TOEFL対策におすすめの単語帳と単語の覚え方

「TOEFL iBTテストの問題が解けない!」と悩んでいる人の中には、単語に苦手意識がある人も多いでしょう。

TOEFLの題材は海外の大学でも扱われるアカデミックなものなので、これまでに培ってきた単語力では点数が取れない……といった状態に陥っている方も多いと思います。

「一つひとつの単語が長い」
「そもそも見たことがない単語がある」
「本文を読んでも、文脈から選択肢の単語の意味が読み取れない」

私もTOEFLの勉強をはじめた当初は、単語がわからず困っていました。

ですが、TOEFLの試験に向けてしっかり大事なポイントを抑えながら単語の勉強をした結果、109点を取得することができました!

TOEFL iBTは、全セクションを通して出題される単語の難易度が変わりません。

ですので単語力をアップできれば、全体を通して安定した読解力を発揮できます。

そこで、TOEFL100点を超えた私が選んだ、TOEFL iBTの単語強化におすすめな単語帳やアプリをまとめました。

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単語の暗記に苦手意識がある方でも使える勉強法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

TOEFLの対策に単語帳はいらない?

ご存知の通り、TOEFLはリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングと満遍なく対策が必要なテストです。

「たくさんやらなければいけないことがあるのに、わざわざ単語帳を買って単語のためだけの対策をする必要はあるのかな?」

このように思う人もいるかもしれませんね。

私は、TOEFLの単語対策は必須だと思います。

なぜならTOEFLはどのセクションも、使われる単語や題材が英語圏の大学レベルのため、日本語でさえ馴染みのない単語やトピックが出題されるからです。

「どうせ難しいなら、文脈から意味を推測すればいいのでは?」と思う方も多いと思います。

しかし、TOEFLは題材や文全体の単語が他のテストよりも難易度が上がるため、単語がわからないと文脈自体が読み取れない状態に陥りやすいです。

そのため特にこれから初めて受験する方は、あらかじめ出題単語の難易度や文中での使われ方を知っておくのが、高得点獲得と心の余裕に直結します。

また現在ある程度点数を持っている方にも、単語帳は点数アップに欠かせないアイテムです。

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ここからは今のあなたのレベルに応じて、おすすめの単語帳と勉強法を紹介していきます。

TOEFLの対策におすすめの単語帳4選

それでは私が実際に使っていた単語帳、また実際に手にとっておすすめできる単語帳を紹介していきます。

難易度のやさしいレベルから、難しいレベルまでまとめたので、ぜひ今の自分の単語力に合わせて選んでみてください。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版

TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

TOEFL単語帳を調べたことのある方なら一度はこの本を目にしたことがあるのではないでしょうか。

有名なだけあって、この本はTOEFLの必要単語を網羅している一冊と言っても過言ではありません。

私もTOEFLの単語はこの本をメインに対策していました。

この本の特徴は、目標点数別に覚えたい単語が分かれていること。初めて受験する方から、さらなる点数アップを狙う方までおすすめできる一冊です。

実は他の方のレビューでは、個々の単語の和訳の数が少ないとの指摘がありますが、本書での和訳はTOEFLテスト内での使われ方をメインに採用しているので、TOEFL対策に直結する内容となっています。

また、単語力に少し余裕がある方は付録の「分野別英単語」を使えば、アカデミックな専門用語対策もできますよ。

著者 神部 孝
出版社 旺文社
価格 2,530円(税込)
内容 Rank1 TOEFL iBT 61点前後までの単語
Rank2 TOEFL iBT 80点前後までの単語
Rank3 TOEFL iBT 100点前後までの単語
Rank4 TOEFL iBT 105点を超える単語
CD3枚つき
再頻出26分野の専門用語をまとめた別冊「分野別英単語」つき

