「TOEFLのリスニング問題が速くて聞き取れない」
「TOEFLのリスニングはいつも時間切れになる」
TOEFLに初めて挑戦する人や、さらに高いスコアを狙っている人がまず攻略するべきリスニング。
TOEFLでは一つ一つの問題が長いだけでなく、出題される内容は「学生生活あるある」から「聞いたこともないアカデミックなもの」まで、多岐にわたります。
さらにリスニングセクションが終わったと思えば、後半のスピーキング・ライティングセクションでもリスニングの要素が出題されます。
TOEFLリスニングは各種英語試験の中でもかなりの難関です。
しかし、逆にこのパートで安定して正解できるようになれば、リスニングのみならず、スピーキングやライティングでもスコアアップ間違いなしです!
この記事では、問題形式からオススメの勉強法、参考書まで、TOEFLリスニングセクションを大解剖していきます。
TOEFLリスニングで満点を獲得したので、その経験をもとに勉強方法を紹介します。TOEFLのリスニングにおいてとても重要な、試験中にメモをとるポイントについても紹介しているので、是非参考にしてください!
目次
TOEFL リスニングの問題形式と設問内容
対策方法をチェックしていく前に、まず出題傾向や採点方法を確認していきましょう。
この記事では2019年8月から導入された新形式のテストに応じた問題形式について解説していきます。
新形式のリスニングテストのフォーマットは、以下のとおりです。
新形式のリスニングフォーマット
リスニング問題の種類 | 5~7種類 |
---|---|
英語のアクセント | 北米、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア |
回答時間 | 41~57分(リスニング時間を含む) |
音声を聞ける回数 | 1回 |
※2021年12月時点
新形式のリスニングテストでは、合計で5〜7つのリスニング音声を聞き問題に答えます。
リスニングの種類数にばらつきがあるのは、いわゆるダミー問題が含まれる可能性があるからです。
このダミー問題は受験者にとって厄介で、スコアに反映されない大問のことを言います。
TOEFL主催者のETSが今後の問題作成の参考にするための問題だそうです。
また、TOEFLの試験に使用される英語のアクセントは実際の留学環境に似せて作ってあるため、様々なアクセントが飛び交います。
気になる回答時間は問題数によて変動しますが、聞いている時間も含めて41〜57分です。
なかなか余裕のなさそうな回答時間の短さですよね。ただTOEFLリスニングでは音声の再生は1度きりです。
1回で聞き取らなければいけませんが、他のセクションに比べると、まだ自分のペースでの回答時間を確保しやすいパートかもしれません。
リスニング内容の内訳や問題数は以下の通りです。
TOEFLリスニング出題内容
出題内容 | リスニングの種類数 | 各リスニング内の問題数 |
---|---|---|
大学の講義 | 3~4種類 | 各6問 |
大学構内での会話 | 2~3種類 | 各5問 |
合計 | 5~7種類 | 28~39問 |
※2021年12月時点
出題内容は大きく分けて以下の2つです。
TOEFLの出題内容
- 実際の大学のように、生物・心理学・地学・芸術・哲学など様々な分野から抜粋された講義
- 教授が一方的に話続けるもの
- 生徒とのディスカッションを含むもの
- キャンパス内での生徒と教授、もしくは大学事務職員とのカジュアルな会話
実際の大学の授業で扱われる難しい内容から日常会話まで、どのようなジャンルが出題されても対応できる実力が必要です。
安定して正解するには幅広い知識が必要なので、勉強することが大変に感じるかもしれません。
ですが実際に海外の大学に通うと、リスニング問題で出題される内容は日常になるため、特に留学目的での受験のみなさんはぜひ力をつけていきたいパートです。
わたしもTOEFLのための勉強はかなり行いましたが、そのおかげでカナダの大学に入学しても、言語の壁で苦しむことはほとんどありませんでした。頑張っていきましょう!
