TOEICで満点(990点)を取る勉強法と対策

「TOEICで満点をとりたい!」

TOEICのスコアアップに成功して、900点近いスコアをとった人や、900点の壁を超えた人はそんなふうに思うかもしれません。

でもどんな試験でも「満点」をとるのは難しいように、TOEICでも「満点」をとるのは英語上級者であっても簡単ではありません。

TOEIC900点を超えた人でも、TOEIC満点をとるまでには半年~2年ほどの勉強時間が必要になることが多いようです。

それでも「TOEIC満点を目指したい!」というあなたのために、この記事ではTOEIC満点をとるための勉強法(単語・文法・リスニング・リーディング)やコツ、おすすめの参考書やTOEIC本番の心構えについて紹介しています。

TOEIC満点をとれば、あなたは英語超上級者であり、誰から見ても「すごい人」です。

そんな「TOEIC満点」という高みに達したい人は、ぜひこの記事の内容を参考に勉強を始めてみてくださいね。

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なお、あくまでも就職や転職TOEICのスコアを使いたい人、昇進や海外勤務を目指している人は、TOEIC満点(990点)までは必要ないかもしれません。なぜなら通常は、TOEIC860点や900点でも十分に高い評価を得られるからです。就職や転職などの目的で「満点を目指した方がいいかな」と思っている人は、この記事を読んで満点(990点)を取るために時間をかけるべきかどうか、満点が本当に必要かどうかを考えてみましょう。

TOEIC満点(990点)をとるための勉強時間目安

あなたの今の点数からTOEIC満点をとるまでにどのくらい時間がかかるのか、気になる人もいますよね。

ここでは、オックスフォード大学出版局が提供するTOEIC講師ガイドに記載された「スコアを上げるために必要な平均学習時間の推定」を参考に、TOEIC満点を取るためにかかる時間の目安をご紹介します。

TOEICで目標点数を取るための学習時間

この表には満点(990点)は書かれていないのですが、850点から950点までに必要な時間が325時間です。

そのため、100点スコアアップするのに325時間かかっているので、ここでは50点(950点から990点へのスコアアップは40点)上げるのに、約半分の160時間が必要と想定しましょう。

すると現在のスコアが850点から950点の人が満点(990点)をとるのに必要な時間は、以下のようになります。

現在のスコア 満点(990点)をとるまでにかかる時間
850 485時間
900 325時間
950 160時間

また1日1時間、週5回勉強したとすると、TOEIC満点を取得するためにかかる期間は以下のようになります(※月4週間で計算)。

現在のスコア 満点(990点)をとるまでにかかる期間
850 2年
900 1年4ヶ月
950 8ヶ月

※1日1時間、週5回勉強した場合

勉強時間や期間はいずれも目安なので実際は人によって違ってきますが、参考になるのではないでしょうか。

もし就活や転職目的でTOEIC満点を目指そうと考えているなら、まずTOEICで満点をとるメリットがどれくらいか確かめて、TOEICに上記ほどの時間をかけるべきか、その他の準備に時間をかけるべきか考える必要があるかもしれません。

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2、3ヶ月ほど勉強したくらいでは満点を取るのは難しいことがわかりますね。では次に、具体的にどんな勉強をすればいいのか、満点をとるための勉強法を見てみましょう。

【勉強法1】990点向けの参考書でTOEIC満点取得のテクニックを身につける

TOEIC満点(990点)を目指そうと決めたら、TOEIC990点を目指す人向けの参考書を1冊購入して勉強をはじめるのが効率的です。

TOEIC満点(990点)向けの参考書には、TOEIC上級者だからこそ気をつけたい、TOEIC問題を解くポイントや訓練法が掲載されています。

たとえばTOEIC上級者だと、リスニングパート1やパート2は比較的簡単だと感じている人が多いと思います。

ですが「1問も落とさない」と言えるほど、自信がある人は少ないかもしれません。

TOEIC上級者向け参考書の「TOEIC L & Rテスト 990点攻略 改訂版: 新形式問題対応」ですと、簡単だと思われがちなパート1やパート2の解き方のコツとして、パート1特有の不自然な表現に慣れたり、素直ではない応答に慣れるトレーニングができます。