「【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版」の購入はこちら

【MP3音声DLつき】TOEFL(R)テスト ボキャブラリー+例文3900

TOEFL(R)テスト ボキャブラリー+例文3900

「TOEFL(R)テスト ボキャブラリー+例文3900 (留学対策シリーズ)」はTOEFL頻出単語だけでなく、例文を一緒に教えてくれるおすすめの一冊です。

また、こちらの本でも目標点数に応じたレベル分けがされているので、ゴールに合わせて効率よく勉強できます。

もちろん本書には専門用語対策のページも付いているので、高得点を狙う人もぜひ持っておきたい一冊です。

この本の大きな特徴は、注意したい単語に豆知識が付いていること。単語は意味を覚えるだけでなく、関連する知識も一緒に目を通すと記憶に定着しやすくなります。

さらに一般的な単語帳とは違い、覚える英単語の部分も赤字になっているため、日本語→英語のアウトプットの練習に役立つこと間違いなしです。

リーディングやリスニングなどの単語の知識を問うセクションのみならず、スピーキングやライティングの自分で単語を記憶から引っ張り出すパートの対策におすすめです。

著者 岡田 徹也、松園 保則
出版社 アゴス・ジャパン
価格 3,190円(税込)
内容 ・3,900語を収録
・見出し語全てに例文と音声つき
【目次】
CHAPTER1:アカデミック・ボキャブラリー60点突破レベル 1000語
CHAPTER2:アカデミック・ボキャブラリー80点突破レベル 1500語
CHAPTER3:アカデミック・ボキャブラリー100点突破レベル 900語
CHAPTER4:キャンパス・ボキャブラリー 500語

「【MP3音声DLつき】TOEFL(R)テスト ボキャブラリー+例文3900」購入はこちら

【CD付】英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版

英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

TOEFL対策のはずなのに、いきなり英検対策本が出てきて驚きましたよね。

実はTOEFLと英検のスコア換算をすると、おおよそ以下のようになります。

  • TOEFL iBT 90~ = 英検一級
  • TOEFL iBT 65~= 英検準一級

英検の級が上がるにつれて、出題傾向がTOEFLそっくりになっています。

そのため準一級以上のものであれば、英検の単語帳もTOEFL対策に活用できるのです。

この「文で覚える単熟語」シリーズは文で単語を覚えるという特徴のため、実際に英検で使われる単語数より少ないです。

また、各級の難易度も抑えめのため、「準一級持っていないんだけど…」という方でも安心して対策に使えますよ。

本シリーズは専門分野ごとの単熟語がまとめられているほか、その単熟語がどう使われるかパッセージが載っています。

TOEFLで出題される単語は難しいだけでなく、文中での使われ方に慣れていく必要があります。

そのため、後ほど勉強法のところでもお伝えしますが、パッセージの内容と単語をからめて覚えることが重要です。

本書では文脈を使って単熟語を暗記できるだけでなく、各分野でのちょっとした知識も身につくので、TOEFL特有の幅広い分野での問題出題の対策に効果的です。

さらに単語力を上げたいという方は、一級版にも挑戦してみましょう。

出版社 旺文社
価格 2,200円(税込)
内容 ・テーマに沿った単熟語を1526語収録
【目次】
自然・環境
医療・テクノロジー
文化・歴史
教育・心理
社会・ビジネス
確認テスト

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Essential Words for the TOEFL

Essential Words for the TOEFL (Barron's Test Prep)

続いて紹介するのは、世界各国で各種試験対策を牽引するBarron社の単語対策本です。

Barron社のTOEFLシリーズは世界中のTOEFL受験生に愛用されています。

こちらは全編英語で書かれているため、英語のニュアンスをそのまま理解したい方におすすめ。

洋書なのでハードルが高そうに感じるかもしれませんが、英単語集「ターゲット」と同程度の難易度なので、TOEFL対策中の多くの方が活用できるようになっています。

また、これから留学を考えている方は、今のうちから英語の教科書に慣れていく必要があるのでぜひゲットしたい一冊です。

アカデミックな各分野の理解に必要な単語を、意味・例文・例題と幅広くカバーした、この一冊で単語対策が済んでしまう本です。

収録単語数は500語とこれまで紹介した単語帳よりは少なめですが、洋書のため見出し語以外の部分でも勉強になりますよ。

TOEFLでは普段からどれほど英語に慣れているかで解きやすさが変わってくるため、英語に慣れるのと単語対策の一石二鳥です。

著者 Steven J. Matthiesen
出版社 Barron’s
価格 1,455円(税込)
内容 ・TOEFL iBTテスト頻出の単語とフレーズ
・各単語の文中での役割を解説
・知っておきたい単語500語を意味・例文・例題を交えて解説
・英語学習者におすすめの勉強法