TOEFLリスニングの正答数とスコア換算
TOEFLリスニングの問題数は、ダミー問題を除くと28問です。そして実際のスコアは30点に換算されます。
TOEFL iBTのスコア換算法は複雑で、実際に使用されている換算方法は明かされていません。
それどころかTOEFL iBTテストを提供するETS公式の見解では、同じ正答数であっても、テスト問題が違えば難易度も若干変わるため、30点満点での換算結果にズレが生じるとされています。
そのため残念ながら正確なスコア換算表を紹介することはできません。
ただひとつ言えることは、全問正解しなくても30点が取れる可能性があるということ。
TOEFL iBT リスニングの問題の大半は一つの問題に対して一つ答えを選ぶ形式ですが、いくつかは、答えを複数個選ぶ問題になっています。(つまり1問につき2点の配点。)
この複数選択式の問題の換算法がなかなか厄介。
通説として全問正解として2点分、一部分のみ正解の場合は1点分が換算されると考えられています。
したがって、満点の30点換算を目指す人でも、2~3問ほどの間違いが認められるケースがほとんどです。
TOEFLのリスニングテストで効率よく点数を獲得するコツ
TOEFL iBTのリスニングテストはみなさんご存知のように、聞き取る量が膨大です。
さらに内容もリーディングセクションで出るような難しい問題となっています。
ですが、いくつか問題を聞く・解く際のコツを押さえておけば、十分に心に余裕を持って回答することができますよ。
ここでは多くの人が直面する、「うまくメモをとれない!」「聞く量が多すぎて無理!」「ダミー問題ってどれ?」といった悩みに答えながら、TOEFL iBTリスニングセクション攻略法を紹介していきます。
TOEFLリスニング試験中のメモのとり方
まずはリスニング中のメモについてのお話です。
TOEFL iBTでは、テスト受験中に全てのセクションでメモをとることができます。
テストセンターで受験する場合は、紙と鉛筆は机に指定のものが置かれていて、それらを使用します。
紙が足りなくなったらテストセンターの方からもらえるので、たくさんメモしても安心です。
ですが、試験中にメモを取ることに不安を感じる方もいるでしょう。
「メモをうまく取ることができれば問題回答のときに役に立ちそうだけど、メモを取るのに一生懸命になりすぎて大事な部分を聞き逃してしまってもいけないし……。」
たしかに、メモを取るか否かは賛否両論あります。
ただTOEFL iBT(旧テスト)リスニングセクションで満点を取ったわたしの意見としては、リスニング試験中のメモは必要です。
大切な部分を聞き逃さすことなく、効率よくメモをとるポイントを紹介するので、ぜひ実践してみてください。
リスニング試験中にメモをとるコツ
- 全部をメモしようとしない
- メインポイントと具体例を区別して書く
- 難しい単語は音をメモする
1. 全部をメモしようとしない
TOEFL iBTリスニングの内容を一語一句聞き取ってメモすることはほぼ不可能に近いです。
全てをメモしたり、暗記するのではなく、文中の大事な箇所に注目して書き取りましょう。
TOEFL iBTのリスニングでは、どれだけ長い内容でも、どれだけ教授の話が続いていても、内容が切り替わる瞬間があります。
節目に使われている語彙やフレーズに注目して、その部分だけをメモに書いてみましょう。
メモした方がいい部分の目印になる言葉の例は以下のとおりです。
- メイントピックの導入
-
- Today, we are going to talk about…
- What we are focusing on now is…
- 疑問を投げかけているとき
例)What is the purpose of coloration in animals? - We mainly have 数字 stages, which are…
- I’d like to…
- I was wondering if you could…
- 話の結論・重要なポイント
-
- However,
- In conclusion
- Most importantly,
- So,
- In fact,
- Known as…, so called…
- The first, the second, the third…
- Well… や Um… などの間を埋める音(大事なポイントをわかりやすく言う前に使われることがある)
- 具体例の導入
-
- For example
- For instance
- 固有名詞が主語の場合
2. メインポイントと具体例を区別して書く
TOEFL iBT問題では話のメインになる要素を理解しているか問うケースが大多数です。
ですから、メモした言葉が「メインポイント」なのか「具体例」なのかを、あとから読み返したときにわかるようにしておく必要があります。
その理由としては、具体例で出てきた内容が、メインポイントを問う問題の選択肢に登場することが頻繁にあるからです。
なんとなく「これさっき言っていたな」という感覚で選択肢を選んでしまうと、実はその内容は具体例で使用されていて、問題の趣旨とは違うから間違い、なんてことが起こってしまいます。
そこで対策として「具体例には ex) をつける」 といったように、自分がわかりやすい記号などをあらかじめ決めておきましょう。
そしてどの具体例がどんなメイントピックの説明をしているか、メモを見直したときにわかるようにしておきましょう。
3. 難しい単語は音をメモする
TOEFL iBTのリスニング問題のうち、特に大学の講義を模した問題では、聞いたこともない専門用語が多く使われます。
リスニングの試験中に、聞き馴染みのない専門用語が出てきたらパニックになりますよね。
ですが、この難しい専門用語こそがリスニング攻略の重要ポイントなんです。
難しい専門用語の前後には十中八九その用語についての説明があります。この部分の説明が話の根幹に関わってくることがTOEFL iBTのリスニングではお決まりのパターン。
でも用語の説明をメモするといっても、あとからなんの言葉の説明だったかわかるように書かなければいけません。
メモの補助として、TOEFL iBT では難しい専門用語や人物名が初めて登場した際にはスクリーン上にその単語のスペルが表示されます。
ですが専門用語は長いことが多いため、毎回正しいスペルを写していたら、大事な前後の説明を聞きそびれてしまいます。
そこで対処法として、カタカナでも構わないので、聞き取ったままの音をメモしておきましょう。
例えば photosynthesis(読み:フォトシンセシス、意味:光合成)が登場したとき、最初の部分は写真の photo と全く一緒なので、「photo~」もしくは「フォト~」とメモしておきます。
そうすることで、難しい用語自体に時間をかけすぎることなくメモに集中することができます。
いかがですか?このように注意する部分を絞るだけで、長く難解なTOEFL iBTでもスピードについていきながらメモまで作成することが可能です。単語については、わからない単語が多すぎると解答するのが大変なので、「TOEFLのおすすめ単語帳と単語の覚え方」の記事も参考にしていただき、単語対策もしておきましょう!