また990点を目指す人向けのテキストに出てくる語彙や表現も、TOEIC上級者向けのもの。

TOEIC上級者のあなたでも知らなかったことや、まだ完璧にモノにできていない表現もたくさんあるでしょう。

このように参考書を使って、パート1からパート7まで上級者に特化したトレーニングをしていくことで、あなたの実力はさらにアップしTOEIC満点につながるでしょう。

TOEIC満点を目指す人向けの参考書はいろいろとありますが、さきほど紹介した「TOEIC L&Rテスト 990点攻略 改訂版: 新形式問題対応」が1番のおすすめです。

TOEIC(R) L & Rテスト990点攻略 改訂版

著者 濱崎潤之輔
出版社 旺文社
価格 2,530円(税込)

この本はTOEICカリスマ講師として有名な濱崎潤之輔先生が出版した、信頼のおける1冊です。

TOEIC990点を連発する濱崎潤之輔先生だからこそ、上質な問題ですし、訓練も役立つものばかり。

TOEIC990点を獲得している人は、この本を使って勉強したという人が圧倒的に多いですね。

また満点まではいかなくても、この本を使って大幅にTOEICスコアがアップしたというTOEIC上級者も多数いて、学習者の満足度も非常に高いですよ。

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【勉強法2】TOEIC満点(990点)のために苦手分野を完全攻略する

「TOEIC満点をとりたいけれど、他に比べて正解率のかなり低い苦手分野がある」

この項目ではそんな人に向けて苦手分野を克服するための方法を紹介していきます。

なお、苦手分野がとくにない人やTOEICの試験本番まであまり時間がない人は、この項目をとばして、「公式問題集や模試でTOEICの問題に徹底的に慣れる」に進んでも大丈夫です。

あくまで参考書や模試にプラスして苦手な分野も勉強しておきたいという、比較的時間に余裕がある人に向けての勉強方法です。

TOEIC満点に必要な単語の目安は10,000語

TOEIC満点に必要な単語数は10,000語程度と言われています。

レベル感でいうとTOEIC公式問題集を解くときにわからない単語がほとんどないような状態です。

つまりTOEIC公式問題集を解いて、わからない単語や意味のあやふやな単語がまだ結構あるという人は、単語力不足の可能性が高いです。

TOEICに備えた単語の勉強法は2つあります。

1つめは公式問題集や参考書に出てきた単語で、わからなかったものや意味があやふやだったものをすべて覚えていくという方法。

2つめはTOEIC990点を目指す人向けの単語帳を使う方法です。

もし公式問題集や参考書、990点向けの単語帳をみて、わからない単語やフレーズが比較的たくさんあるという人は単語帳からスタートすることをおすすめします。

単語帳の単語をひととおりマスターできれば、公式問題集や参考書でわからない単語はぐっと減っているはずなので、それ以降はわからなかった単語をその都度覚えていくとよいでしょう。

990点向けの単語帳でおすすめは以下の2つです。

キクタン TOEIC L & R テスト SCORE 990

キクタン TOEIC L & R テスト SCORE 990

著者 一杉武史
出版社 アルク
価格 1,760円
特徴 「聞いて覚える」がコンセプトのキクタンシリーズ。本書ではTOEIC満点(990点)をとるための難しい単語を厳選して収録。米英2カ国の発音のチャンツ(リズミカルな音楽)で通勤中やスキマ時間に手軽に学べる。またセンテンスは4カ国発音に日本語音声を追加することも可能。単語帳のレイアウトや見やすさはAmazonでも高評価。

キクタン TOEIC L & R テスト SCORE 990を購入する

TOEIC L & R TEST 上級単語特急黒のフレーズ

TOEIC L & R TEST 上級単語特急黒のフレーズ

著者 藤枝暁生
出版社 朝日新聞出版
価格 935円(税込)
特徴 サラリーマンの傍らTOEICの毎回受け続け満点を連発している藤枝暁生による書籍。100回以上TOEICを受験して得られたデータをベースに、同じくTOEICカリスマ講師の花田徹也先生の協力も得て作成。本書では単語のランクをA(600-800点レベル)、B(800-900点レベル)、C(900-950点レベル)、D(950-990点レベル)とわけ、5回のラウンドにバランス良く配置。見やすく、復習しやすい構成になっている。姉妹書に「超上級単語特急 暗黒のフレーズ」がある。