「Essential Words for the TOEFL」の購入はこちら

TOEFLの単語対策には単語帳アプリも活用しよう

これまでにTOEFL iBT対策におすすめの単語帳を紹介してきました。

単語帳を使っての勉強は内容も充実していたり、補足知識も身につけられて個人的に一押しの勉強法です。

ですが、紙の単語帳は荷物になったり不便なシーンもありますよね。特に通勤・通学時間中に勉強する時はすこし勝手が悪かったりします。

そんな時に活用したいのがスマホの単語帳アプリです。

アプリなら本より費用も抑えられるし、かさばらないし、スキマ時間での勉強にとても手軽で使いやすいですよね。

私は机に向かうやる気がでるまでにかなり時間のかかるタイプなので、アプリでサクッと勉強できるのは続けやすいと思っています。

ここではおすすめの単語帳アプリを3つまとめたので、ぜひ活用してみてください。

英単語 by 物書堂・TOEFL®テスト英単語3800(4訂版)

英単語 by 物書堂・TOEFL®テスト英単語3800

こちらは先ほど紹介した「【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)」のアプリ版です。

アプリを探すと、「TOEFLテスト英単語3800 4改訂版」というタイトルのアプリも表示されますが、こちらはサービスが今後終了する予定のものです。

ここで紹介しているのは、「英単語 by 物書堂」のアプリ内で「TOEFLテスト英単語3800 4改訂版」の本を課金で購入する仕組みになっているため、注意してください。

このアプリでは紙の単語帳と同じ内容が収録されていて、テスト対策用単語帳アプリの中ではトップレベルのクオリティになっています。

紙版にはない特徴として、自分だけの単語帳をカスタマイズできます。

クイズで暗記チェックができること、すでに覚えた単語と間違えたもの・覚えていないものを区別して表示できることが最大の特徴です。

これから覚えなければいけないものを一覧で見ることができるので、効率よく自分の弱点を克服できますね。

提供元 物書堂
価格 2,200円(税込)※インストール自体は無料、アプリ内課金で本を購入
対応端末 iPhone(iOS)

アプリ「英単語 by 物書堂」のダウンロード

英単語アプリ TANZAM

英単語アプリ TANZAM

続いておすすめしたいのがこちらのTANZAMです。

なんといっても特徴は、言葉ではなくイメージで意味を理解できるようになること。

単語一つ一つに漫画テイストの絵、もしくはストーリーがつけられているため、直感的に意味を理解しやすくなっています。

「TOEFLはアカデミックな単語が多く出てくるのに、感覚で覚えていいの?」と思うかもしれませんが、実は難しいTOEFLだからこそイメージを大切にしたいのです。

TOEFLは題材がかなり専門的なので、単語の意味がわかっても文全体で考えると何を言いたいか想像がしにくいです。

そのため、単語を絵などのイメージを通して覚えられると、文や話全体の意図がより鮮明にわかりやすくなりますよ。

さらにTANZAMでは、AIが忘却曲線を活用しておすすめの復習カリキュラムを作ってくれるので、効率的に単語の暗記が可能です。

これだけの機能があるのに、なんと無料アプリなんです!絶対にゲットしたいアプリですよね!

提供元 Ryo Shibasaki
価格 無料
対応端末 iPhone(iOS)

「英単語アプリ TANZAM」のダウンロード

英語学習 iKnow!

英語学習 iKnow!