TOEFLリスニングのダミー問題への対処法
先ほど問題形式を紹介したとき、点数には換算されないダミー問題があるとお話しました。
ただこのダミー問題は毎回出題されるわけではなく、ランダムで予告なく出題されます。
そのためダミー問題の有無について事前に知ることはできないのです。ただリスニングの試験時に表示される回答時間を見ると、ある程度判断できます。
リスニングの試験時間は41分~57分となっており、試験前に画面に表示された試験時間が長ければ、ダミー問題が含まれていると考えられます。
このダミー問題は自分のスコアとは関係ないですし、どうせ解くならスコアに直結するものに精一杯取り組みたいですよね。
ただダミー問題を見分ける方法は残念ながらありません(2021年12月時点)。なので、全ての問題に全力で取り組む必要があります。
ネット上では「ダミー問題はテンプレがあるから答えを丸暗記すればいい」「ダミー問題は最後の問題だ」など憶測が飛び交っていることもありますが、個人的にはおすすめできないです。
2019年の問題改訂以降、ダミー問題の出題タイミングや問題の種類に今まで以上の変更があっても不自然ではないため、一つ一つの問題を大切に解いていきましょう。
TOEFL リスニングテスト対策に有効な勉強法
さきほどは、実際のテストでより効率よく点数を獲得するためのコツを紹介してきました。
ただコツを最大限活かすには、普段からある程度リスニングに慣れておく必要があります。
やみくもに問題数をこなすのも耳のトレーニングにはなりますが、どうせなら得点アップに有効な対策をしていきたいですよね。
ここでは筆者が実際に長年取り組んでいるTOEFLリスニングの勉強法を紹介します。
スクリプトを使ってパターンに慣れよう
TOEFL iBTリスニングは非常に一問が長く難解なため、リスニング後に表示される実際の問題はパターン化されている傾向があります。
例えば、レクチャーが扱ったトピックのメインの説明を選ぶ問題や、会話の一部分を聞き返して本文での用法を選択する問題など、内容は毎回違えど聞かれる要素に大差はありません。
そのためスクリプトに慣れていけば、ある程度出題されそうな箇所に気づくことができます。
そうすれば、先ほど紹介した注目したいフレーズもより引き立ちますし、一語一句聞き取らなければいけないプレッシャーも和らぐはずです。
ここでおすすめの復習方法を紹介するので、ぜひ試してみてださい!