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単語は何度も触れることで自然と頭に入っていくので、リーディングの勉強法とも重なりますが、単語学習と並行して英字新聞やウェブニュースなどを多読するのもおすすめですよ。

文法問題は1,000問以上解いて完全マスター

文法が苦手な人は1,000問以上解いてTOEICの出題形式を完全マスターしましょう。

文法問題を解くときはとにかくスピードを意識することが大切。

普通ならパート5は1問20秒、パート6は1問30秒以内を目安にすればよいのですが、TOEICで満点をとりたいならパート5は1問15秒、パート6は1問20秒~25秒などさらに速いスピードで解く練習をすることが大切です。

またわからなかった文法やあやふやな文法は徹底的に復習しておきましょう。

文法問題は公式問題集や模試をやりこむことでも対策できますが、専用の問題集を使いたい場合は「TOEIC L & Rテスト 文法問題 でる1000問」がおすすめです。

TOEIC L & Rテスト 文法問題 でる1000問

著者 TEX加藤
出版社 アスク出版
価格 2,530円(税込)

「TOEIC L & Rテスト 文法問題 でる1000問」の購入はこちら

著者はTOEIC満点を何度もとっていて、TOEIC関連の書籍も多数出版しているTEX加藤先生。解説もしっかりしています。

この問題集にはすでに1,000問の文法問題が収録されているので、この問題集で演習しておけばTOEICの問題形式に完全に慣れられるのはもちろんのこと、スピードトレーニングも可能です。

また、すでにこの問題集を使って演習をしたことがある人もいるかもしれませんが、復習もすべてできていますか?

いろいろな問題集に手を出すよりも1冊をカンペキにこなす方が効果的です。

「TOEIC L & Rテスト 文法問題 でる1000問」を使って復習まできっちりすれば、文法問題はあなたの得意分野にできるはずですよ。

リスニング満点のコツは「英語を英語のまま理解すること」

リスニング問題で満点をとるコツはずはり「英語を英語のまま理解すること」です。

英語を英語のまま理解できないと単語力や文法力に長けていても、リスニングスコアをのばすのは難しいかもしれません。

なぜかというと聞いた音声を「日本語に訳す時間」がかかってしまうからです。

TOEICの場合、音声は次々に流れてきますし、音声と音声の間では問題や選択肢を読んで正解を選ばなければなりません。

つまり日本語に訳すことに時間を使っていると、その分問題や選択肢を読んだり、正しい答えを選ぶ時間が短くなってしまうのです。

英語を英語のまま理解するのは簡単ではありませんが、トレーニングをすれば実現可能です。

ここではTOEICリスニング満点をとるためのリスニングトレーニングとして、シャドーイング・オーバーラッピング・ディクテーションの3つを紹介します。

シャドーイング

シャドーイングとは、聞こえてきた音声を影のように追っていくトレーニングです。

シャドーイングの基本的なやり方

聞こえてくる音声に離れず発音していく必要があるので、スピード感を養うことができます。

また意味を把握しながら音声を聞いたり自分で発音することで、英語を英語のまま理解する「英語脳」が自然につくられていくのです。

ストレスなく聞き取れるくらいの素材から練習をはじめて、徐々に難しくしていくのがよいですよ。

オーバーラッピング

オーバーラッピングは英文スクリプトを見ながら、聞こえてくる音声と一緒に英語を読み上げていく勉強方法です。

オーバーラッピングの基本的なやり方

ネイティブ音声と一緒に発音することになるので、自分が発音している音とネイティブ音声の違いがシャドーイングより明確にわかります。

実は発音を間違えていた、ということにも気づきやすくなりますよ。

また自然とリズムやイントネーションもつかめるようになるので、リスニングスコアのアップにつながります。

ディクテーション

ディクテーションは他の勉強方法に比べて時間も手間もかかるので、初~中級者にはあまりおすすめしてこなかったのですが、TOEIC満点を目指したい上級者の方はぜひ実践していただきたい勉強方法です。

ディクテーションとは英語の音声を聞いて、それをそのまま紙に書き写していく勉強法。

ディクテーションの基本的なやり方

上級者がディクテーションをする目的は、自分の苦手を把握するためです。

自分が書いた英文と英文スクリプトを見比べれば、どこが聞き取れていないのか一目瞭然ですよね。

知らない単語ばかりで書き取りができないという場合は単語力の強化が必要だとわかります。

英語特有の音のつながりや音の欠落がわからなかったために書きとりができなかった場合は、基本的な英語の発音の法則を学んだり、音読・シャドーイング・オーバーラッピングなどで英語音声の聞き取りスキルを強化する必要があるでしょう。

冠詞や前置詞が抜けてしまうなど文法の間違いが多い場合は、文法書を使って苦手分野を復習しておく必要があるかもしれません。

ディクテーションで苦手を把握し、苦手を克服するための勉強をする、ということを繰り返していくことで、あなたのリスニングスキルを飛躍的に伸ばせますよ!

