TOEICリーディング問題の勉強法

「TOEICリーディングで確実に点数が取れる勉強法を知りたい」
「TOEICリーディングの解き方のコツを教えてほしい」

これからはじめてTOEICを受験する人や、まだ2回ほどしか受けたことがない初心者の人は、TOEICのリーディング問題に備えた勉強法がまだ定着していない人が多いのではないでしょうか。

TOEICのリーディングは問題数が多いのが特徴で、試験に慣れていないと集中力を保つのが難しかったり、時間内にすべての問題を解き終えられず時間切れとなることがよくあります。

わたしもTOEIC初心者だった頃は、集中力が続かず、問題をすべて解ききれませんでした……。

ですからTOEICのリーディングに備えて勉強するときは、ただ単に英語の勉強をするのではなく、解き方のコツを知り、練習問題をたくさん解いて問題に慣れることが大切なのです。

今回は解き方のコツや勉強の進め方をわかりやすく紹介するので、TOEICのリーディングを勉強にぜひ取り入れてみてください。

要領がつかめれば、短期間で一気にスコアアップが実現できますよ!

miyamamiyama

今回はリーディングで点数を獲得するための解き方のコツや勉強法について、TOEIC初心者の方でも実践できる方法をまとめました。紹介する内容をすべて真似してもいいですし、あなたが「いいな」と思ったやり方だけ取り入れるのも方法の一つです。いずれにしても、TOEIC点数獲得につながれば嬉しいです。

初心者向けTOEICリーディングの勉強法とその流れ

それではさっそく、TOEICのリーディングを攻略するための、効率のよい勉強法について紹介します。

今回ははじめてTOEICの試験を受ける方や、まだ2~3回ほどしか受けたことがない初心者の人を対象とした勉強法の紹介です。

TOEICの点数を上げる方法は、おおまかに「英語の実力を上げること」と「TOEIC試験の性質を理解し解答するコツをつかむこと」の2つあります。

短期間でTOEICのスコアを上げるには、やはりTOEIC試験のコツを掴む方が効率がよいです。

ですから今回は、TOEIC試験のコツをつかめる勉強法を紹介したいと思います。

これからTOEICに向けて学習を始める人は、以下の流れでリーディングの学習を進めましょう。

TOEICリーディングを効率よく勉強する流れ

  1. TOEICリーディングパートの問題内容を把握する
  2. TOEIC公式問題集などを使って今のリーディング実力を確かめる
  3. TOEICリーディングならではの解き方のコツを身につける
  4. 速読の方法をマスターする

TOEICリーディングの勉強と聞くとむずかしそうに感じますが、やるべきことは意外とシンプルです。

この内容に絞って集中的に勉強し、効率的にTOEICリーディングでよいスコアをとれるように頑張っていきましょう。

【勉強法1】TOEICリーディングパートの問題内容を把握する

TOEICの勉強をしようと本屋さんでテキストを買って、いきなり問題を解くことから始めようとしていませんか?

問題を解くことから始めては、効率のよいTOEIC対策ができません。

実際に問題を解く前に、まずはTOEICリーディングパートの問題内容を把握することから始めましょう。

リーディングパートの問題を事前に知っておくことで、問題のパターンを知り、いかに効率よく問題を解いていくか、計画を立てられるようになりますよ。

TOEICのリーディングのパートは、part5、part6、part7の3つのパートに分かれています。

TOEICリーディングパート

パート 問題数 問題の内容
part5 30問 短文穴埋め問題
part6 16問 長文穴埋め問題
part7 54問 長文読解

※2021年3月時点

TOEICリーディングのpart5は英文法の知識を問う問題で、part7は長文読解問題です。

part6はpart5のような英文法の知識を問う問題と、読解問題が混ざっています。

ここでは各パートごとの問題内容と特徴をくわしく紹介するので、まだTOEICの問題内容を知らないという方は目を通しておきましょう。

part5「短文穴埋め問題」の問題内容

TOEICリーディングのpart5は短文穴埋め問題で、全部で30問あります。

1文の中に1つの空白があり、そこにあてはまる単語を(A)から(D)の4つの中から選んでいきます。

実際の問題を見てみましょう。

Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——- .
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated

選択肢は、文章ではなく単語ひとつのみで、名詞、形容詞、動詞、接続詞、関係代名詞などです。

このようにpart5では、英文法の知識を問う問題が多く出されます。

part6「長文穴埋め問題」の問題内容

TOEICリーディングのpart6は長文穴埋め問題で、全部で16問あります。

part6はpart5と同じように空白穴埋め問題ですが、part6は文章がpart5より長くなり、問題数も複数になります。

実際の問題を見てみましょう。

TOEICリーディングpart6の問題サンプル
TOEICリーディングpart6の問題サンプル

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

No.131~No.133はpart5と同じように英文法の知識を問う問題となっています。

そしてNo.134では選択肢が文章となっており、問題文の内容と一番合っているものを選ぶ問題もあります。

part7「長文読解問題」の問題内容

TOEICリーディングのpart7は読解問題で、問題数は全部で54問です。

part7では、長文が1つのもの(シングル・パッセージ)と、長文が2つで1つの問題になっているもの(ダブル・パッセージ)があります。

実際の問題を見てみましょう。

TOEICリーディングpart7の問題サンプル
TOEICリーディングpart7の問題サンプル

No. 147 What is suggested about the car?
(A) It was recently repaired.
(B) It has had more than one owner.
(C) It is very fuel efficient.
(D) It has been on sale for six months.

No. 148 According to the advertisement, why is Ms. Ghorbani selling her car?
(A) She cannot repair the car’s temperature control.
(B) She finds it difficult to maintain.
(C) She would like to have a newer model.
(D) She is leaving for another country.

これはシングル・パッセージの問題です。

文章に関して2~5つの質問がされ、(A)~(D)の選択肢の中から答えを選びます。

part7ではシングル・パッセージの問題が8~10問、そして2つの文章がならぶダブルパッセージ問題が4問出されます。

miyamamiyama

各パートの問題形式を研究するときは、一つひとつの問題を細かく解いていくのではなく、何が問われているのか、問題文のテーマはどういったものが多いかなど問題を客観的に見るようにしましょう。問題を解く練習は、問題の傾向を把握してからで大丈夫です。

【勉強法2】TOEIC公式問題集などを使って今のリーディングの実力を確かめる

TOEICのリーディングでどのような問題が出るか、なんとなくつかめましたか?

ではつぎに、市販の模擬試験を使って、自分の今現在のTOEICの実力を把握しましょう。

この段階ではリーディングパートのみでも大丈夫なので、TOEICの制限時間のとおりに問題を解いてみましょう。(リーディングパートは75分)

時間になったら解くのをやめて、答え合わせをしてみてください。

はじめてTOEICの模試を解く場合は、思ったより低い点数になってしまう人の方が多いと思います。

わたしもはじめて模試を解いたときは、時間内に解き終わるどころか、リーディングの問題がとても難しく最後まで解き終えられませんでした。

ですが最初の模試で思ったより点数が低くても、落ち込む必要はありません。

最初の模試では、リーディング問題の難易度や問題を解くのにかかる時間を体感することが大切です。

TOEICの模試はいろいろな出版社から出されていますが、とくに希望がなければTOEIC公式問題集である「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を使うとよいと思います。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

出版社 Educational Testing Service
価格 3,300円(税込)
内容 TOEICテストの制作を請け負う米国のテスト開発機関が出版している。
本番と同じ問題形式で、TOEIC2回分の内容(計400問)を収録。
解説は日本語でわかりやすく書かれており、重要語や役に立つ表現も収録されている。