TOEFL iBTリスニング満点獲得者の復習方法
- 問題を解いて丸つけ
- スクリプト内で意味や発音がわからない単語を調べる
- 自分でスクリプトを音読
- オーディオに合わせてシャドーイング
- 全ての問題が本文中のどこから出題されたかチェック
筆者はTOEFLに限らずほとんどの資格試験でこの復習法を行っています。
どのステップも内容理解とリスニング対策に欠かせないものですが、TOEFL iBTリスニング対策として特に重要なのが、4と5です。
シャドーイングは、何も見ずに先行するオーディオを追いかけるように耳で聞いたものを口に瞬間的にだす練習法です。
自分が話せるスピードなら聞き取りが楽になるため、自分の口を動かしてTOEFLのスピードに慣れていきましょう。
また復習の最後にスクリプト内の出題箇所を毎回チェックをします。
そうすることで、問題を解く際に文の構成を意識して聞き取れるようになります。
そうなれば聞いている間に、「そろそろ大事なポイントがくるかも」と心の準備ができるようになりますよ。
英会話でネイティブの発音やスピードに慣れる
TOEFLリスニング試験は、英語圏での実際の学校生活を想定しているため、話すスピードが他の資格試験などに比べて早いのが特徴です。
またネイティブスピーカーが普段から使用する、ナチュラルな口語表現が多く使われていることも、難しい要因の1つではないでしょうか。
自然な英語表現と会話スピードに慣れつつ、さらにトピックについて自分の意見を述べるようになれば、リスニングセクションだけでなく、スピーキングやライティングセクションにも活かすことができます。
そこで活用していきたいのが英会話!リスニング練習もできるだけでなく、アウトプットの場にもなるので一石二鳥です。
忙しくて英会話教室に通えないという方や、できるだけコストを抑えたいという方は、受講時間の自由度が高く、通学よりもリーズナブルなオンライン英会話をおすすめします。
TOEFLの対策におすすめのオンライン英会話スクールを紹介するので、ぜひ検討してみてください。
EF English live
EF English liveは、オンライン英会話の中でもめずらしく、TOEFLテスト対策コースがあるオンライン英会話です。
EF English live にて厳選された、TOEFL対策を専門とする講師による1対1の指導が受けられます。
英語での相談にはなりますが、TOEFL試験に関する悩みを相談することもできます。
学習時は過去のTOEFL出題例を使用するので、より実践に近い対策ができるのも嬉しいポイントです。
リスニングやスピーキングはもちろんのこと、ライティングやリーディングの対策もできるので、総合的にTOEFL対策したい方におすすめです。
Cambly(キャンブリー)
講師全員がネイティブスピーカーのオンライン英会話といえばCambly(キャンブリー)。
テストのリスニング音声に近いナチュラルな英語でレッスンが受けられます。
特にTOEFLリスニングはアカデミックな内容だけでなく、実際の大学生活を想定した問題も多いです。
学校生活で使う英単語は、意外と普段馴染みのないものも多いので、ネイティブ講師に英語圏の学校の様子を聞いてみるのもよいと思います。
自動でレッスン録画機能もついているので、レッスンの復習とポッドキャスト的な使い方もできて、とても便利です。
アカウント登録は無料、体験レッスンはグループレッスンかマンツーマンレッスンのどちらかを選択し、100円で1回受講できるので、気になる方はぜひ試してみてください。
Camblyでは、1年のうち最もお得な BLACK FRIDAY キャンペーンを実施中!
プライベート+プラン・グループプランの1年コースが50%OFF、3ヶ月コースが25%OFFになります。
キャンペーン期間:2024年11月4日(月)~2024年12月2日(月)まで
ベルリッツ
続いてオススメなのが、顧客満足度の高いビジネス英会話教室のベルリッツです。
ベルリッツは入念なカウンセリングを通して、世界各国から厳選された教師陣が一人一人のレベルに合わせてレッスンを提供してくれます。
教師の出身国籍が何カ国と幅広いため、特定のアクセントに苦手意識がある人は、その旨をカウンセリングで伝えてみましょう。
プライベートコースなら、オンラインとオフラインのレッスンを自由に組み合わせて受講できますし、一人ひとりの学習目的に沿ったサポートが受けられるので大変おすすめです。
このベルリッツもレッスン録画機能があるため、復習にも活用できます。
アガルート
TOEFL®のリスニング対策をするなら、ネイティブスピーカーのTOEFL®対策講座を視聴することをおすすめします。
資格対策専門のオンライン講座、アガルートアカデミーの「TOEFL iBT®集中講座」は、日本の大学等で指導を経験したネイティブ講師によるTOEFL®対策講座です。
講義はすべて英語で行われるので、リスニングを鍛えつつ、TOEFLの解法テクニックを学ぶことができます。
また、講義動画は約1年間何度でも視聴可能で、8段階の倍速機能があり、使い方を工夫することでリスニング強化の教材として活用できますよ。
リスニング強化を中心に、独学で勉強するなら「TOEFL iBT®集中講座 講義+テキストのみ」のコースがよいでしょう。
スピーキング対策と、ライティング添削を希望する人は、ネイティブ講師の指導が受けられる「TOEFL iBT®集中講座 Speakingセッション&Writing添削付き」がおすすめです。
TOEFL リスニングの勉強におすすめの教材