またリスニングで満点をとるためには、いろいろなネイティブの音声を聴くことも大切。

いろいろな人の話し方、発音、そしてネイティブの速いスピードに慣れておくことで、TOEICの変化球的な問題にも対応できるようになりますよ。

リスニング教材としては海外のニュースやポッドキャスト、洋画、海外ドラマ、TEDなど。

海外ニュースやポッドキャスト、TEDであれば無料で聞いたり、視聴できますね。

洋画・海外ドラマの視聴も定額サービスを使えばオトクに大量のリスニング練習ができます。

たとえばオンライン動画視聴サービスのhuluだと月額1,026円(税込)で動画見放題。

英語字幕をつけたり消したりもできるので、英語字幕を消してリスニング練習をしたり、英語字幕をつけて発言内容を細かく確認するなど、いろいろな使い方ができます。

またhuluには「10秒巻き戻し機能」もあるので、英語の勉強に使いやすいですよ。

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リスニング対策は「TOEICのリスニング対策に効果的な勉強法」でも詳しく紹介しています。

リーディング満点のコツは「速読力」

TOEICリーディングで満点をとるためには「速読力」が必須です。

速読力を鍛えるためには、大量の文章を、スピードを意識して読んでいくことが効果的。

教材を選ぶときのポイントは、難しすぎない文章を選ぶことです。

わからない単語や構文があまりにもたくさん出てきたり、専門的すぎる内容のものは、理解するだけで時間がかかり速読どころではありませんよね。

速読力を鍛えるときは、少しやさしいと感じるレベルの文章から始め、徐々に難易度をあげていくことがよいですよ。

すでに英字新聞もスラスラ読めるという人は、引き続き英字新聞を使って学習をすすめていきましょう。

興味に沿って、New York TimesTIMEthe Economistなど好きなものを選んでみてください。

海外の英字新聞が少しむずかしいと感じる人はJapan Timesからはじめてもよいですよ。

Japan Timesは日本のニュースが中心で知っている話題も多いので、欧米のニュースよりは読みやすいです。

また「英字新聞や英文雑誌はまだちょっと難しい」、「英字新聞や英文雑誌を読むにはまだ単語力がたりなさそう」と感じる人には、速読用の教材を使って勉強をはじめるのがよいと思います。

おすすめは「速聴速読英単語」

速読速聴・英単語Advanced1100

著者 松本茂、Robert Gaynor、Gail Oura
出版社 Z会
価格 2,530円(税込)

速読速聴・英単語Advanced1100の購入はこちら

文章を読みながら出てきた単語を覚えていく形式の単語帳です。

たとえば最上級「速読速聴・英単語Advanced1100」では英字新聞・放送記事が題材となっているので、英字新聞・英文雑誌を読む前の速読力・単語力強化にぴったりです。

とりあげられている分野も社会、政治・国際から経済・経営、科学・テクノロジーまで幅広くカバー。

「ギグ・エコノミー」「ビットコイン決済システムの経済学」など最近話題のニュースが入っているので、英字新聞や英文雑誌を読むときに、この本で学んだ内容が役立つ機会も多いはずです。

ちなみに「速読速聴・英単語」はシリーズになっています。

「速読速聴・英単語Advanced1100」で「速読」するのは難しいと感じる人は、中級レベルの「速読速聴・英単語Core1900」や中上級レベルの「速読速聴・英単語business1200」からはじめてみるとよいですよ。

また自分の速読力を測るために「Polyglots(ポリグロッツ)」というアプリを使うのもおすすめ。

Polyglotsは国際情勢、IT、ビジネスなどのニュースを読めるリーディングアプリです。

ニュースを読めるアプリは他にもいろいろとあるのですが、Polyglotsでは記事を読み終えるたびにあなたのWPM(words per minute:毎分語数)を教えてくれるので、日々の勉強で自分の速読力がどれくらい向上したかひと目でわかります。

基本的な記事のリーディング機能はすべて無料で使えますよ!