模試を使って自分の今の実力をはっきりとさせることで、自分が必要なスコアを取得するためには何点スコアアップする必要があるのか、どのような参考書をつかえばいいのかがはっきりしてきますよ。

もしTOEICリーディングパートの点数が250点以下だった場合、中学レベルの英文法が身についていない可能性が高いです。

模試のリーディングパートが250点以下だった人、TOEICリーディングの問題が難しくてまったく解けなかったという人は、まずは中学レベルの英文法のテキストからはじめましょう。

実は、中学までの英文法や単語をきっちりと固めれば、TOEIC600点程度であれば十分に取れると言われています。

「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は、学習ポイントがまとまっていて、短時間で復習できるのでよいですよ。

中学英語をひとつひとつわかりやすく。

著者 山田暢彦監修
出版社 学研教育出版
価格 2,530円(税込)
内容 中学3年間で習うすべて英文法をこの1冊で網羅。
中学生でもわかるよう、イラストを多用し、平易なことばで解説されている。
監修の山田先生による解説授業動画も無料でみられる。

【勉強法3】TOEICリーディングならではの解き方のコツを身につける

次にTOEICリーディングパートの解き方のコツを紹介していきます。

知っているだけでスコアアップできるコツもあるので、TOEICの試験までに日があまりない人にもぜひ参考にしてほしい内容です。

TOEICリーディング解き方のコツ7つ

  1. リーディング問題の時間配分の目安を知ろう
  2. 各パートのインストラクションは読まない
  3. 問題を解くまえに選択肢を確認しよう
  4. 品詞の接尾辞を覚えよう
  5. よく出る接続詞を覚えよう
  6. part7でよく出る文章のパターンを知ろう
  7. TOEICリーディングの解く順番を決めよう

TOEICの解き方のコツを身に着けて、効率よくTOEICリーディングの点数をあげていきましょう。

1. リーディング問題の時間配分の目安を知ろう

実際のTOEICの試験で、リーディングの時間配分を前もって決めておくことはとても大切です。

TOEICのリーディングは問題数が多いので、時間内にすべての問題を解き終えられるように、どの問題に何秒使うか、細かく決めておく必要があるのです。

TOEICの勉強をはじめたばかりの人は、最初から時間配分を細かく決める必要はありませんが、ある程度の目安を把握しておくとよいでしょう。

練習問題を解く時は、時間配分を意識しながら行い、本番の試験に備えましょう。

TOEICリーディングの時間配分の決め方

リーディングの問題はpart5の短文穴埋め問題が30問、part6の長文穴埋め問題が16問、part7の読解問題が54問あります。

リーディングの時間は全部で75分間です。

一般的に、TOEICのpart5とpart6は1問20秒~30秒で解く必要があり、part7は1問1分で解く必要があるとされています。

スピーディな解答の訓練をするために、part5の練習問題を解くときも1問20秒、part6は1問30秒で解くことを目標にしましょう。

以下はpart5を1問20秒、part6を1問30秒で解く場合の時間配分となります。

リーディング問題の時間配分

問題数 1問を解く時間 全体を解く時間
part5 30問 20秒 10分
part6 16問 30秒 8分
part7 54問 1分 54分
見直し 3分
全体 100問 75分

ちなみに上記の時間配分はあくまでも例です。

長文読解が得意な人はpart5やpart6に時間をかけてもよいかもしれませんし、文法問題が得意な人はpart56にかける時間をより短くして、part7にもっと時間を使ってもよいでしょう。

見直しの時間をもっと多くとるというのもひとつの案です。

参考書で勉強したり、模試を何度か解いていくうちに自分に最適な時間配分がわかってくると思います。

TOEICの試験本番までに時間配分を決めて、本番では時間配分を守って解くようにしましょう。

またTOEIC試験当日の試験時間がわかったら、part5、part6、part7それぞれを何時までに終わらせなければいけないのかを確認し、頭に入れておくとよいでしょう。