最後に紹介するのはオンライン英会話のDMMと連動した、iKnow!です。

このアプリはDMM英会話を受講している方は無料で使えます。もちろんDMM英会話をやっていなくても課金で使うことができますよ。

こちらもAIが忘却曲線を用いて学習プランを立ててくれる学習アプリです。

iKnow!の一番のおすすめポイントは復習パターンの多さです。

通常単語を勉強すると、自分が単語の意味もしくは英語のスペルや音を暗記しているか、がメインになると思います。

しかし、iKnow!では従来の復習方法に加えて、単語を使った穴埋め問題や、リスニングを通しての意味理解など、幅広くアウトプットの機会があります。

TOEFLではリーディングやリスニングのようにただ単語を知っているべき問題の他に、リスニングとライティングの表現力を問われるパートもあるので、様々な復習方法で単語力を強化できると心強いですよ。

提供元 DMM.com LCC
価格 3ヶ月 3,920円(税込)
6ヶ月 5, 860円(税込)
12ヶ月 7,000円(税込)
対応端末 iPhone(iOS)
Android(Google Play)

iPhone版アプリのダウンロード
Android版アプリのダウンロード

TOEFL対策としての効率のよい英単語の覚え方

これまでにおすすめの単語帳や、スキマ時間に活用できる単語帳アプリを紹介しました。

ただ、単語の勉強は教材を揃えて終わりではなく、そこから覚える地道な作業が待っています。

でもTOEFLで出てくる単語はなんだか日本語訳も難しかったり、これから新しい単語を覚えるキャパシティに自信がなかったり……。

「単語学習がおっくうだ」「単語を覚えるのが苦手だ」という方も多いのではないでしょうか。

私も新しい単語を覚えるのが外国語学習で一番嫌いです。(笑)

そんなわたしでもTOEFL iBTで109点が取れたので、あなたも諦めずに対策しましょう!

ここでは、わたしが効率よく新しい単語を覚えるために意識していることを紹介します。

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単語学習は長期戦なので、テスト直前の場合と、まだ時間がある場合の2パターンで紹介しますね。

テスト直前で単語帳を全部覚えられないときは単語をしぼる

「テストを急に受けなければいけなくなった。」
「テスト直前の追い込みが必要!」

このような状況に置かれている方は、よほどの記憶力の持ち主でない限り、単語帳を全部覚えるのは無理です。

単語帳での勉強はもちろん出来たら良いですが、覚えるものを絞って少しでも単語力を強化していきましょう。

単語を絞る際に押さえておきたいポイントが2つあります。テスト直前の方も、まだ時間がある方も注目するべきポイントを確認しておきましょう。

実際に出た問題の動詞・形容詞を覚える

基本的に既存の単語帳は「よく出る単語、またはこれから出るかもしれない単語」に対応した内容になっています。

どんな勉強も無駄には決してなりませんが、単語帳で勉強した単語が必ずしも出るとは限りません。

そこで、もう時間がない場合は、自分が解いた問題で分からなかった動詞と形容詞に絞って覚えましょう。

実際の問題に焦点を当てているのは自分の苦手分野をあぶり出すためです。

心理学が不得意な人、地質学や哲学が苦手な人… 人によって得意・不得意が違います。

単語帳のように満遍なく覚えられるのが理想ですが、難しいなら問題を解いて苦手そうな分野の単語を特に頑張ろう、という作戦です。

また動詞と形容詞を選ぶ理由は、文の内容を理解するのに最低限必要だからです。

TOEFLの単語の優先順位は下記のようになっています。

TOEFL英単語の優先順位

動詞 絶対必要。何が起こっているか知る手がかり。
形容詞 絶対必要。様子を知る手がかり。特にものを比較する内容のとき非常に大事。
名詞 知っているに越したことはない。
メインになる言葉は説明があるため、説明が理解できれば言葉の直訳を知らなくてもなんとかなる。
副詞 知っているに越したことはない。
形容詞から派生する言葉が多いので、まずは形容詞を優先しよう。