英語リスニング学習アプリ「Polyglots(ポリグロッツ)」

運営会社 株式会社ポリグロッツ
料金 基本無料(リスニング学習やオンラインレッスンなどは有料)
対応端末 iPhone(iOS)
Android (Google Play)

Polyglots公式サイトはこちら

なおTOEIC本番でスキミング・スキャニングといった速読テクニックを使うか、全文すべて読んで問題を解くかは、あなたの速読力次第です。

スキミングとは英語の文章を斜め読みする方法で、文章全体の大意をすばやくつかむテクニックのことをいいます。

一方でスキャニングとは、ある特定の情報を探しながら文章を読むことです。

あなたの速読力が非常に高ければスキミング・スキャニングといった速読テクニックを使用しなくても、余裕を持って問題を全問解くことが可能でしょう。

TOEICリーディングの制限時眼内に問題文や設問を全文読むほどの時間はないという人は、スキミング・スキャニングといった速読テクニックを使う必要があるでしょう。

自分にとってどのリーディング方法だと満点をとれるのか、事前に把握しておくことも大切です。

【勉強法3】公式問題集や模試でTOEICの問題に徹底的に慣れてTOEIC満点(990点)を目指す

TOEIC満点を目指すすべての人に実践していただきたいのが、公式問題集や模試を使ってTOEICの問題に徹底的に慣れること。

問題を解いて、間違えた問題に関してはなぜ間違えたのかを徹底的に理解しましょう。

模試を解いてTOEICの問題形式に完璧に慣れられれば、TOEIC満点はぐっと近づきます。

TOEIC満点取得者の中には年間400模試以上解いて満点を取得したツワモノも。

もちろん学校や仕事などの時間的制約で、これほど模試に時間を割ける人は少ないかもしれませんが、TOEIC満点をとるためにはそれほど模試を解く練習が欠かせないということです。

TOEIC模試を解いて、リスニング・リーディングを1~2問しか間違えない程度になれば、満点はすぐそこですよ。

ここでは公式問題集と上級者におすすめの模試をいくつか紹介します。

数をこなしてTOEICを徹底攻略しましょう!

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

TOEICテストの制作を請け負う米国のテスト開発機関が出版している公式問題集です。

本番と同じ問題形式で、TOEIC2回分の内容(計400問)を収録。

2021年6月現在、新形式に対応した公式問題集は7冊(1~7)販売されているので、まずは最新の7からスタートし、すべてやりきってから6、5とさかのぼって解いてみるとよいでしょう。

出版社 Educational Testing Service
価格 3,300円(税込)

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」の購入はこちら

TOEIC(R)L & Rテスト 精選模試 リスニング3

TOEIC(R) L & Rテスト 精選模試 リスニング3

TOEIC満点講師が本番のTOEIC試験を徹底分析して作成した本書。

本番より難易度の少し高い模擬試験が5回分収録されています。講師によるわかりやすい解説付きなので、独学で勉強するのに最適です。

また同様の形式でリーディング模試も販売されているので、こちらもチェックしてみてください。

2021年6月現在の最新版は「3」ですが、1~2もTOEIC新形式に対応しているので、必要なら1~2もやってみるとよいでしょう。

著者 中村紳一郎、スーザン・アンダートン、小林美和、ブラッドリー・トール
出版社 ジャパンタイムズ出版
価格 2,090円(税込)

「TOEIC(R) L & Rテスト 精選模試 リスニング3」の購入はこちら

TOEIC L & Rテスト でる模試 リーディング700問

TOEIC L & Rテスト でる模試 リーディング700問

リーディング模試700問、計7回分の模試が収録された本書。難易度は本番より難しく、問題の精度もよいと評判です。

とにかく模試をこなしたいTOEIC上級者におすすめの1冊となっています。

また同様の形式でリスニング模試も販売されています。

ただし1点だけ注意点があり、この問題集については解説がついていないので、わからないところは自分で調べて復習する必要があるでしょう。

著者 ハッカーズ語学研究所
出版社 アスク
価格 2,640円(税込)

