざわざ英語教室に通わせるのもハードルが高い。

もしそう思われるなら、フォニックスのレッスンが受けられるオンライン英会話を試してみるのも一案です。

自宅で受講できるオンラインであれば、プロ講師に子供の現状をチェックしてもらえるだけでなく、実際にプロの講師がどのように教えているのかを、親も一緒に見ることができて安心ですよ。

舌の位置、口の形、口の動き、など細かいところまでネイティブ講師に見本を示してもらいながら学べるメリットは大きいでしょう。

ここでは、フォニックスのレッスンが受けられるおすすめのオンライン英会話を紹介するので、気になったオンライン英会話があれば、無料で体験してみてくださいね。

kimini英会話

kimini英会話公式サイトTOP

学研グループが運営するオンライン英会話サービスkimini英会話。レッスンはフィリピンのセブ島から行っています。

kimini英会話は教材がかなり豊富なのですが、その中で発音コースを選ぶと、フォニックスを用いた英語の発音を学べます。

声の出し方や、口の形、口の動きなどをフォニックスの理論を用いながらテストや反復練習で徹底的に鍛え、発音矯正を行っていくコースです。

基本的には毎日受講が推奨されていて、毎日受講すると約1.5ヶ月ですべてのカリキュラムを終了します。

はじめは文字、次に単語、そして文章と段階を踏んで英語を音読していくので、程度語彙力と理解力がある小学生以上に適したコースです。

kimini英会話の基本情報

運営者 株式会社Glats(学研ホールディングス)
本社 東京都品川区西五反田 2-11-8 学研ビル
推奨年齢 なし(大人向けから子供向けまで)
講師 フィリピン人講師
料金・コース内容 スタンダードPlusプラン:7,480円
ウィークデイPlusプラン:5,940円
スタンダードプラン:6,380円
ウィークデイプラン:4,840円
幼児プラン:7,260円
回数プラン:1,210円(月2回)、2,420円(月4回)、4,840円(月8回)
フォニックス教材 発音コース
レッスン時間帯 6:00~24:00
通常レッスン 一律25分(幼児プランのみ15分)
体験レッスン 10日間無料(1日25分1レッスン)
入学金・解約金 なし

※ 料金はすべて税込みです。

※内容は変更される場合があります。最新情報は公式ホームページで確認ください。

LinLin

kimini英会話の公式サイトで教材のサンプルを見ることができるのですが、英文のレベルが少し高いように感じます。受講に年齢制限はないので、中学生や高校生、大人の方で発音を重点的に学びたい方はkimini英会話をおすすめします。

期間限定!30日間無料で体験できる

kimini英会話では、期間限定で30日間の無料体験ができます!(通常は10日間)

1ヶ月試せるので、月にどれくらいのペースで英会話レッスンが受講できるか、シミュレーションできます。このチャンスをお見逃しなく!

キャンペーン期間:2024年6月3日(月)まで

対象者:初めてスタンダードPlusプラン、ウィークディプラン、ウィークデイPlusプランにお申し込みされる方

QQキッズ

QQキッズの公式サイトTOP

フィリピンのセブ島にある語学学校が提供する子供専門オンライン英会話教室、QQキッズにはフォニックスに特化したオプションコースがあります。

まず紹介したいテキストが、Magic Phonicsです。Book1からBook6まで各12レッスンあり、段階的に発音のルールを身に着けていきます。

発音練習は単語だけでなく短文や長文も行うため、実用的なリーディングの能力の向上も期待できますよ。

また別コースで「使える英語をみにつける」ことがコンセプトのWE CAN!も、Book4までフォニックスを扱っています。

こちらのテキストはフォニックスの指導方法を日本に広めた松香洋子先生が監修しているとあって、ぜひチェックしておきたい教材です。

QQ Englishでは、このようにフォニックスの教材が大変充実しているので、大変おすすめです。

QQキッズの基本情報

運営者 株式会社QQ English
本社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16階
推奨年齢 3歳~12歳
講師 フィリピン人講師
料金・コース内容 月会費(4タイプ)
月4回コース(200ポイント):2,980円
月8回コース(400ポイント):4,980円
月16回コース(800ポイント):7,980円
月30回コース(1,500ポイント):11,980円
フォニックス教材 ・Magic Phonics
・Smart Kids
・WE CAN!
レッスン時間帯 6:00~24:00
通常レッスン 1レッスン25分(または2コマ連続受講の50分レッスン)
体験レッスン 25分×2回の無料体験
入学金・解約金 なし

※ 料金はすべて税込みです。

※サービス内容は変更される場合があります。最新情報は公式ホームページで確認ください。

LinLin

QQキッズ人気No.1のカリキュラム「Smart Kids」でも、フォニックスによる発音の学習ができます。「Magic Phonics」はあくまでもフォニックスに特化したテキストなので、様々な角度から4技能が鍛えられる「Smart Kids」と「Magic Phonics」を併用して受講することをおすすめします!