たとえば、TOEICの試験時間が13時~15時で、上記の時間配分で解くと決めた場合、制限時間は以下のようになります。

TOEIC各パートの制限時間

パート 制限時間
リスニング(45分間) 13:45まで
part5 13:55まで
part6 14:03まで
part7 14:57まで
miyamamiyama

わたしもTOEICを受験するときは、時間制限を守って解くように意識していました。なぜなら後ろにある問題の中にも、簡単に解ける問題があるからです。簡単に解ける問題があるのに、時間が足りなくて解けなかったらもったいないですよね。時間配分と制限時間を守れば、本番の試験でも確実に最後まで問題を解けますよ。

2. 各パートのインストラクションは読まない

TOEICでは各パートの最初の部分に、各パートのインストラクション(説明文)が書かれています。

TOEICリーディングパートのインストラクション
TOEICリーディングパートのインストラクション

インストラクションは毎回同じものが書かれているので、試験を受けるたびにわざわざ読む必要はありません。

各パートのインストラクションの部分は練習問題をする時点で内容を把握しておき、TOEIC試験の当日はインストラクションを読むことなく、さっそく問題にとりかかりましょう。

インストラクションを読む時間をなくすことで、その分問題を解くことに時間を使えます。

3. 問題を解くまえに選択肢を確認しよう

TOEICのリーディングを解くときは、問題を読む前に、まずは選択肢を確認しましょう。

なぜなら、問題文をしっかり訳さなくても答えのわかる問題がたくさんあるからです。

代表的な問題は品詞の問題です。TOEICのサンプル問題を見てみましょう。

No. 101 Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily —— .
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated

選択肢をみると、complicateの異なる品詞が並んでいます。

問題形式を見れば、この問題は選択肢の単語の意味はわからなくてもよく、空欄にどの品詞が入ればよいかを考えるだけでいいことがわかります。

まずは選択肢の品詞を確認しておきましょう。

  • (A) complicationは名詞形
  • (B) complicatesは三人称単数現在形(動詞)
  • (C) complicateは原形または現在形(動詞)
  • (D) complicatedは過去形・過去分詞形(動詞)または形容詞

つぎに問題文をもう一度確認しましょう。

No. 101 Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily —— .

この文章は主語+述語+that+主語+述語の形になっています。

そのため、that以下の文章の構造がわかれば、この問題は解けます。

具体的に説明すると、that以下は主語がmany modern mobile devices、述語がareです。

動詞の現在形であるareと同じ現在形である(B) complicatesはここに入れることはできません。

(C)complicateは原形でも使えますが、この場合は現在形なので、同じくここに入れることはできません。

この時点で、名詞である(A)complicationと、動詞の過去形・過去分詞形または形容詞である(D)complicatedが選択肢として残りました。

ここで、空欄の前の単語unnecessarilyをみてください。

unnecessarilyは副詞なので、名詞である(A)complicationを修飾することはできません。

よって正解は(D)のcomplicatedとなります。

品詞の問題の場合は、このように単語や文章の意味を考えなくても、単語の品詞を正確に把握していけば問題を解けるのです。

文章を訳さないことで、問題を解くスピードが速くなります。

4. 品詞の接尾辞を覚えよう

次のポイントは品詞の接尾辞を覚えることです。

接尾辞とは、単語の後ろについている、-tion-lyといったものです。

たとえば、emotion(感情)、complication(複雑さ)といったように、単語の最後に-tionがついている場合は、品詞は名詞であるとすぐに判断できます。

単語の副詞によくつく-lyを上記の単語につけると、emotionally(感情的に)、complicatedly(複雑に)というように副詞になります。

品詞の接尾語を覚えることで、さきほど紹介した品詞の問題を一瞬で解けるようになりますよ。

ここでは名詞、形容詞、副詞、動詞の代表的な接尾辞をリストアップしたので、参考にしてください。

接尾辞
名詞 -tion, -sion attention(注意、注目)
-th birth(誕生)、health(健康)
形容詞 -ful beautiful(美しい)
-able acceptable(受け入れ可能な)
副詞 -ly attractively(魅力的に)
動詞 -ize miximize(~を最大化する)、minimize(~を最小化する)
-en brighten(~を明るくする)、broaden(~を広くする)