「TOEIC L & Rテスト でる模試 リーディング700問」の購入はこちら

【勉強法4】TOEIC以外にも英語の勉強をしてTOEIC満点(990点)につなげる

TOEIC満点をとるためにはTOEICに限らず、英語をまんべんなく勉強をすることも大切です。

TOEIC満点を目指している時点であなたの英語力はすでに相当なレベルにあるでしょう。

それでもTOEICの点数が満点に届かない理由は以下の3つが考えられます。

TOEICが満点に届かない理由

  1. 苦手な分野(単語、文法、リスニング、リーディング)がある
  2. TOEICの問題形式や設問形式を完璧にマスターできていない
  3. TOEICの「変化球」的な問題に対応できない

1番目については、勉強法2で紹介したように、苦手の分野を重点的に勉強することで、対策ができるでしょう。

2番目については990点向けの参考書や模試を使ってたくさん練習することで対策ができます。

3番目のTOEICの「変化球」的問題に対応するためには、TOEIC以外の勉強をすることも必要になってくるでしょう。

TOEIC以外の勉強とは、以下のようなものです。

TOEIC以外の英語学習の例

  • 英字新聞・雑誌(New York Times, TIME, The Economistなど)
  • 洋書
  • 海外ニュース(BBC, CNN, ABCニュースなど)
  • 洋画
  • 海外ドラマ
  • ポッドキャスト
  • オンライン英会話
  • 英文添削
  • 英検1級対策
  • IELTS対策
  • TOEFL対策
  • TOEIC Speaking & Writing TESTs対策

たとえばTOEICでも、たまに英検1級に出てくるような難しい単語や表現が出てきたりします。

そのような単語は直接問題を解くのには影響しないことも多いですが、その部分が気になって英文を読む速度が落ちてしまったり、英文全体の理解度が下がったりします。

英検1級の勉強や英字新聞・雑誌・洋書などを読んで「高地トレーニング」をしておくことで、より満点に近づけるでしょう。

またIELTS, TOEFLなどTOEICとは分野の違う英語試験を勉強したり、TOEIC Speaking & Writing TESTsでスピーキングやライティングの勉強をすることで、単語や文法への理解度や運用能力を高めることも期待できます。

リスニングでも、たまに音のつながりや音の欠落に対応できずに聞き逃してしまうこともあるでしょう。

そういった問題を一問でも減らすために、洋画・海外ドラマ・ポッドキャストでリスニングのトレーニングをするとよいですよ。

洋画・海外ドラマ・ポッドキャストを使えば、ネイティブの速いスピードになれたり、音のつながりや欠落を聞き逃さないようにする練習が可能です。

またオンライン英会話を活用するのも一つの手。

オンライン英会話でネイティブ講師と話せば、今まで知らなかったネイティブの使う単語や表現を知ることもできるでしょう。

ネイティブのスピード感ある話し言葉に慣れるためにも最適です。

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TOEICで満点を目指しているのにTOEICから離れることに不安を感じるかもしれませんが、TOEICの変化球的な問題にも対応できる英語力がTOEICで990点満点をとるためには必要です。「あと数点~数十点で満点がとれる」という人は、「急がばまわれ」の発想でTOEIC以外の勉強もしてみましょう。

TOEIC満点をとるためには本番でミスをしない工夫も大切

TOEIC満点をとるためには本番でミスをしないことも大切ですよね。

ここでは本番でミスをしないために、私が大切だと思うことをあげてみました。

TOEIC本番で気をつけること

  • TOEIC試験会場に文房具を複数個持っていく
  • TOEIC試験に使用する文房具にこだわる
  • マークする箇所を間違えない
  • TOEIC試験本番はリラックスして取り組む

TOEIC試験会場に文房具を複数個持っていく

TOEIC試験当日は、文房具を複数個持っていきましょう。

リスニング中に鉛筆や消しゴムを落として、それを拾っていたら、数問落としてしまうかもしれません。

またリーディングの時間も、1問数十秒で解く必要があるため、鉛筆や消しゴムを落としてしまうと時間のロスに繋がり、結果として時間が足りなくなってしまう可能性があります。