QQ kidsのキャンペーン

新規入会後チケット適用欄に「 TK00649462 」を入力すると、無料体験を2回分プレゼント!

さらに、期間中のお申し込みで全プラン初月料金99円(税込)!

キャンペーン期間:2024年5月31日(金)まで

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプ公式サイトTOP

ネイティブキャンプで取り扱っている教材、Let’s Go(レッツゴー)シリーズでフォニックスを学ぶことができます。

子ども向けの教材ではありますが、大人もこの教材を使ったレッスンが受講可能です。

ネイティブキャンプの基本プランである「プレミアムプラン」は、月額7,480円(税込)で受講し放題という回数無制限の料金プランとなっており、家族は月額1,980円で同じく回数無制限で利用できます。

ですから、親子で英会話を始めたいご家庭にも大変おすすめです!

ネイティブキャンプの基本情報

運営者 株式会社ネイティブキャンプ
本社 東京都渋谷区神南1-9-2 大畠ビル
推奨年齢 3歳~大人
講師 フィリピン人講師、ネイティブ講師、日本人講師
料金・コース内容 プレミアムプラン 月額7,480円(回数無制限/年間割引オプションで6,480円)
ライトプラン(月8回目安)月額5,450円
ファミリープラン(家族二人目対象)月額1,980円※1
※ネイティブ講師の予約が必要な場合は、1レッスン500コイン(約1,000円)かかる
※ネイティブ受け放題オプション+9,800円もあり※2
フォニックス教材 Let’s Go Phonics
レッスン時間帯 6:00~24:00
通常レッスン 1レッスン25分
体験レッスン 7日間無料トライアル(レッスン回数無制限)
入学金・解約金 なし

※ 料金はすべて税込みです。

※1 家族それぞれ料金プランに申し込むことが必要です。

※2 ネイティブ講師との今すぐレッスンが可能になるオプションです。(カランメソッドと英検を除く。予約する場合は一部ネイティブ講師を除いて割引価格で利用できます。

※サービス内容は変更される場合があります。最新情報は公式ホームページで確認ください。

kumikokumiko

ネイティブキャンプは回数無制限の受講し放題ということで、子どもの学校や習い事の予定にあわせてレッスンの受講ができる点が嬉しいですね。1日に複数回レッスン受講ができるので、土日にまとめて受講することもできます。

ネイティブキャンプのキャンペーン!

ネイティブキャンププレミアムプランに新規登録した方に、Amazonギフト券5,000円分をプレゼント!期間限定の特別企画となっているので、この機会をお見逃しなく!

キャンペーン期間:5月31日(金)まで

対象:キャンペーン期間中に新規登録、無料トライアル終了後プレミアムプランに移行された方

上記で紹介した英会話の他にも、子供向け英会話教室子供向けオンライン英会話では、フォニックス教材を揃えているところがあるので、チェックしてみてくださいね。

フォニックスに関するよくある質問

発音記号とフォニックスはどちらを覚えた方が良い?
英語を繰り返し耳から聞き、聞こえたとおりに復唱し、覚えることができれば発音記号でもフォニックスでもどちらを学んでも構わないでしょう。あたりまえのことですが発音記号やフォニックスを覚えるだけでは英語の発音は改善されません。英語には日本語にない音があります。日本語では使用しない舌や口の動きがあります。正しい発音を繰り返し聞き、復唱することで身につけていきましょう。
フォニックスを大人が学ぶのは意味ない?
ある程度英語の語彙が豊富な大人こそ、フォニックスを学ぶ意義があると思います。特に大人におすすめしたいのは母音の発音の見直しです。いわゆる「カタカナ英語」に悩む大人のほとんどは、母音の発音が単調です。英語には日本語にはない音があること、英語の発音には一定の法則性があることを一度体系立てて学ぶことで、より自然な発音に近くなるでしょう。

【まとめ】フォニックスは発音矯正だけじゃない!英語の「自力読み」に効果的

今回はフォニックスについてご紹介してきました。フォニックスは英語ネイティブの子供が、効率よく読む力を身につけるために考え出されたメソッドです。

イギリスの小学校では熱心に指導していましたが、親世代にはなじみのない学習法であることもあります。

そのことから「ルールに例外が多すぎて非効率だ」「単語の意味を理解せずに読み進めることに意味があるのか」と保護者からは懐疑的な意見もよく出ていました。

賛否両論あるのは事実ですが、私の子供はこのメソッドのおかげで自力読みが早く身につき、後の英語力に大きく影響したと実感しています。

日本では「発音矯正」のイメージが強いフォニックスですが、せっかく学ぶのであれば本来の狙いである「自力読み」を視野にいれて、コツコツ身につけていけると良いですね。