5. よく出る接続詞を覚えよう

TOEICリーディングパートに備えて勉強するときは、よく出る接続詞を覚えることも重要です。

下記の表でよく出る接続詞をあげましたので、参考にしてみてください。

接続詞 意味
although ~にもかかわらず
while ~の間
because なぜならば~
both A and B AとBの両方
either A or B AかBのどちらか
neither A nor B AもBも~ない
not only A but (also) B AだけでなくBも

とくにセットで用いられることの多い接続詞(both A and B、either A or Bなど)を覚えておくだけで、問題が簡単に解けることもあります。

たとえば空欄の選択肢がboth、either、neitherになっている場合、空欄のあとにandがあればboth、orがあればeither、norがあればneitherが正解になる可能性が高くなります。

I’m going to study _____ math or English today.
(A)both
(B)either(正解)
(C)neither

セットで用いられることの多い接続詞の問題は、比較的簡単に解けるので、この問題で点数を落とすのはとてももったいないです。

必ず覚えてスコアアップにつなげましょう。

miyamamiyama

part5とpart6の解き方のコツは、「TOEICpart5、part6の対策」の記事でよりくわしく解説しています。

6. part7でよく出る文章のパターンを知ろう

part7はpart5やpart6のリーディングに比べて文章量も多く、内容も複雑なので、読んでいるうちに集中力が落ちてしまう……なんてこともよくあります。

でもpart7で文章パターンをあらかじめ知っていれば、余裕を持って取り組めますし、解答にかかる時間も短縮できますよ。

part7ではよく出る文章のパターンがあります。代表的なのは、次の4つのパターンです。

part7でよく出る文章のパターン

  1. メール

    企業への問い合わせのメールや、受け取ったメールに対する返答など

  2. 記事

    地元企業についての記事や、人物についての記事など

  3. 手紙

    企業への問い合わせの手紙や、受け取った手紙に対する返答など

  4. 告知・広告

    新しくオープンするお店やレストランの紹介、新しいサービスの紹介、大学などの新しいプログラムの紹介など

part7は文章を全部読まなくても、冒頭部分を見るとだいたいどのパターンかがわかると思います。

練習問題を何度か解いて、各文章パターンの問題傾向をつかむようにしましょう。

7. TOEICリーディングの解く順番を決めよう

TOEICリーディングの解く順番を、試験前に決めておきましょう。

解く順番を事前に決めておくことで、本番の試験のときに「どこから解こう……」と迷わずにすみます。

わたしのおすすめはpart5、part6、part7と順番に解く方法です。

TOEICリーディングの難易度はpart5が一番簡単で、つぎに簡単なのがpart6、最も難しいのがpart7です。

わたしの場合は、簡単な問題を確実に解いてから、難しい問題にすすむのが向いていました。

また、TOEICのpart7はシングルパッセージとダブルパッセージ問題があり、それぞれの問題の難易度と問題数は異なります。

わたしは最後まで解ききることを目標にしていたので、問題を解いている途中にわからない単語が多くて解けない、文章の意味はなんとなくつかめたけど問題の答えがみつけられない、といった場合はひとまずその問題をとばしていました。

そして、part7の問題を最後まで解いてから、余った時間でとばした問題にもう一度取り組みました。

そうすることですべての問題に目を通せ、結果的に点数を伸ばせたのではないかと思っています。

このように自分はどういう解き方をすれば問題を最後まで解けるのかをつかみ、問題を解く順番をあらかじめ決めておくようにしましょう。

miyamamiyama

問題を解く順番を決めるには、やはり練習問題を実際に解いてみる必要があります。TOEIC試験当日までまだ日がある人は、試行錯誤しながら最も適した解き方を研究してみてください。