すでにTOEFLの文が7割以上理解できる方は、動詞・形容詞以外の品詞を強化して細かい部分の読解対策をしましょう。

単語のなり立ちを理解する

単語の勉強をする際は、単語の成り立ちを利用するようにしています。

これはなんとなく知らない単語でも、分解して意味を想像できるようになろう、というものです。

日本語で言う所の、部首のようなイメージです。「にくづき・月」は体に関する漢字だったり、「やまいだれ・疒」の漢字は病気に関するものが多かったりしますよね。

このように英語にも部首のような物があり、接頭語・語幹・接尾語、と呼ばれます。

特にTOEFLの単語は長いものも多いので、上記の3つのパートに分けることが可能な場合が多いです。

覚えておきたい基本的な動詞接頭語の例はこちら。

覚えておきたい動詞接頭語

co coexist(共存する)
de dehydration(脱水)
dis disrespect(無礼)
fore foreknow(予見する)
inter interchangeable(代替可能な)
mis misjudgement(誤審)
out outstanding(卓越した)
over overdue(期限切れの、予定を過ぎた)
pre prehistorycally(先史時代に)
re reproduction(再現、再生、生殖)
trans transcontinental(大陸横断の)
under undergraduate(学士課程、学部生)
im imbalance(不均等)

いかがですか?短い接頭語を覚えるだけで、右の例の理解度が増しますよね。

また、左側の接頭語を使用した他の単語も思い付く方もいるのではないでしょうか。

このように単語の成り立ちを意識できれば、グループごとになんとなくニュアンスを把握できます。

接頭語・語幹・接尾語を勉強して、短期間で語彙を増やさなければいけない、テスト当日に分からない単語が出てしまった、という場合でも十分に対応できる力をつけていきましょう。

試験まで時間がある場合は単語をしっかりマスターする

「TOEFLの試験まで時間的な余裕があるから……」と単語学習を後回しにする方はいませんか?

そうしているうちに時間が過ぎて、TOEFL試験直前になってしまった!なんてこともあるのではないでしょうか。私も間違いなくこのタイプです。(笑)

ここでは時間があるからこそ頑張りたい、単語学習のポイントについて紹介します。

時間をできる限りムダにしないでより多くのことを出来るように頑張っていきましょう。

例文を作ってみる

TOEFL iBTでは単語をただ知っているだけでなく、実際に自分の言葉として使えるようになる必要があります。

そのため、出来る限り普段からアウトプットの練習をしておきたいところです。

たとえば単語帳で勉強する時、例文がある場合は必ず読んでおきましょう。実際の使い方を理解します。

そのあと、英語力にまだ自信がない場合は例文を書き写したり、音読したり、覚えたい単語の使われ方が自然に感じるまで繰り返しましょう。

英語力がある程度ある場合は、単語を使って自分で文を作ってみるのもよいですね。

このとき、前後の前置詞や冠詞に注意しましょう。こうすることで、前置詞の有無や、自動詞・他動詞の使い方になれることができます。

1から自分で文を作るのが難しい場合は、名詞など文の一部分を他の単語に入れ替えるだけでも良いトレーニングになりますよ。各品詞の役割が自然と身につくようになります。

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普段からこの勉強法が意識できると、特にスピーキングとライティングセクションでより力を発揮できるようになります。

【まとめ】TOEFLのアカデミックな内容に対応するには単語帳が不可欠

この記事ではTOEFL iBTの単語対策におすすめの教材や勉強法を紹介しました。

難しい専門用語などが多く出るテストですが、単語はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングのどのセクションでもついてまわる要素です。

TOEFLのリーディング・スピーキングでは、内容理解のために単語をいかにインプットするかが重要となります。

逆にスピーキング・ライティングでは、英文を組み立てるための単語のアウトプットは欠かせません。

TOEFL iBTでは満遍なく単語力が試されます。

そのため、単語帳や単語アプリ、また効率的な勉強法の活用がとても大切です。

この記事では、ミニテストがあったり、学習プランを立ててくれる教材を多く紹介しました。

自分の理解度を測ることができるこれらの単語帳やアプリは、語彙力をアップするのに必須なツールと言えるでしょう。

単語力がつくとテスト内容の理解も深まるので、点数アップに直結しますよ。

今日から少しずつでもいいので、できるだけ毎日コツコツと対策を頑張っていきましょう!

執筆者:Arisa
Arisaの写真

TOEFL iBT 109点。高校卒業直後、純ジャパで英検1級、TOEFL iBT 95点を取得。その後カナダの4年制大学に進学し心理学を専攻。カナダ在住1年でiBT 109点を取得。日本にいながら英語圏で通用する英語知識習得法をお届けします。