リスニングを自分で勉強しようとなると、どんな教材を選んでいいのかわからない人も多いと思います。
特にTOEFLのリスニング試験は難易度が高いため、対策に使える教本がTOEICといった他の英語試験と比べてまだまだ少ない印象です。
ポッドキャスト等の活用も効果的ですが、内容理解のためにスクリプトや解説がしっかり用意されているものが安心ですよね。
そこで、現在英会話スクールでTOEFL対策のクラスを指導するわたし一押しの教材を紹介します。
TED Talks(無料)
かの有名なスピーチフォーラムのTED Talksは、実はTOEFL iBTリスニング対策に非常におすすめなコンテンツなんです。
YouTubeで無料で視聴できるだけでなく、概要欄にはスピーチ原稿が載っているため、内容をきちんと理解できているかあとから確認することができます。
おすすめの活用方法はこちらです。
TEDの活用方法
- まず1回音声だけで理解できるか試してみる
- 原稿を読んで内容理解
- シャドーイングでついていく
先ほど紹介した勉強法の簡易版ですね。
またTED Talksは世界各国からのスピーカーを集めているため、様々なアクセントに慣れることもできます。
題材も多岐に渡りますが、自分が苦手意識のある科目を聞いてみるのも効果的です。そうすることで、リスニングに慣れると同時に、トピックの予備知識もつけておくことができます。
Mastering Skills for the TOEFL iBT Second Edition
TOEFL iBTリスニング問題80個付き、リスニングセクションに必要な要素を網羅した一冊です。
本番のTOEFL iBTテスト同様に前編英語で書かれているため、中〜上級の方に特におすすめの一冊となっています。
本番を想定したフルサイズの模擬テストも監修されていますが、それ以外の練習パートでは1問約5分ほどのため、スキマ時間を活用した勉強にもぴったりです。
練習パートには表を埋めて内容理解を促す欄があるため、TOEFL iBTリスニングテストの構成をみっちり把握したい方におすすめです。
著者 | Moraig Macgillivray, Patrick Yancey, Jeff Zeter, Casey Malarcher |
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出版社 | Compass Publishing |
価格 | 3,685円(税込) |
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TOEFLテストリスニング問題190 4訂版
こちらはTOEFL iBTリスニング問題を丁寧に解説した、初めて受験する人からもうテストに慣れた上級者まで全員にオススメできる教本です。
問題構成の解説から実践的な問題での演習、そして模擬問題の流れで基礎固めから応用まで対策可能。
巻末の模擬テストはパソコンを使用してのWebテストのため、本番のTOEFLを想定した練習も行うことができます。
著者 | 喜田 慶文 |
---|---|
出版社 | 旺文社 |
価格 | 2,640円(税込) |
「TOEFLテストリスニング問題190 4訂版」の購入はこちら
【まとめ】TOEFLリスニングは継続的な練習と問題傾向の把握で対策できる!
この記事では、TOEFL iBTリスニングにオススメな対策や勉強法を紹介しました。
TOEFL iBTのリスニングは難しいだけでなく、スピーキングやライティングなど他のセクションでも必要となる重要なスキルです。
アカデミックな講義内容から実際の大学生活で行われている日常会話など、幅広い出題内容に加えて、1問が数分にわたりネイティブスピードに近い速さで放送されるため、「聞き取れない!」と焦る人が多いセクションです。
そんな中でも、普段から同レベルの教材で耳を慣らしつつ、問題傾向を細かく把握していけば、着実に点数を重ねていけるパートです。
今回紹介した勉強法や復習法を活用していけば、「難しすぎて聞き取れない!」という状況から十分に脱却することができると思います。
本番を見据えた対策を取りながら、リスニングへの苦手意識をなくしていきましょう!
- 執筆者:Arisa
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TOEFL iBT 109点。高校卒業直後、純ジャパで英検1級、TOEFL iBT 95点を取得。その後カナダの4年制大学に進学し心理学を専攻。カナダ在住1年でiBT 109点を取得。日本にいながら英語圏で通用する英語知識習得法をお届けします。
TOEFLリスニング対策をするならEF English live
TOEFLリスニング問題の出題内容は、TOEICや英検とは異なるため、TOEFLテストのための対策をする必要があります。
TOEFLリスニング対策の本を買って勉強してはみたものの、聞き取れなかったり、聞き取れたとしても意味がわからないということもあるでしょう。そんなとき、質問できる先生がいると心強いですよね。
EF English liveのTOEFLテスト対策コースなら、TOEFLに詳しい講師に質問しながら勉強ができます。TOEFLの過去の出題例を使って勉強していくので、より効果的に学習できます。
グループレッスン1回45分
グループレッスンが受講できる
TOEFL模試などオンライン学習ツールが利用できる
日常英会話やビジネス英会話も受講可能
3ヶ月プラン 24,900円(税込)
6ヶ月プラン 44,900円(税込)