【勉強法4】速読をマスターしてTOEICリーディング対策をする

TOEICのリーディング問題を早く読むためには、速読の方法を身につけるのも大切です。

速読を身につけたい人はスラッシュリーディングなどを用いて、早く読めるように練習しましょう。

スラッシュリーディングとは、英語の語順のまま、英文を読む方法です。

TOEICのpart7の問題を例に、スラッシュリーディングの方法を説明していきます。

Notice Board Space / Available to Community Groups

Mooringtown Library / is pleased to invite local community groups / to use the free advertising space / on its new notice board, / located outside the front entrance / of the library. / Space on the board is available / for up to four weeks / at a time.

※問題出典)TOEIC公式ページ

スラッシュを入れた箇所で区切って、日本語訳した文章を見てみましょう。

掲示板スペース/コミュニティーグループに利用可能な

Mooringtownの図書館は/地元のコミュニティーグループを喜んで招待する/無料の宣伝スペースを使うこと/新しい掲示板の、/正面入り口の外に位置する/図書館の。/掲示板のスペースは利用可能な/4週間まで/1回で。

日本語訳の文章は述語や修飾語の場所に違和感がありますが、なんとなく理解できませんか?

TOEICの問題を解くにあたっては、きれいな文章で訳す必要はなく、文章の意味がある程度理解できれば十分です。

ですからpart7の勉強をする際は、文章にスラッシュを入れながら解く練習をしてみてもよいでしょう。

ちなみにスラッシュをする場所はとくに決まっていませんが、下記のような場所にすることが多いです。

  • カンマ・ピリオドなどの文章の切れ目
  • 長い主語のあと
  • 長い目的語や補語の前
  • 前の語句を修飾する長い語句の前(動名詞、過去分詞、関係詞、不定詞など)
  • 接続詞

自分がわかりやすいところにスラッシュをしていくとよいでしょう。

また、スラッシュリーディングをする際は、できれば日本語に訳さずに英語のまま読むことをおすすめします。

日本語に訳しながら読むよりも英語のまま読む方が、英文を読むスピードは速くなります。

もし英語のまま読むのが難しい場合は、細かくスラッシュを引いてみましょう。

  • (英文)

    Notice Board Space / Available / to Community Groups

    Mooringtown Library / is pleased to invite / local community groups / to use / the free advertising space / on its new notice board, / located / outside the front entrance / of the library. / Space on the board / is available / for up to four weeks / at a time.

  • (日本語訳)

    掲示板スペース/利用可能な/コミュニティーグループに

    Mooringtownの図書館は/喜んで招待する/地元のコミュニティーグループを/使うこと/無料の宣伝スペースを/新しい掲示板の、/位置する/正面入り口の外に/図書館の。/掲示板のスペースは/利用可能な/4週間まで/1回で。

英文を読むことに慣れてくれば、スラッシュをひかなくても英文のままで理解できるようになります。

英語を日本語に訳さず理解できるようになれば、長文を読むスピードが格段にあがり、TOEICのスコアアップも叶うでしょう。

TOEIC本番では書き込み不可

TOEICの本番の試験では、問題用紙や解答用紙に書き込みをすることはできないので、本番の試験でスラッシュを書き込まないように注意しましょう。スラッシュリーディングはTOEICpart7の長文問題を解ききるための速読力を鍛える目的として、練習問題を解くときに活用してください。

miyamamiyama

TOEICの解き方のコツをなんとなくつかめたでしょうか?TOEICの解き方のコツは他にもたくさんあり、書店に並ぶTOEICの参考書でも詳しく説明されています。あれこれ購入するよりも、あなたに合ったものを選んで、参考にするのがよいと思います。TOEIC公式問題集は、本番と同じ形式の問題が練習できるので、1冊は準備しておいてもいいしょう!