万が一文房具を落としてしまっても、替えを持っていればすぐまたテストに取り組めるので、文房具は余裕をもって複数個持っていくと安心ですよ。

TOEIC試験に使用する文房具にこだわる

TOEIC試験ではマークシートを速く塗りつぶすために、鉛筆を使っている人も多いですよね。

でも普段使わない鉛筆を準備するのも面倒だし、やっぱり慣れていないから使いにくい……と思う人もいるのではないでしょうか。

そんな方は、マークシート用のシャープペンシルがおすすめです。

普通のシャープペンシルは0.5mm~0.7mmが多いと思いますが、ここで紹介するマークシート用のシャープペンシルの芯は1.3mm~2.0mm。

これなら芯の先が丸まったとき用に鉛筆を何本も用意する必要もないですし、便利ですよね。

価格もお手頃なので、気になる人は使ってみてはいかがでしょうか。

ぺんてるマークシートシャープペンシル

製品名 マークシートシャープペンシル
販売元 ぺんてる
価格 270円(税込)
特徴 鉛筆の書き味がそのまま再現された本商品。1.3mmの極太芯がわずか1往復でマークを可能に。紙への定着がよく、マーク読取り装置の読み取りやすさもばっちり。BとHBの2種類がある。

ぺんてるマークシートシャープペンシルの購入はこちら

ステッドラー製図用シャーペン

製品名 シャーペン 2mm 製図用シャーペン
販売元 ステッドラー
価格 827円(税込)
特徴 デッサンや製図、資格試験のマークシート記入に使えるシャーペン。グリップの安定感と低重心で疲れにくい。アマゾンのベストセラー1位商品(2021年6月現在)。芯の太さは0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm、1.3mm、2.0mmの6種類から選べる。

ステッドラー製図用シャーペンの購入はこちら

マークする場所を間違えない

基本中の基本ですが、マークする場所は間違えないようにしましょう。

マークの箇所を間違えたままどんどん問題を進めてしまうと、あとでマークを消して書きなおすというとんでもない手間が生じます。

満点を目指したい人にとっては痛いミスになりますよね。

マークする場所が間違っていないか注意して、ときどき自分が解いている問題とマークしている場所があっているか確認するようにしましょう。

もし回答に迷った問題があれば、以下のようにチェックを入れておくと、解答欄のズレや回答忘れを防げますよ。

TOEICの解答用紙に仮の印をつけておく

TOEIC試験本番はリラックスして取り組む

「今回のTOEIC試験こそは、満点を取りたい!」と意気込むとどうしても緊張してしまいますよね。

でもTOEIC満点対策をばっちりしたあなたなら、実力は十分あるはず。

本番はリラックスして実力を出し切ることが大切です。

どんな文章が流れるんだろう、どんな問題が出されるんだろう、とわくわくしながら取り組めるくらいの余裕が持てるとよいですね。

また前日はしっかり寝る、朝ごはんを食べる、などの体調管理も実力を100%出すためには重要ですよ。

【まとめ】TOEIC満点をとって自信につなげよう

この記事ではTOEIC満点(990点)を目指す人に向けたTOEIC勉強法を紹介しました。

TOEICで満点を取るための対策は以下の4つです。

TOEIC満点を取るための対策4つ

  • 苦手を完全攻略する
  • 参考書や模試を使ってTOEICの問題形式に徹底的に慣れる
  • TOEIC以外の勉強をしてTOEICの「変化球」問題にも対応できるようにする
  • 本番でミスをしない

どんなに英語上級者であっても、TOEIC満点をとることは簡単ではありません。

ですがひとつひとつの問題を徹底理解し、間違える問題を極限まで少なくすることでTOEIC満点(990点)も見えてきます。

TOEIC満点をとるとあなたの高い英語力を証明できますし、なによりTOEICに向かって努力して目標を達成したことは、あなたにとって大きな自信になるはずです。

TOEIC満点は英語上級者でも到達が難しい「高嶺の花」ではありますが、「TOEICで満点をとりたい!」と意気込むあなたならきっと満点をとれるはず。

ぜひチャレンジしてみてください!

執筆者:miyama
misakiの写真

TOEICで900点を取った英語マスター。大学入学後にはじめてTOEICを受験したときは670点だったが、英語学習を継続することで900点を実現。途中点数が上がらず悩んだ時期もあったので、その経験を共有し、多くの人のTOEIC点数獲得をサポートするのが目標。