TOEICリーディングの勉強におすすめの参考書

ここではTOEICリーディングのスコアアップに効果的な参考書を紹介します。

今回紹介する参考書は、勉強期間に応じてTOEICのスコアアップできるよう構成されています。

あなたの目標点数や、TOEIC試験までの期間から、あなたに合った参考書を選んでください。

2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト 600点/730点

2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト 600点

「2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト600点/730点」はTOEICをはじめて受ける受験者でも、目標スコア(TOEIC600点/730点)に必要な文法力や語彙力、解き方のコツを無理なく身につけられるテキストです。

1日1パートずつをこなしていけば、40日間でTOEICに必要な知識を学べます。

1パートは30分で終えられる内容になっており、忙しい学生や社会人でも、限られた時間の中で効率よく学習できるよう構成されています。

週に5回勉強すれば、2ヶ月で一通りの学習をし、自信をもってTOEICの試験にのぞめるでしょう。

2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト600点 2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト730点
著者 溝口優美子、中村信子 横本勝也、早川幸治
出版社 アルク アルク
価格 2,530円(税込) 2,530円(税込)

「2ヶ月で攻略 TOEIC L&Rテスト600点」の購入はこちら
「2ヶ月で攻略 TOEIC L&Rテスト730点」の購入はこちら

3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト 600点/730点

3週間で攻略 TOEIC L&Rテスト 600点

上で紹介した「2ヶ月で攻略 TOEIC L & Rテスト600点/730点」の短期集中版です。

この参考書は3週間(学習日は15日間)でTOEIC全パートの頻出問題をカバーしています。

2ヶ月も時間がないけれど、TOEICの学習を効率よく行って、目標スコア(TOEIC600点/730点)をとりたいという人におすすめの1冊です。

3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト600点 3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト730点
著者 渋谷奈津子、池田真紀子 小山克明、姜英徹
出版社 アルク アルク
価格 1,980円(税込) 2,310円(税込)

「3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト600点」の購入はこちら
「3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト730点」の購入はこちら

新TOEICテスト 直前の技術

3週間で攻略 TOEIC L & Rテスト 600点

TOEIC600点~800点をめざす人向けの内容となっている本書。

11日間で、スコアが上がりやすい順にTOEICの問題形式や解き方を学んでいきます。

短い期間でスコアを少しでもあげたい人にイチオシの参考書です。

著者 ロバート・ヒルキ、ヒロ前田、相澤俊幸
出版社 アルク
価格 2,420円(税込)

「新TOEICテスト 直前の技術」の購入はこちら

miyamamiyama

通勤や通学時間、休み時間などスキマ時間を使って勉強するならスマホアプリを使って勉強するのもおすすめです。「スタディサプリEnglish」のTOEIC L & R Test対策コースなら本番と同じ形式の問題が20回分も用意されているので、問題練習をするのにピッタリです。

【まとめ】TOEICリーディングの効率的な勉強法は解き方のコツを覚えること

この記事では、TOEICリーディングの効率のよい勉強法を紹介しました。

TOEICのリーディングは解き方のコツを覚えることで大幅にスコアアップできる試験です。

自分の目標とする点数を決めたら、参考書や公式問題集を使って解き方のコツをつかみ、問題に慣れていきましょう。

またTOEICの長文を早く正確に理解するために、速読の方法をマスターできるとよいです。

TOEICのテストまでの時間を効率的に使って、目標点数をクリアできるように頑張りましょう!

執筆者:miyama
misakiの写真

TOEICで900点を取った英語マスター。大学入学後にはじめてTOEICを受験したときは670点だったが、英語学習を継続することで900点を実現。途中点数が上がらず悩んだ時期もあったので、その経験を共有し、多くの人のTOEIC点数獲得をサポートするのが目標。